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film0021: 風立ちぬ (2013)

January 29 2018 10:27

風立ちぬ
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.49
国内映画レビューサイト偏差値:3.32
海外映画レビューサイト偏差値:3.85
だい評点:★
日本
2013年7月20日公開
監督:宮崎駿
出演:庵野秀明、瀧本美織 etc
製作:スタジオジブリ
配給:東宝
◎日本アカデミー作曲賞、アニメ作品賞
◎東京アニメアワード映画賞、美術賞、脚本賞、声優賞
◎NBRアニメ作品賞
◎NY映画批評家サークルアニメ作品賞
◎NYオンライン映画批評家アニメ作品賞
◎EDAアニメーション賞
◎BSFCアニメ作品賞
◎トロント映画批評家連盟アニメ作品賞
◎中央オハイオ映画批評家連盟アニメ作品賞、外国語作品賞
◎シカゴ映画批評家連盟アニメ作品賞
◎ミルバレー映画祭アニメ作品賞
◎サンディエゴ映画批評家会アニメ作品賞
◎女性映画批評家サークルアニメ作品賞
◎国際映画音楽批評家アニメ作品作曲賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、夢の中で彼に励まされながら、いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
パートナーの好きな映画ということで、
半ば強制的に見せられたわけなのですけども。
けども。
 
 
ごめんなせぇ!!!!
ワタクシにはちょっとムリなやつでした!!!!
 
 
最序盤から、表現が過剰すぎてリアリティ皆無!
っていうか、アニメにもリアリティを求めるからこそ現代アニメ苦手勢なので、
ここまで過剰にされるとまずそこで引く。
 
で、
主人公、若さの皆無な親父声で、しかも最後までひたすら棒読み!!
今時、ペッパーくんでももっと感情あるぞ!
お経以上に抑揚がなくて、
マジで失敗した音声合成でもやってんじゃないかレベル!
「キャリー、どぅえ~~す」
初期のファミコンの音源ですら再生できるやつやぞ。
 
 
そして何より。
 
妻の身体より飛行機のほうが大事なら結婚すんじゃねぇぇぇ!!!!!
 
え?
頑張って静養してれば愛する妻が快方に向かうかもしれないんですよ?
それをね、
呼び寄せて環境悪いとこで生活させるとか、
え?
それってエゴじゃないですか?
本当に愛してるんですか?
相手の健康を望まないのが愛ですか?
 
なんかねぇ、
死ね!です。
氏ねじゃなくて死ね!です。
 
 
仕事やめてでも付き添うのが当たり前では?
仕事をどうしても辞められないなら、
一緒に生活するために今は離れて早く治そうね!
休みの度に会いに行くからね!
 
そうなるのが普通では?
 
何故仕事がやめられないんですか?
どういうヴィジョンで結婚したんですか?
まず身体を治させようと思わないんですか?
どうしてそこまで両立にこだわるんですか?
死ぬのわかってても側にいないとダメなんですか?
それはあなたにとって何ですか?
女中ですか?
性奴隷ですか?
そんなのお金で買えませんか?
 
たぶん、このタイプの男は、もう生理的にNGです。
NG HEADです。聞いてお願いゴルゴ13、俺あいつが大嫌い~♪です。
支払はいつもの北洋銀行にしますね。
 
 
うーん、ダメな要素しか出てこなくて、
いい要素探しても思い浮かばないわ。
 
敢えて言うなら、
主人公以外は基本みんないい人。
ってとこ?
 
周囲がいい人ばっかだからお前許されてるんやぞ!
 
才能があれば、
どんな子供でもOK!
なんて、マラドーナかよ。



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film0020: WE ARE X (2016)

January 02 2018 14:22

WE ARE X
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.88
国内映画レビューサイト偏差値:3.95
海外映画レビューサイト偏差値:3.73
だい評点:★★★USA / UK
2016年1月23日公開 (サンダンス映画祭)
監督:スティーヴン・キジャック
出演:YOSHIKI、TOSHI etc
製作:パッション・ピクチャーズ
配給:GEMエンターテインメント
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
日本が世界に誇るロックバンド、X JAPAN の軌跡に迫る音楽ドキュメンタリー。世界への挑戦やHIDEとTAIJIの死など数奇な歴史を映し出すと共に、マディソン・スクエア・ガーデンの公演や舞台裏に密着する。メンバーのYOSHIKIたちはもちろん、スタン・リーやKISSのジーン・シモンズらが出演。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
パートナーの母親がXの大ファンなもので、
「これ見とき!」
って見せられたやつなんだけど、
 
いや、俺もね、
中学生の頃はXのファンだったし、
BLUE BLOODとJealousyは死ぬほど聴いたし、
思い入れはそれなりに、ある。
 
 
でもね。
ドキュメンタリー見たいわけじゃねぇんだよなぁ(汗
なんか現在進行形のミュージシャンのドキュメンタリーって少し抵抗あって。
 
音楽系で今まで良かったな~、って思えたのって、
WE ARE THE WORLDのドキュメンタリーの裏話と、
あとロバータ・フラックのやつなんだよなぁ。
たしかどっちもNHK。
 
 
もちろんそれはそれで新しい発見もあります。
YOSHIKIとTOSHIが、自らの口であのTOSHIの洗脳騒動だったり、確執のことだったりを語るのとか、すげぇ撮れ高じゃん!って思うし、
日本ではなかなか目にできない、海外のXファンの雰囲気とか、
いろいろ良かったし、あー、さすがXだなって思ったし、
でもね、
俺の感覚が特殊なのかもなんだけど、
 
現在進行形だからこそ、
物語の途中までの総集編を観たような感覚なのよな。
 
機動戦士ガンダム劇場版三部作の、
第一部と第二部までを観たって感じ。
 
続きは本編で!
 
ってほどの思い入れはないし、
そもそもX自体そんなに活動してるわけじゃないし、
自分の中で尻切れ感が、ある。
 
 
Xの完全初心者か、
もしくは現在進行形のファン向きかなぁって。
 
俺みたいな昔ファンでした。クラスタには、
ノスタルジィはあるけど、
ノスタルジィしかないな。
 
 
でもね、
外タレの大物が証言に出てくるのは素直にすごいよ!!
それだけでも観る価値はある。
だって、ジーン・シモンズとかが日本のバンドを語るんだぜ!
 
やっぱXってすごいんだなぁ。。



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