film0066: ONLY ANGELS HAVE WINGS (1939)

March 12 2019 11:59

ONLY ANGELS HAVE WINGS
邦題「コンドル」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.82
国内映画レビューサイト偏差値:3.84
海外映画レビューサイト偏差値:3.79
だい評点:★★★
USA
1939年5月11日公開
監督:ハワード・ホークス
出演:ケイリー・グラント、ジーン・アーサー etc
製作・配給:コロンビア
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
バナナの輸送船の寄港地として栄える南米の町バランカ。米国人だが現地で郵便配達用の飛行機のパイロットとして働くジョーとレスは、下船した米国美人ボニー・リーに目をつけ、お酒に誘うことに成功する。入ったバーは、郵便局長のヴァンライターが経営する店で…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
現代ではいろいろ批判されそうなくらいの「男」の映画!
 
女性2人出てくるけど、
結果「男の生き方を邪魔しちゃダメ」
っていう描かれ方しかしてないからねー。
 
俺はそこに関して特に哲学を持ってないので、
こういう、男が命を懸けて挑んでいく系のストーリーは好きだけど、
極度のフェミな人は嫌なのでは?
ジェフがジュディに無理矢理水ぶっかけるシーンとか、あれはあかんで…。
 
 
この前観た「駅馬車」に続いてトーマス・ミッチェル。
ちょっととぼけた役をやらせたら上手いよな。
と思って観てたら、
パイロットをクビになって、嫌々ながらキルガロンとの和解。
おっ、急にシリアスキャラになってきた!
からの~、
えええええええ!!死ぬの!!!?????
泣く!泣くって!
 
正直、ジェフよりもキッドとキルガロンのほうがキャラ立ってるよな。
ジェフって「うるせぇ!男の邪魔をするな!」
しか言ってない。
最後の両側表のコインの伏線回収好きだけど、
 
素直に言えよ!!!!!!
 
とは思っちゃう。
素直に気持ちを口に出せない系()の男にはいいのかもだけど、
自分は全部隠さず口に出しちゃう系男子なので。
 
 
それにしても、飛行機のシーンとかよく撮ったなと。
質感的に基本は模型撮影だと思うんだけど、
それにしたってまだラジコンが無い時代に、
どうやって撮ったんだろな?
迫力とか普通に半端なくて、現代目線で観てもわりとすごい映像だと思うけど。
 
 
ってかさぁ、
邦題はダメでしょ。
原題がONLY ANGELS HAVE WINGSなのに、
コンドルも翼持ってるじゃん!
ってなって原題と矛盾するだろ!


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0065: LE BÊTE HUMAINE (1938)

March 06 2019 10:04

LE BÊTE HUMAINE
邦題「獣人」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.57
国内映画レビューサイト偏差値:3.49
海外映画レビューサイト偏差値:3.73
だい評点:★★
フランス
1938年12月23日公開
監督:ジャン・ルノワール
出演:ジャン・ギャバン、シモーネ・シモン etc
製作:パリ・フィルム
配給:仏リュクス・フィルム
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
蒸気機関車の機関士ジャックは、相棒のペクーと共に、パリからル・アーブルへ向かう機関車を走らせていた。ススだらけになりながら駅に辿り着いた二人を駅長のルボーが出迎えるが、彼は犬を連れて乗ろうとする財界の大物に対する女性客の苦情の対応に巻き込まれてしまい…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
最初の感想。
映像すげぇぇぇぇぇ!
 
蒸気機関車の車輪の付近から撮ってる映像の迫力やば!
当時なんて今よりもずっとカメラも大きかったし、大変だったと思うわ。
 
 
最後の感想。
クソしかいねぇぇぇぇぇ!
 
みんな!
結婚を!
何だと思ってんの!!!
 
え、フランス人ってみんなこんな感じなの??
こんなに欲の獣ばっかりなの?
 
あのさあ、
当然、ジャックのあの殺人欲が「獣人」なんだろうけど、
俺から見たら不倫ばっかしてる登場人物、
みんな獣人にしか見えねぇよ!!
 
 
故郷の女に好きだと言いながら、
すぐに人妻に熱上げ始めるジャック。
 
今ほしいのは友達。と言いながら、
離婚もしないまますぐに男に媚び始めるセベリーヌ。
 
もうね、理解できない!!!!
グランモランを殺したのはともかく、
妻を愛してる分だけルボーがいちばんマトモに見えるわ。
 
 
ストーリーを楽しむよりも、
当時のフランスの社会ってこんなんなんだ、
って観点がこの映画観るうえでの一番の楽しみ方。
 
鉄道が車輛ごとの個人経営なのかー、とか、
風向きでめっちゃ燃費気にしてるなー、とか、
修理の間、路線ダイヤどうなるんだろう、とか、
トイレ番とかも含め、駅で働く人みんなファミリー感なんだなぁ、とか。
 
高度に組織化されてる現代日本から見ると、
羨ましいところが、たくさん、ある。
 
チャップリンの「モダン・タイムス」の2年後のフランスは、
まだモダンじゃないタイム。
タイムはゴーズでバイなんだけど、
ゴーでバイしてない時代に、俺らは何を感じるのかな。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0064: SHADOW OF A DOUBT (1943)

March 05 2019 15:43

SHADOW OF A DOUBT
邦題「疑惑の影」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.54
国内映画レビューサイト偏差値:3.36
海外映画レビューサイト偏差値:3.90
だい評点:★★
USA
1943年1月12日公開
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:テレサ・ライト、ジョセフ・コットン etc
製作・配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
ニューヨークのアパートメントで、多量のドル札を部屋に散らばらせたまま、男がベッドに横たわっていた。家政婦からスペンサーと呼ばれるその男は、2人連れの男が訪ねてきたという報告に対し、敵愾心をむき出しにするが、窓の外にはまだ2人が張り込みをしていて…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
終わり方~~~~~!!!!(涙
 
この終わり方は、ないっっ!!!!
あれだけいろいろやってきて、
体力も明らかに差があるにも関わらず、
偶発的な事故で終わりとは!!!!!
 
階段の踏み板に細工したり、
車庫に閉じ込めたり、
計画的に始末しようとしてたのに、
最後だけ力ずくで行って終わるとは!!!!!
 
戦時中だからかもだけど、
やっつけ仕事にも程があるよ~(涙
 
 
プロット自体は新基軸なんだよなぁ。
取材に来たという怪しい2人組の正体は!?
叔父の正体にチャーリーはいつ気付くのか!?
 
普通はこの2つで引っ張っていくとこを、
あっさり中盤で終わらせて、
後半は叔父チャリの正体に気付いてしまった姪チャリ。
姪チャリに気付かれたことを気付いてしまった叔父チャリ。
しかも叔父チャリは自分が容疑者として追われてるから助けてと乞う…。
 
新しいやん!!!!!!
 
でもな!
 
せっかく登場人物キャラ立ちさせたのに、
何も活かされてないの、なぜ!!!!!
 
推理小説オタクの父と友人。
弟のことを溺愛する母。
やたらと勘が鋭い妹。
 
このキャラ設定!
どう考えても!
伏線でしかないだろ!!
何一つ!
使わず終わるとは!!
何のためのキャラ設定やねん!!!!!!!!!
やっつけ仕事にも程があるよ~(涙
 
 
自分の記事読まれたくないからって新聞紙で家を作るアイディアとか、
それにすぐ気付いちゃう姪チャリとか、
序盤のスリリングやべぇ…やべぇ…ってなるのに、
中盤で叔父チャリが全部明かしちゃったの、
それが良くなかった気もするな。
 
やっつけ仕事だから仕方ないよ~(涙


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0063: STAGECOACH (1939)

March 01 2019 11:12

STAGECOACH
邦題「駅馬車」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.82
国内映画レビューサイト偏差値:3.78
海外映画レビューサイト偏差値:3.90
だい評点:★★★
USA
1939年2月10日公開
監督:ジョン・フォード
出演:ジョン・ウェイン、トーマス・ミッチェル etc
製作:ウォルター・ウェンジャー・プロダクション
配給:ユナイテッド・アーティスツ
◎アカデミー作曲賞、助演男優賞
◎NBR男優賞
◎NYFCC監督賞
◎ファロ島映画祭脚本賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
1885年。ジェロニモが率いるアパッチが牧場を焼き払っているという情報が入る。騎兵隊のもとにはローズバーグの街からジェロニモの脅威を知らせる電報も入り緊張が高まる中、ローズバーグへ向かう途中の駅馬車がトントの街に到着し、馬を替える間、乗客たちはひとときの休憩を楽しむのだが…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
いや、ってかねぇ、
これやばすぎん?
 
今でこそさ、特撮とかCGとかでいくらでも派手なアクションシーンってあるけど、
スタントだけでこのアクションとか、
人間の限界超えてね??
 
全力で疾走する馬群の中を平気で落馬するし、
馬から馬に飛び移るし、
走る馬にひきずられるし、
そもそもそれを併走してカメラで撮ってるし、
もう、わけがわからないよ…
 
死んでもおかしくない、
というか、
普通死ぬ。
 
 
わりとストーリー自体は退屈なんですよ。
群像劇としての評価は高いっぽいんだけど、
少なくとも自分にはハマらなかった。
 
リンゴ・キッドがそこまで駅馬車に乗るのにこだわる理由もわからんし、
ダラスに求婚するほどまでに急に惚れた理由もわからん。
いつまでも文句言ってる奴の気持ちもわからんし、
ルーシーは情緒不安定すぎるし。
 
観てたのが夜中だったのもあって、
正直途中眠いなーと思って観てたんだけど、
 
 
マジであのアクションシーンで完全に目が覚めたわ!!
 
もうギンギン。
清田あたりでギンギンギン。
もはやあのシーンだけ上映してても全力推薦するレベル。
 
 
むしろあの場面で終わってくれたほうが良かったよな。
インディアンの襲撃シーン終わったら、
またどうでもいいようなリンゴの個人的な撃ち合い物語。
この映画のメインプロットって、
「非戦闘員たちが乗った駅馬車が危機を脱出できるか」
ってとこで、そのカタルシスが終わっちゃってるから、
リンゴのことなんて正直どうでもいいんだよなぁ。
もともとたぶんみんなリンゴに感情移入して観てないし。
 
っていうところでちょっと余韻が無くなっちゃうのが残念。
でもマジであのアクションだけは何百回でも観れるわ。
DVD時代に生まれてよかった。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0061: THE ADVENTURES OF ROBIN HOOD (1938)

January 17 2019 14:22

THE ADVENTURES OF ROBIN HOOD
邦題「ロビンフッドの冒険」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.49
国内映画レビューサイト偏差値:3.29
海外映画レビューサイト偏差値:3.90
だい評点:★★★
USA
1938年5月12日公開
監督:マイケル・カーティス
出演:エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド etc
製作・配給:ワーナー・ブラザーズ
◎アカデミー美術賞、編集賞、作曲賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
1191年、獅子心王リチャードは十字軍の遠征に出るにあたって、留守中の統治を親友のロンシャンに任せていた。王弟ジョンは軽んじられたことを恨み、自分を支持する貴族らと謀議を巡らせ王位を簒奪しようとしていた。一方でジョンのサクソン人に対する圧政は反感を買い…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
あの!有名な!ロビン・フゥゥゥッッド!!
普通程度の教養のある人なら、
名前だけは!みんな知ってる!ロビン・フゥゥゥッッド!!
 
ただ、
どんな話か知ってる人って、
たぶん日本人じゃそんな多くない。
正直、ロビン・フッドとウィリアム・テルがごっちゃにならない?
俺は、なる!
ごっちゃ王に、俺はなる!
 
でも、ごっちゃになるということは、
少なくとも両者ともに間違いなく弓の名手なのだ。
 
というわけで、
初のロビン物語を楽しむのであーる。
 
 
をををっっっっ!カラー映画!!!!!!!!
 
1938年なのにカラー!
ごく初期のカラーなので、目がチカチカするような色彩!
俺が子供の頃の古い海外ドラマ(名犬ラッシーとか)もこんな色だったなぁ。
とか思いつつ。
古い記憶だから違うかも。
 
 
ををををを!派手なアクション!!!!!!
 
枝をくるくるしたりとか、
アクロバティックなアクションって古い映画であまり見た記憶なかったから、
1938年にして今の戦隊もののような動きをしていることに感動。
特撮すらマトモにない時代によく撮ったなぁ。
 
 
ストーリーもね、
やっぱこういう伝承の類はちょっと破天荒でもいいし、
ベッタベタの勧善懲悪でも溜飲が下がるから良いね!
 
リアリティがない?
古くからの伝承だから、これでいいのだ!
 
と納得させる力があるからこういうのは強い。
 
 
もうね、水戸黄門と一緒ですわ。
特に小難しいことを考える必要がないし、
登場人物の心なんて、善と悪しかないから、
ただひたすらにバッタバッタとなぎ倒すのを見てなさい!
くらいの割り切り。
清い。
 
 
ロビン・フッドってこういう人なのな!
という知識も含め、
映画史初期の娯楽作を堪能させていただきましたぞ!
ごちそうさまでした。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0060: BROKEN LULLABY (1932)

January 17 2019 13:42

BROKEN LULLABY
邦題「私の殺した男」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.90
国内映画レビューサイト偏差値:3.99
海外映画レビューサイト偏差値:3.74
だい評点:★★★★
USA
1932年1月19日公開
監督:エルンスト・ルビッチ
出演:フィリップス・ホームス、ナンシー・キャロル etc
製作・配給:パラマウント
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
1919年11月11日、初めての終戦記念日にパリは沸き返っていたが、祝砲の音に戦時中の記憶が蘇り気の触れる傷病兵もいた。教会では戦争に行った兵士たちが集まっていたが、解散後も席についたまま一人だけ帰らない男がいた。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
号泣に次ぐ号泣!
泣くだろこんなん!!!!
 
 
ウダウダしてねぇで、言うことはちゃんと言えやぁぁぁ!!!
と終盤まで思いながら、
ちょっとイライラモヤモヤサラサラチクチクして観てたんだけども、
 
全ての幸せを取り戻したかのような老夫婦のあの姿!!!!!
 
あれを見ると、
全てを正直に言うことが正しいのかどうかわからなくなるな…
 
 
そしてね、
結局女は強いんだなとか何とか。
 
あの状況で、
とっさに全てを赦して、
そして、
お世話になった二人の夢を壊さないで、と、
二人を幸せにするためにここで生きて、と、
言えるかふつう?
 
その時のエルザの意を決した表情、
あの頃と今、
失われた時間を繋ぐかのように奏でられたピアノの音色。
 
泣くだろこんなん!!!!!!
 
 
どんなにつらくても、
どんなに苦しくても、
それを乗り越えようと決意した時に、
その時に素敵なものが生まれるんだろうな。
 
逃げてちゃダメよ、
って、エルザが言った。
 
うん、がんばろう。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0056: SABOTAGE (1936)

January 09 2019 10:37

SABOTAGE
邦題「サボタージュ」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.35
国内映画レビューサイト偏差値:3.30
海外映画レビューサイト偏差値:3.44
だい評点:★★★
UK
1936年12月2日公開
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ジョン・ローダー、シルヴィア・シドニー etc
製作・配給:ゴーモン・ブリティッシュ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
ある夜、ロンドンで大規模停電が発生した。何者かが発電所に侵入し、工作活動を行ったのだ。突然の停電に街は大パニックとなったが、急遽マッチや蝋燭を売るなど抜け目ない者もいた。そんな中、映画館では入場料を払い戻せと客が騒ぎ出し…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
レビューとかを読んでると、相当賛否両論あるけど、
 
俺は好きだぞ!!!!!!
 
 
子供に爆弾を運搬させた結果、
思った通りに着かずに子供が爆死しちゃう。
 
それを、
ワー不謹慎だの、
キャー娯楽作としてどうのだの、
 
知るかぁぁぁぁぁぁぁ!!
 
 
不謹慎厨か!
プロ市民か!
 
ヒッチ本人や昔の客がワーワー言うのはまだいい!
昔だからな!
 
いま!
世界のあちこちで!
テロリストがやってる常套手段だろがぁぁぁぁ!
まずは!
世界のテロリストどもに言えやぁぁ!
まして!
今回は!
殺す気無かったやろがぁぁ!
自爆させる気満々のテロよりよっぽどマシじゃ!
現実を突き付けて問題提起するのもまた映画だろが!!
現実に起こってること(よりもさらにソフト)まで規制したら!
何も表現できなくなるやろ!!!!!
 
はぁ…はぁ…
すみません取り乱しました。
 
 
何にせよな、
その怒りで遂に夫を刺し殺すところから、
結局今までの爆破テロの準備が伏線となっての映画館の崩壊まで、
わりとヒッチっぽくない!
でも、イイ!!!
 
間の細かいことよりさ、
最後の最後で正義が勝つ。
 
それでいいじゃない。
 
ヒッチコック作品の娯楽性ってそこが全てだと思うんだけどなぁ。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0055: IT HAPPENED ONE NIGHT (1934)

January 07 2019 11:27

IT HAPPENED ONE NIGHT
邦題「或る夜の出来事」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.95
国内映画レビューサイト偏差値:3.91
海外映画レビューサイト偏差値:4.02
だい評点:★★★
USA
1934年2月21日公開
監督:フランク・キャプラ
出演:クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール etc
製作・配給:コロンビア
◎アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞
◎ナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀作品賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
富豪アンドリュースは、娘エリーを無理矢理所有船に乗せて船旅に出るが、父親に黙って放蕩者ウェストリーと婚約したことを巡り父娘の激しい口論が始まる。頑として聞かない父親に立腹したエリーは、甲板から海に飛び込んで船を脱出する。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
ロマンティィィィッッッッック!
 
基本ね、ラブロマンスもの好きじゃないんだけどね、
いや、面白かったわ!
 
ってかさ、
エリー全然美人じゃないじゃん?
しかも性格悪いじゃん?
ピーターだってわりと性格悪いじゃん?
 
途中まではね、
イライラしかしない。しない。
でもな。
 
 
惹かれ合い始めてからの二人の気持ち、
わかりすぎる!!!!!!!!(涙)
 
それなんだよ!
男の矜恃!
ジェリコの壁!
好きなんだけど、自分のものじゃないから!
もともとそういうつもりで同行したわけじゃないし!
あー!あー!
って。
 
わかる!!!!!!!!!!
 
 
お互い好きだからこそ、
悪いほうに悪いほうに考えちゃって離れることになって、
そしてその後の、父親に啖呵切りにいるピーター!
「金目的じゃねぇんだよ!」
って、
 
わかるぅぅぅぅぅ!!!!!!(号泣)
 
 
「自分のものじゃないから」
って作ったジェリコの壁ってね、
要するに自分の気持ちに整理をつけるための壁なんですよ。
 
もうね、
必要ないよね、って。
 
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ロマンティック。
 
 
今は子供っぽいロマンスしかないから、
プライド溢れるロマンスはいいな。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0054: 時空の旅人 (1986)

January 06 2019 08:07

時空の旅人
 
映画レビューサイト総合偏差値:2.83
国内映画レビューサイト偏差値:2.75
海外映画レビューサイト偏差値:2.99
だい評点:★★日本
1986年12月20日公開
監督:真崎守
出演:戸田恵子、村田博美 etc
製作:角川春樹事務所
配給:東宝
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
新暦392年、NEO TOKYO。謎の要塞の中を必死に逃げ回るもついに捕らえられてしまう夢を見て一人の若い男が飛び起きた。彼は時空転移装置を小型ポッドに搭載して建物から脱出するも、追っ手の放ったミサイルに被弾してしまい、ついに時空転移装置を起動させる。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
時空の旅人といえば、
俺の世代にはあの!超クソゲーなケムコのファミコンソフトで有名なわけですが!
俺もやったことあるけど、あれはマジで稀代のクソゲー。
でも映画はさすがにクソ映画ではなかったから大丈夫!
むしろこの内容をよくあそこまでクソゲー化したなというほうがすごい。
 
 
とりあえず萩尾望都のデザインしたキャラクターが派手。
眼がデカいもんなぁ。
でも等身とか動きがリアル路線だから嫌いじゃないぞ。
というかどっちかというと好き寄り。
 
まぁよくあるタイム・リープものだけど、
日本人にタイム・リープものが相当容易に受け容れられるのって、
どう考えてもドラえもんの功績でかすぎるよなぁ。
 
ぼく桃太郎のなんなのさが一番すき。
昔からバケルくんがめっちゃ好きなんだけど、
バケルくんって藤子F作品の中でも知名度低くない?
 
 
本能寺の変を起こらなくする勢(敵)と、
歴史は改変しちゃダメ勢(味方)の戦いが繰り広げられる!
 
という筋書きが、
実は本当に未来を憂えてたが故に、
本能寺の変を起こらなくして強い支配者の元に世界を守ろう、
そして核戦争で荒廃する未来を消してしまおう、
という信念の元に敵も戦っていたことが判明!
 
さぁ、どうする!
 
っていうプロットって、地味に結構優秀だよな?
評価が低いのは、登場人物のほとんどから意思が感じられないとこかね。
テコとか先生とか、
もはや現代に戻りたい意思すら失われてきてるから、
危機感皆無だからな。。
 
 
同時代的にどう思われてたのかはわからないけど、
回顧的に見ると、めっちゃ角川映画って感じする。
中学生受けしそう。
 
でも萩尾望都って、当時でももっと上の年齢層向けだよなぁ。
そのへんかな?


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

film0052: MODERN TIMES (1936)

January 04 2019 23:52

MODERN TIMES
邦題「モダン・タイムス」
 
映画レビューサイト総合偏差値:4.10
国内映画レビューサイト偏差値:4.03
海外映画レビューサイト偏差値:4.25
だい評点:★★
USA
1936年2月5日公開
監督:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン、ポーレット・ゴダード etc
製作:チャールズ・チャップリン・プロダクション
配給:ユナイテッド・アーティスツ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
地下鉄から出てきて一斉に工場へ向かうエレクトロ鉄鋼会社で働く労働者の波。彼らは一糸乱れず次々にタイムカードを押して整然と持ち場につき、始業のベルに合わせて作業を開始するのだった。一方社長室では、社長がカメラで各班の作業を確認していて、第5班にスピードを上げるよう指示を出した。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
初チャップリン!
時が過ぎ、貴方が消えてもずっと待っていたチャップリン!
Oh, ロンリー…
 
ブラックユーモアだってチラっと聞いてたから、
モンティ・パイソンみたいなアイロニーしかないやつをイメージしてたんだけど、
 
まさかの人情話だった!!
 
貧困にあえぐ二人が心を通じ合わせる物語。
想像してなさすぎて心の準備できてませんこんにちは。
後半から急にそっちに舵を切るとは何ともはや。
 
 
前半はアイロニーまじりながらも、
軸足はお笑いのほうよね。
 
そう考えるとパイソンズって黒すぎなのでは?
トゥー・ブラック。
よろしく。
 
サイレントはコメディ向きなんだろうなぁ。
ドラマと違って、余計な字幕とかも不要だから、純粋に面白かったわ。
チャップリンとかキートンとか、サイレント時代にコメディ・スターが多士済々なのはそれかな。
 
っていうか自動食事マシーンやばい(笑
あそこだけでこの作品観る価値ある!!
どうやって撮影したのかめっちゃ気になる…
 
スピードアップしたあとのコーンとか、
死んじゃう!!!!(笑
 
 
そう考えるとやっぱり後半の人情話部分がなぁ。。。
コメディ的なもの云々だけじゃなくて、
女のコに対する接し方が自分と違いすぎて共感できない!(笑
 
女のコの前で情けない男を見るとイライラしちゃう。
うは、ラブコメ観るの絶対向いてないタイプ!
そういう意味では、おどけたキャラってあんまり得意じゃないから、
基本的にチャップリンの映画は向いてないような気がした、そんな初プリン。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。