月別アーカイブ: 9月, 2007

七大陸周遊記~第8章~ (4)お客様の中に、木こりは。

September 30 2007 23:13

【2007年9月28日】
 
いよいよ最終日。
まずは宿を出て摩周湖へ。
そして、前回行って感動で眼から鱗という鱗が落ちまくった神の子池へ。
 
 
【神の子池】
前回の経験が活きている。
小径への入口はそこまで迷わずに発見し、
さあ、あとは林道を延々と走るのだ!
 
と意気込んで進む行く手に異変が。
 
駐車スペースまでまだ1km以上あるはずなのに、
何故か車列ができている。
 
駐車場待ちがこんなとこまで続いてるの!?
と思ったが、
みんなそのまま車を降りてぞろぞろと歩いて行くので、
俺もついて行ってみると。
倒木で道が塞がれてる~~~!!!!!
 
 
先日の強風でやられたかー。
むしろ神の子池にいる途中に倒れなくて良かったと思おう。
 
池までまだけっこう距離あるけど、
歩けない距離ではないし、
ここまで来て引き返すのもアレだし、行こう!
 
 
と思った人の数だけ車列が延びてゆくのであります。

 
でもやっぱり来てよかったしか思えない綺麗さ。
うん、来てよかった。
 
 
【硫黄山】
いおうざん、いおうざん、いおうざんざんざざんざん、れっつごー!
 
というわけで、
観光名所・硫黄山に初めて来てみましたよっと。
 
すごいなこれ。
実質噴火中じゃん。
 
噴気孔は黄色に染まっていて、
要するに硫黄ってことだよね?
すげぇ。
 
麓側を見下ろすと、荒涼とした風景が拡がっております。
この状況だと植物も生育しないんだろな。
無常感がすごい。
 
 
【屈斜路湖砂湯】
屈斜路湖畔の砂湯は、
砂を掘ったらお湯が染み出てくるという楽しい場所。
 
そしてその滸には、
屈斜路湖に住むという伝説(眉唾)の怪獣・クッシーの像が!
なんていうかですね。。。
ちょっと。。。
チープです。。。。
 
高いよ!
 
 
【道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠】
天気が悪いし寒いので、ぐるっとパノラマは見ずに、
名物のあげいもだけ。
 
中山峠といい、
峠であげいもが名物なのは何故だい?
 
 
【道の駅あいおい】
Ai!Oi!
パンクですね、わかります。
津別町にある道の駅らしいです。
名前に津別って入れてくれたほうがわかりやすいのに!
 
 
もうこの時点で17時近くという、
どう考えても帰札の距離を考えていないスケジュール管理です、ありがとうございました。
 
夜ご飯を帯広のインデアンで食べ、
ガチガチの肩に悩まされながらだいは運転を続けるのであった。
久々に走行距離が頭おかしいよ!
 
本日の走行距離:約550km



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七大陸周遊記~第8章~ (3)野付の風に吹かれて。

September 30 2007 22:36

【2007年9月27日】
 
春にできたばかりの道の駅しゃりが宿のすぐ近くなので、
その開館時間に合わせて出発。
スタンプ後はそのまま知床半島へ。
 
 
【オシンコシンの滝】
定番中の定番。
今日は快晴なのもあって水しぶきがすごく心地よい。
 
 
【道の駅うとろ・シリエトク】これまた春にできたばっかり。
めっちゃ綺麗。
 
斜里町内に2つも道の駅新設するとか、
マヂで世界遺産効果でかすぎるな。
そりゃあどこも申請躍起になるわけだ。
 
知床土産がめっちゃ豊富なので、
とりあえずここに来れば全部済む感じだなー。
 
 
【知床岬】
以前見た雲海を期待するも、
残念ながら普通の知床岬の景色。
 
 
岬を出てすぐの道端で鹿が草を一心不乱に食んでた。
でかっ!!
 
と思って車を降りて撮りに行っても微動だにせず。
慣れてるなぁ。
 
 
【トドワラ】
前回は贅沢にも船に乗ってアラハマワンド側から行ったトドワラだが、
今回は正道。ネイチャーセンター脇の原生花園の中を長躯歩いて行くことにする。
 
羅臼あたりからやたらと曇天が強く、
そして風が異常に強くなって、
9月末の道東でこの天気は普通に寒い。
っていうか札幌的に10月末くらいの体感温度だろこれ。
 
そんな中をトドワラまで歩いていくのは難儀ではある。
とはいえ!
とはいえ!
せっかく来たから行かないわけにもいかんでしょう。。
 
 
でもなんか、
前回来たときよりも立ち枯れの木が減ってる気が。
 
と思って調べると、
近年は湾の浸食が進み、
トドワラが水没の危機だとか何とか。
 
やばいやばいーーーーー!
 
とりあえず前回きちんとしたのを見ておけてよかったけど。
この風景が無くなっちゃうのは嫌だなぁ。
 
 
【開陽台】
暴風に加え、ついに雨まで降ってきた中を、
無謀にも330度のパノラマで有名な開陽台へ。
 
うん。
 
雨に煙ってパノラマどころじゃないわ。
 
 
わかってたけど、
行ったことに価値がある!(たぶん)
 
 
幸せの鐘だけ鳴らしてきますわ。
こういうのって、
普遍的な幸せを祈願して鳴らすのか、
鳴らすと幸せになれるのか、
幸せだから鳴らすのか、
言葉的に曖昧なんですよねぇ。
 
曖昧だからこそ価値がある!(たぶん)
 
 
【ペンションbirao】

だい、29年の人生で初めてペンションに泊まるの巻。
美樹本さんはいなかった。
 
 
本日の走行距離:約260km



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七大陸周遊記~第8章~ (2)常呂の夕。

September 29 2007 22:40

【2007年9月26日】
 
2日目である。
朝湯で一日が始まるのは温泉宿に泊まる醍醐味。
でも早起きするせいで運転中眠いんだよなぁ!
 
 
 
【ちゃちゃワールド】
生田原方面に来たらぜったいに行かなきゃなのがちゃちゃワールド。
良い意味で前回来た時と何も変わっていない。
 
木のおもちゃの良さってのは普遍的なものだし、
目新しいものを投入する必要もないと思うから、
これでいいんじゃないかなと個人的には思う。
 
 
【サロマ湖展望台】
3度目のサロマ湖展望台。
晴れだけど風がすごい。
行くのが手間、という意味も含め、
今のところ道内でいちばん好きな展望台。
 
 
【カフェしゃべりたい】
旅程の都合で昼ご飯を食べる時間がないままに、
夕方に常呂町に差し掛かったころ、
 
そういえば常呂に有名な喫茶店があったな!
 
と思い、行ってみることに。

映画シムソンズにも登場するなど、
常呂町では超有名な喫茶店らしく、
地元産の帆立を使ったホタテフライカレーが超人気で、
いまや観光客も押し寄せるほどだとか。
 
ということで、
押し寄せる観光客の仲間入りをしてみよう!
と、
意気揚々と乗り込むD。
オゴレス倒すのだ!
 
 
し か し !
 
 夜の営業時間の前らしく、残念ながらCLOSED…
なんとかしばらく時間を潰そうかとも思ったけど、
宿の都合もあるし、仕方なく写真だけ撮って帰るわ。。。
 
とガチャガチャやっていたところ(常呂と掛けてはいない)、
「おかしな奴がいる!」
と思ったのか店から出てきた店員さんが、
「いいですよー」
と入れてくれたのである!
神!仏!稲尾!
 
 
そんなこんなのパンナコンナでカレーを満喫。
 
魚介くささもそれほど無いし、
コクもしっかりしていてなかなかの味。
 
個人的にはもっとサラっとしたカレーのほうが好きではあるけど、
それでも全然美味しい。
ベタっとしたカレーが好きな人にはたまらないやつだと思う。
 
 
 
【能取湖サンゴ草群落】
5年ぶりのサンゴ草。
時期のせいなのか、前回よりも赤さが鮮やか。
夕焼けの中を鳥も佇む。
 
 
【ルートイングランティア知床斜里】
 
旅を始めた頃は、斜里なんて泊まるところ大してなくて、
小規模なホテルや民宿しかない感じだったのに、
ついに大型シティホテルまで出来たか。。
しかもセイコーマートが目の前にあってめっちゃ便利。
 
世界遺産効果めっちゃでかいなー。
もはや別の街じゃん。
 
 
夜、満天の星空見たいなー、と思って標津方面まで行ってみるも、
少し曇りがかっているせいでほとんど見えず、断念。
 
本日の走行距離:約220km



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七大陸周遊記~第8章~ (1)氷の世界に佇んで。

September 29 2007 21:25

【2007年9月25日】
 
いつもならある程度気合を入れて旅の記録を書いたりくたばったりへたばったりするものではあるが、
今回行ったとこの多くは以前に行ったトコの再訪なので、
簡単に済ませようと思う。
 
ああ思うさ、思うとも(謎キレ
 
 
 
【アイスパビリオン】
何年か前に行ったときは、外気温が35度くらいあったせいで、
むしろ身体がちょうどよくクールダウンする感じだったけど、
さすがに今の気温ではそこそこ寒めには感じる。
何よりも出た後の感じが全く違う!
 
なんかサイバーな天使ドレスみたいなのがある。
前回もあったっけ?
 
 
前回来たのが夏休みだったせいか平日でもそこそこ人がいたような記憶があるけど、
この日はもう閑散も閑散。
経営が心配になるまであるレベル。
 
 
 
 
【生田原ノースキング】

前から泊まってみたかったノースキングについに来れた!
ウリは岩盤浴。
 
巷の岩盤浴施設は女性専用がほとんどなので、
宿泊しつつ男も岩盤浴に入れるとか最強なのでは!?
と思って即決。
 
しかし!
大変な事件が勃発!
 
パンツ一丁の上に作務衣を着て入れと言われたにも関わらず、
ちゃんと聞いていなかったDは、
シャツの上に作務衣を羽織ってしまったのである!
 
 
ただでさえ汗かきなボディが、
この状態で尋常じゃない量の発汗!
 
15分ほどで意識が朦朧としたため、いったん外に出て水分補給。
この時、他の客を見て、
これはシャツはいらないやつなのではぁぁぁぁぁ!
と気付くのであった。
 
 
この時脱いだシャツ、
そして全部終わった後に脱いだトランクスは、
絞れるとかいうレベルじゃなく、
黙ってても汗が垂れるレベルの塗れかた。
 
汗かきに岩盤浴はやばいやつなのでは。
 
健康になるといいなー。
 
本日の走行距離:約300km



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かまいたちの夜。

September 27 2007 22:54

摩周のペンションより。
 
かまいたちの夜みたいなことが起こらないか期待してみたが、
今のところはその気配も無い。
関西の陽気な社長もいないし、
カメラマンらしい人もいないし、
女子大生もいない。
ちっ、ペンションってああいうもんじゃねーのか(錯
 
 
ってか温泉が気持ちいー。



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宿の斜塔。

September 26 2007 06:49

生田原より生中継。
 
 
夜は温泉。
 
昨夜は悲しむべき出来事のため鬱々としたので、
ゲン直しに朝も温泉。
 
 
これで昼も温泉、夕も温泉なら、
温泉界のサイクルヒット。
光り輝く大スタァ誕生なのだが、
なんせ今日もバタバタしたスケなもので、
そんなに温泉三昧のテレ東のような真似はできぬ。
 
昨日予想以上に時間が押してしまい、
行けなかったちゃちゃワールドが俺を待っている。
 
 
いざ参るぞ!
 
とりあえず部屋で仮眠。寝不足だけは解消せねば…
 
 
本日ハ晴天ナリ。



Categories: 旅。

平成タビビトサンR・スティングレイ。

September 24 2007 18:14

完全に昨夜の思いつき。
 
 
明日から3泊で道東行ってくるわー(浪
 
 
 
行きたければ、行けばいい。
見たければ、見ればいい。
って、俺の中のラクシュミが言うので。
 
急いで宿を手配してみた。
とりあえず1泊目の分だけ(笑
 
あとはまぁ、風まかせだ。
 
 
生粋の札幌っ子の、
生粋の道東への、
生粋の楽しみのための、
生粋の旅。



Categories: 旅。

読書のアキャ。

September 24 2007 16:14

文庫本を新品で買うのは久々。
 
いつもBOOK OFFで100圓の文庫本しか買わない俺であるが、
どうしても読みたくて、オンライン注文で買ってしまった。
 
若桑みどり著「マニエリスム芸術論」(ちくま学芸文庫)
 
 まだ最初の30頁くらいしか読んでないんだけど。
 
面白ぇぇぇぇぇぇ!
 
 
 
西洋絵画史において、
ルネサンスとバロックの狭間で完全に黙殺される存在だったマニエリスム。
美術の時間にも、マニエリスム絵画が登場することなどまず無く(せいぜいアルチンボルドくらいだ)、
「頽廃的」
「有害」
というレッテルの中で「無かったもの」として扱われてきたわけだが。
 
俺も、ある日偶然に見かけたバベルの塔の絵。
「これだぁぁぁ!」
というインスピレーションを受け、一気に自分の中で絵画への興味が開花した瞬間。
それが偶然モンス・デジデリオのバベルの塔だったわけで、
もしそれがむしろ一般的なブリューゲルのバベルの塔だったら、
きっと俺も絵画のことをこんな好きになってなかったと思うし(笑
 
 
そんなアウトロー的存在だったマニエリスムに対する、
ある意味唯一のきっちりとした解説書として有名な本書なので、
いやぁ、これは世のマニエリストにはマストだねマヂで。
 
ってか、ファンタジーRPGで育った俺らの如き世代には、
潜在的マニエリストが絶対に多いと思うので、
特に天野嘉孝派やウィズプレイヤーは絶対読むべき!と思いつつ。
 
 
ちなみに添付はモンス・デジデリオ「A Fantastic Architectural View」



Categories: カルチャーの嵐。

表層サバイバル。

September 23 2007 21:06

いちばんズレてはいけない部分への純然たる違和感。
それをどう考えていくかという近未来的アプローチ。
 
 
いつかは気付くと思うのだけれど。
ステージが違うのは、変えようが無い。



Categories: 感情。

バサラソング。

September 23 2007 13:12

世は無情。
 
ならば自分も無情になるのが良い?
 
 
それができたらハナっからこんなじゃねーっての。
 
 
HPもMPも、限りがあるってさ。



Categories: 感情。