月別アーカイブ: 2月, 2005

さんきゅ、まいほーむ。

February 27 2005 22:57

いよいよ最後の日である。
 
最初に競馬場内で仕事をしたのは3年の時だからまだ20の時だなぁ。
6年前かぁ(懐)
んで、道協建設のほうじゃなくJRAのほうに雇われたのがM1の時だから22の時だな。
4年前かぁ。
中学3年の時から通っていた札幌競馬場が職場になり、
んで4年間毎週通い続けた日々も、今日で終わりなんですよ。
さらば青春(謎)
まぁ良くも悪くも、
いい人や悪い人に出会って、
いいこともあり悪いこともあり。
最初のうちはとにかく肩身が狭かったし、居心地も最悪だったけど、
一昨年の秋に新人がたくさん入ってきてからは、
明茶と並んで俺の精神的主要コミュニティであった部分はあるし。
 
それも今日で卒業かぁ。
わたし、普通の男の子に戻ります(誰)
まぁ26でフリーターってのも、世間一般的普通の男の子ではないわな。
いくらやりたい仕事以外絶対妥協しない故の立場だったとはいえ。
まぁ、お陰様でやりたい仕事(60%程度重なる)に就けたのも、
競馬場という場が俺のモラトリアムの生活根拠だったからってのがあるし、感謝感謝。
 
昨日の時点では、むしろ新しい仕事への期待感とかそーゆーのばっかりでこっちが無くなる実感ってのは湧かなかったけど、
なんかいざホントに最後となると、ちょっくら物寂しいんだよなぁ。
同僚たちが皆わざわざ「お疲れ様でした」なんて言いに来ちゃって、
いやん、俺がいなくなって淋しいんだろー(ぐへ)
なんて思っちゃったりするけど、
その実は「あーいなくなってくれてせいせいするなー」なんて思ってるかもしれないわけで。
どっちなんだろなー。
 
まぁそんなこんなで、JRA札幌競馬場サラバ号出発。
全員、最敬礼。



Categories: 普通の日。

とある文章を読んで考えた、とある独り言。

February 26 2005 01:54

そもそも人によって「適切な距離」が違うからこそ、
それを気にする必要が無いのではないかということ。
 
お互いに必要とする距離が同じであれば、そこに安定感は生まれるし、
そうでなければ、そこには不安定しか存在しないだろう。
人間は無意識的に必ず安定感を求める動物なので(「自分は不安定を求めている」と思い込む人もいるが、それはそう思ってるという自意識が安定感を生み出しているのだと思う)、二者間の距離が不安定に感じる時、
それがお互いに「適切な距離で大切に付き合い続けていきたい人」だという意識があるのであれば、
話したりしているうちに自然と適切な距離に移行するはずである。
 
だから、それをいちいち気にし過ぎていると、
それは自然な調和を阻害する要因にしかならない。
自分は自分でいるべきなのだ。
人間というものは完全にイーブンな立場に立っているのであって、
もしそれで安定が生まれないのならば、
どっちがどうしようとも不安定は解決しないだろう。
 
そんなものだ。
気にする必要は無い。



Categories: 考える。

近づいていく?それとも。

February 25 2005 21:22

それは知ったことではない。
感情の先に理性があるのか、それともその逆なのかは、
行動を論理的整合性のもとに収斂するためには重要ではあるけれども、
必ずしもそれが自分の規範となりうるかは疑問が残る。
結局のところ、それが衝動と呼べるならば、
同時にそれは自分の中においてはある種の論理が存在しているのであって、
それが客観的な大多数的価値観からは否定されるような内容であったとしても、
その衝動は抑圧してはならないのだ。
 
決戦と停戦の金曜日。



Categories: トンガリ。

こどもごろし。

February 24 2005 19:02

せなけいこの絵本にハマってしまった。
いや、近年のは興味ないんだけど、30年くらい前の作品。
「あーんあん」と「ふうせんねこ」と「いやだいやだ」「ねないこだれだ」の4つ。
シュールすぎる。。。
子供の頃にこの絵本に出逢ってたら人生変わってたかも。



Categories: カルチャーの嵐。

えらいこっちゃ。

February 23 2005 02:46

夜、ドンキーのミュンヘン店まで食事に行ったのよ(本州の人とかには何のことかさっぱりわからんだろう文章(笑))。
んで帰ってきたのよ。9時半頃。
風呂入って、さぁメルでも来てるかしら、と思って携帯見ようとしたら、
あれ?
あれ?
どこにもねーの。
 
 
いやぁ、急カーブ切った時にシートの横やら下に落ちて車の中に置き忘れー、
ってこともたまにあるんで、そーだろぅと思い、探索しに行ったものの、
それでもねーの(汗)
 
いや困ったなぁ。部屋のどこかに無意識に置いたかなぁ、
と思い、いろいろひっくり返して探してみる。
でも、やっぱりねーの(倒)
 
普段サイレントにしてるから音は鳴らないけど、
とりあえず窓が光れば少しは頼りになるかな、
と思ってIP電話でかけてみるが
「お客様がおかけになった電話番号は、只今電波の届かないところにおられるか、、、」
いやーん、使えねー(萎)
そういえば最後に見た時、バッテリー残量1だったなぁ。
最近電池の減りが異常に早いからなぁ。。。。
 
それにしても何処にも無い。
もしかしてドンキーに忘れてきた?と思いHPで調べてミュンヘン店に電話してみる。
「すいません、そちらに携帯電話の落とし物届いてないですかね?」
「何色の携帯でしょうか?」
「水色なんですけど」
「少々お待ち下さい」
をっ、届いてるのかな?と期待しつつ待たされること約1分。
電話に出たのはさっきと違う店員。
「こちらには届いてないです」という非常に無愛想な返事。
っつーかそれだけのことに1分も待たせるんじゃねー(殴)
 
となると、帰りに寄ったマートか、
はたまたドンキーの駐車場か。
仕方がない。外に落ちてるとすれば既に残骸になってるだろうが、骨だけは拾ってやらう。
それが2年という月日を共にした戦友へのせめてもの餞だ。
 
とりあえずマートで駐車場を探し、店員にも訊いてみるが収穫無し。
さて、ここから車で30分。可能性最後の探索地はミュンヘン大橋アーバンサイトの駐車場なわけだ。
というわけで、もぅ12時と時間も遅いし、早く寝たいし、運転してる時間が長く感じるのよ。
 
12時20分、現地到着。
車停めた場所はちょうどコーンが2基置いてあったトコだから覚えてるんよ。
をっ、ちょうど車停まってねーや。
というわけでそこの前に車を停車し、窓開けて見てみると、、、
ん?
何やら物体らしきものを視認。
急いで降りて駆け寄ってみると、
 
見覚えのあるフォルムにファイティーくんストラップがこっちを見てるではないですか!
 
いやーん感動。
こんなトコに落ちてるとは。
カーブでシートの横に落ちてたのが、ドア開けた時に落ちた可能性大。
すぐに救い出してムーくんへ戻る。
その横に停まってた車の助手席の女がこっち見てて恥ずかしかった(羞)
 
何はともあれ、残骸になってなかったとは奇蹟。
よくよく見ると、蓋側には軽い罅、裏返してみりゃ、バッテリーパックのとこが激しくへこんどるやないの(泣)
あーこりゃ踏まれたなぁ。
さすがに生きてはいないだろうけど、基盤が無事ならもしかしたらデータは救い出せるかなぁ、
と思いつつ電源ボタンをポチっとすると、
 
ピロリロリ~♪
 
ってヲイ!なんで生きとるん(倒)
はげしくヘコんでるバッテリーは無事なんでしょうか(汗)
開けたら再起不能になりそうで、開けて直接確認することはしたくない(ひぃ)
 
というわけで、3時間の格闘の中救出したSAちゃんだが、とりあえず今はかろうじて生きてはいるもののこのバッテリーのヘコみはいつ死んでもおかしくない気がする。。。
いよいよ機種変の時期なのかぁ。。



Categories: 普通の日。

でもアンチェイン。

February 17 2005 20:26

ぐは(血)
 
ジャスコ平岡へ買い物に行く途中、電話が入る。
「社長がぜひ来て欲しいと言ってますので、採用と考えて間違いないと思いますよー」
と人事の方からのお言葉。
いつまで経っても連絡が無いんで、メール送り、
んで更に昨夜ちっちと我等のサークルの聖地・美香ドンへ夕食に行った際、
「それとなく訊いといて~」と要請したのが功を奏したか。
何はともあれ、
 
社  会  人
 
なのですよ。
あぁ嫌だなぁ。自由気ままに動けない身分上の縛りが。
でもまぁ、やりたい仕事なんでそんなにアレ(どれ)な気持ちは無いけど。
自分のやりたいことが形にできるようになってったら、
もぅ休日も女のコもいらなくなるくらい没頭しそうだなぁ俺。
やりたいことができないようだったら血反吐吐くと思うけど(笑)
 
まぁ社会人といっても、自由人であることを追求した結果としての会社なんで、
今まで通り自由人であることには変わりはないと思われる。
D’s Ave.も変におとなしくなったりはしない。
っつーかむしろ自由人度が増すかもしれん。危険分子だなぁ。
 
ということで、ネクタイやら何やらを買わねばならん。出費だなぁ。



Categories: つらつらと。

Eさ。

February 15 2005 21:24

「あの二人ならそのまま結婚まで行くんじゃない?」
 
なんて誰もが認める安定かぽーがダメになったという、
いかにもありふれた話。
 
でもやっぱ自分の身近でこういう出来事が起こるのは、ちょっと寂しい。
距離に勝てなかったのか、
それとも猜疑心やら不安やら、日々の些事の疲れに勝てなかったのか。
そのあたりはこっちには窺い知り得るところではないが、
日常の様々な喜怒哀楽を共有するということをもっと大切にしなければ、
すれ違いが起こるのは避けられなかったのだとは思う。
 
お互いに初めて付き合う相手ということで、
初めての別れってのはダメージがデカいとは思うが、
彼女のほうは強いコだから大丈夫。
彼のほうはメンタル面も弱いので心配ではある。
初めてフラれた時ってこたえるんだよなぁ。
いや、何回目でもかなりこたえるけど(倒)
 
まぁ、こういう時のために俺らはいる。
気持ちが前に向くその時まで、
いくらでも俺らを使ってくれりゃいい。
 
 

彼女浮気 俺は本気 知らずバカな俺は元気
眩しすぎて見えなかった彼女の演技
振られ飲んで吐いてしがみついた便器
目が醒めた所ペンキ塗り立てのベンチ
でも問題ねぇ生まれつきの脳天気
七転び八起き俺等傷だらけの天使
くよくよしてても始まらねぇし
いい女見つけてそいつにチェンジ
 
俺は今空を見上げてる でなきゃ涙がこぼれる
君が去って行った理由解らず 俺は今一人きりになる
もしもう一度君の笑顔見られるならばそれが俺を癒せる
「ちょっと待てて おみゃ一体ゃ何が言いてぇんだ
愛だ恋だそんなのは問題じゃねぇんだ
奴がダメならば次の女行ったればえぇんだ
だで元気出してもっかい行こうかさぁCom againだ
愛だ恋だそんなのは問題じゃねぇんだ
奴がダメならば次の女行ったればえぇんだ 」
(Ackee & Saltfish「TELL MI DE TRUTH」)



Categories: つらつらと。

脆弱めんたる。

February 12 2005 21:05

ダメージを受けている時は孤独でいたい。
 
生暖かい慰めや励ましは、
それはとても嬉しいものではあるけれども、
でも結局は一過性のトランスに過ぎないわけで。
ケミカルと一緒で、
効果が切れた後に残るのは以前より激しい孤独感。
つきつめれば、
苦痛から脱するには、
時間をかけて、自分を道化として笑い飛ばせるようになるまで耐えるしかないわけだ。
 
もともと他人に寄り掛かるようにできていない。
親にも甘えず、ここまで自立欲の塊として生きてきたわけで、
そういう時に誰かに寄り掛かることができれば少しは楽なのかもしれないけど、
俺にはできない。たとえしたくとも。
そうすることが悪いとかそういうことではなく、
単に俺にそうするだけの能力が無いから。
それは俺が強いからではなく、徹底的に弱い人間だからだと思う。
弱いからこそ、自分というものに依拠していくしかないのだ。
それを外れた瞬間、俺の貧弱な精神力では、
俺の俺たりえるシステムは瓦解する途を辿らざるを得ない。
 
甘え上手は人生上手。
できない人間は、苦しさを噛み殺して笑顔を作るしかない。



Categories: 感情。

止揚。

February 10 2005 18:45

何をするにだって、自分の価値観だけで物事を決めるってのはどうかと思うのよ。
自分の価値観云々ってのが悪いとかそーゆーこと言ってんじゃなくて、自分の視野で見えることなんて見落としがあるかもしれないんだし、それだけが正しいと思って行動するのなんて間違いの元だ。
結局はアウフヘーベン。いろんな価値観をどんどん受容しながら、自分の価値観を後押しするも良し、補足するも良し、修正するも良し。
他人の意見に流されて自分の価値観を見失うのは問題外だが、他人の視点を全く気にせず、自分の価値観だけに拘泥するのも無意味だ。
それは自分の持っているその価値観を正しいものと信じて行動しているのではなくて、「他人と違ったことをしている自分に酔っているだけ」だ。
いろんな価値観を取り入れて、そのうえで最上のものを作り選んでいく作業を経ない限り、それはどこまでも独善の域を出ない。
逆に言えば、様々な価値観を受容しながら、それらのいいトコ取りで最上のものを選択して行動するのであれば、例えそれが他人の価値観と大きく違うものであっても、すでにそれは独善ではない。
その差がわからなければ、そこにはアウフヘーベンが存し得ないわけだし、
そうであれば、そこに人間としての成長は無く、本当の意味で自分らしい生き方なぞ出来るわけもないのだ。
自分オリジナルなベクトルってのはそんなもんだ。
それをはき違えては、いけない。



Categories: 考える。

グリームニルの歌。

February 06 2005 23:34

今さらながら改めて気付かされる。
やっぱ俺、女のコよりも、スポーツよりも、どんな娯楽よりも、音楽が好きだ。
 
可愛いコと出会っちゃったりなんかして、
ちょい仲良くできちゃったりなんかして、
そんで浮わついて何も手につかなくなっちゃったりすることも多々あるけど、
でもそんな強烈な熱病も結局はすぐに冷める。
自分の目の見ているもの、
自分の身体の向いている方向、
そんなこんなのいろいろな俺内ベクトルの指し示す先こそが、
俺の一番大事なものなんだろぅな。
 
嫌になっても、
上手くいかなくても、
それでも尽きることの無い熱情の温度は、
ちょっとした迷妄の中にも根底に流れ続ける、
俺のユグドラシルを支え包みこむ大切な何か。



Categories: つらつらと。