film0055: IT HAPPENED ONE NIGHT (1934)

January 07 2019 11:27

IT HAPPENED ONE NIGHT
邦題「或る夜の出来事」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.95
国内映画レビューサイト偏差値:3.91
海外映画レビューサイト偏差値:4.02
だい評点:★★★
USA
1934年2月21日公開
監督:フランク・キャプラ
出演:クラーク・ゲーブル、クローデット・コルベール etc
製作・配給:コロンビア
◎アカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞
◎ナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀作品賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
富豪アンドリュースは、娘エリーを無理矢理所有船に乗せて船旅に出るが、父親に黙って放蕩者ウェストリーと婚約したことを巡り父娘の激しい口論が始まる。頑として聞かない父親に立腹したエリーは、甲板から海に飛び込んで船を脱出する。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
ロマンティィィィッッッッック!
 
基本ね、ラブロマンスもの好きじゃないんだけどね、
いや、面白かったわ!
 
ってかさ、
エリー全然美人じゃないじゃん?
しかも性格悪いじゃん?
ピーターだってわりと性格悪いじゃん?
 
途中まではね、
イライラしかしない。しない。
でもな。
 
 
惹かれ合い始めてからの二人の気持ち、
わかりすぎる!!!!!!!!(涙)
 
それなんだよ!
男の矜恃!
ジェリコの壁!
好きなんだけど、自分のものじゃないから!
もともとそういうつもりで同行したわけじゃないし!
あー!あー!
って。
 
わかる!!!!!!!!!!
 
 
お互い好きだからこそ、
悪いほうに悪いほうに考えちゃって離れることになって、
そしてその後の、父親に啖呵切りにいるピーター!
「金目的じゃねぇんだよ!」
って、
 
わかるぅぅぅぅぅ!!!!!!(号泣)
 
 
「自分のものじゃないから」
って作ったジェリコの壁ってね、
要するに自分の気持ちに整理をつけるための壁なんですよ。
 
もうね、
必要ないよね、って。
 
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ロマンティック。
 
 
今は子供っぽいロマンスしかないから、
プライド溢れるロマンスはいいな。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo