月別アーカイブ: 10月, 2004

七大陸周遊記~番外編~ 空港の夜。

October 22 2004 20:12

(この文章は、2004年10月の日記を2015年4月22日に改題・改編・加筆したものです))
 
 
【2004年10月18日】

意気揚々と新千歳から羽田へ。
まずは池袋の餃子スタジアムへ行き餃子食べ比べ。
美味い。
札幌って餃子専門店少ないと思うので、もっとできればいいのになー。
 
渋谷のCISCOで掘り出し物レコード探索。
いいものもいくつかあったけど、買って帰るほどでもないかな。
午後から小雨が降ってきたけど、
予報では台風直撃だっていうから明日からの天気は心配。
 
 
【2004年10月19日】
朝起きると、引き続き小雨が降っている。
しかし今日は人生初のディズニーリゾート。パスポートがセットになっているパックで来ているので、いかなる天気であれ行かぬわけにはいかぬ。
というわけで今日はディズニーシーへ。
 
エントランスに着くが、客が少ない。
いくらディズニーといえども雨の日は客が少ないようだ。

中に入ると、そこはヴェネツィアの街。
雨の中、あまりに客が来ないせいか、ヴェネツィアンゴンドラの船頭さんが必死に客の呼び込みをしているので、まずはゴンドラに乗ってみる。
船頭さんはようやく来た客に嬉しそうだ。

そんなこんなで、夕方までの間、乗れるものはひたすら乗る。
客があまりいないので、ほとんど並ぶことはないが、基本的にずっと雨に打たれているので寒い。
売店でレインコートは買ったものの、ジーンズの裾と靴が完全に水没状態。
たまに火山が噴火してびびるのもお約束。

 
閉園まで遊んだ後は、京葉線に乗ってスプリングスホテル幕張へ。
一晩中、ドライヤーで靴とジーンズを乾かし続ける作業。
よりによって吸水するタイプの生地の靴履いてきちゃったんだよなー。
3時過ぎまでドライヤーをかけ続け、少しは何とかなりそうなレベルまで乾いたので、寝る。
明日はランド。
 
 
【2004年10月20日】
朝。やばいレベルの雨と風。
しかし!パスポートとセットの(略)
というわけで、昨日買ったレインコートを着込みランドへと。
 
客は、、、昨日よりもさらに少ない。
というか、下手したら場内に50人いるかもあやしい。
わーい、乗り放題だ(死)
 
っていうかね、初めてのディズニーだから、東京に来る前に少しは調べたんですよ。
ファストパスがどうの、
パレードがどうの。
 
客が一人も並んでないからファストパス発券してねーじゃねえか!(血)
大雨だからパレードどころかキャラクター1体も場内にいねーじゃねえか!(血)
 
 
風が強すぎてレインコートも煽られて役に立ちませーん。
一通り乗った後は、
風雨を凌ぐために屋内の乗り物がいいなーと思ってスペースマウンテン無限ループ。
誰もいないから、降りたらまたすぐ乗れる状態。
わーい、貸し切りだー(血)
 
スプラッシュマウンテンもね、乗ってみたんですよ。
水しぶきよりも雨のほうが水量多いじゃねーか!(死)
もうね。。。。
 
 
そんなこんなだけど、もうね、いいんです。
だって、遊び終わったらそのまま飛行機乗って札幌に帰るんですもの。
帰ってすぐ風呂入ればええやろ、的な。

そんな意気込みだから、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、遊び尽くします。
パレードに気を取られなくていい分、ひたすら乗ります。乗ります。
誰も並んでないから、好きなの乗り放題。
たぶん開園以来、一日でいちばん乗り物に乗った回数の多い客です。
 
 
飛行機の時間から逆算して、18時頃に退園。
さらばディズニー。
キャラクターには1体も会えなかったけど、君たちのことは忘れないよ。
 
台風様の凍てつく波動により、レインコートが無効化されていたので、
服はぺったんこ。靴はびちゃびちゃ。
お前、服のまま泳いでただろ!と誰もが思うレベルの格好で浜松町へ。
 
 
羽田空港行モノレールの切符を買おうとすると、なんだか不穏な空気。
確認すると、どうやら飛行機の欠航が相次いでいる模様。
 
なにぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!!!
 
さすがにそれは困る。本当に困る。
まあ、何にせよ状況を正確に把握していないままここで途方に暮れていても仕方ないので、
まずはダメもとで羽田までは行ってみることにする。
 
 
服のまま泳いだ男が急いでJALのカウンターに駆け寄ると、
さすがに不審者感にたじろぎながらも、
「は、はい…新千歳行は欠航でございます…」
ときちんと仕事を全うするJALのおねえさん、偉い。

詳しく話を聞くと、基本的には明日の便へ振り替え。朝6時半の便が空席があるとのこと。
上野から寝台特急で帰ることも検討には入れていたが、12時間待てば飛行機に乗れるというなら、陸路より早いしいいか。と思い、6時半の便に振り替えることに。
もっとも、翌朝は本当に飛ぶの?と疑問なので訊いてみるが、
「とりあえず条件付き運航ではないので飛ぶ予定ですけど…」
という微妙な返事。
ただ、このずぶ濡れの状態でどうするか決めかねているのがいちばん危険なので、
もう飛ばないなら飛ばないでもいいから納得してみることにする。
 
シャワーか何かを使えないか折衝するも、
JALにできることは、空室のあるホテルを調べて紹介することだけだということで、
それ以上何も引き出せなかったので、仕方なく諦めるが、
とりあえず毛布(薄手)2枚だけはゲット。
 
さあ、人生2度目の道外旅行にして、早くも人生最初の羽田空港宿泊体験ツアーだぞー(自棄)
 
 
まずは2階のゲート前の椅子を陣取り、
いやーんな状態の靴を脱いで、
服も可能な限り乾いてるものに着替えて、
さあ、後はソファに横になって12時間後を迎えるだけだぜぃ!
と意気揚々とおやすみモードに入ったところ、
約2時間後。
警備員が「このフロアは夜間閉めますので、1階へ行ってちょ!」とのこと。
 
ざけんなコラァ(殴)
 
JALもお前もさっきまで何も言ってなかったじゃねーか(殴)
周囲のソファに老人の御一行がいなかったら暴れてるとこでした。
前科回避。
 
でも今さら言われても1階のソファも空いているわけもなく、
怒り心頭の中、床に毛布を敷き寝場所確保。
超薄手のタオルケットに毛が生えた程度の毛布を敷いて、床に寝るのは正直つらい。
床、かーーたーーーいーーーー(涙)
夜中も電気つきっぱなしだし、周囲に人いっぱいだし、
絶対寝れない!!!!!!
 
めっちゃ小さいサンドイッチが支給されたものの、絶対足りないので、
空港内のローソンで食べ物を仕入れておこうとしたものの、
ほとんど何も残ってない!
空港泊に慣れてる猛者共がいるな…
 
 
というわけで、
マトモに寝れずに体力を極限まで奪われながらも、
なんとか6時半の便に無事乗り込み、機内で爆睡。
台風の残滓か、上空で揺れまくって寝るどころじゃない時間帯もありつつ、
なんとか昼には自宅で風呂にありつけたのであった。
 
 
東京ってこわい。



Categories: 旅。

旅へと。

October 17 2004 21:06

なんかかんやで忙しくてネットどころではありませぬ。
なんせ明日から東京。
目的地の詳しい地図調べたりなど、いろいろな準備に追われるものよ。
ただ心配なのは、明日の夜から颱風の影響で雨の予報なのよね。
颱風の進路も速度も未だにはっきりしないっていうし。
とりあえず旅行に支障がありませんように。
ナムナム(祈)



Categories: 普通の日。

カフカの夜。

October 07 2004 02:10

できることとできないこと。
 
そりゃぁまぁ人間それぞれどっちもあるわな。
でも、多くの人が「できない事」と「できないと思う事」を
自分の頭の中で都合良く混同しちゃってるんじゃねーの、って思う。
 
そりゃぁ、やり遂げるのに多大な困難を伴うことだってあるだろーよ。
だから知らず知らずのうちに
「自分じゃ力が足りない」とか
「自分は所詮こんなんだから」なんて自分で言い訳しちまって
「できないから諦めよーっと」ってなっちまうんじゃないの?
 
やっぱどんな事でも一回足ぐっと踏ん張って、
諦めそうになるのを振り払って、
やれるだけやってみりゃいーじゃん。
そんで本当にできなかったら、それはそれでいいわけだし。
取り返しなんていくらでもつく。
 
中途半端に自分を卑下して生きるよりも、
やるだけやった自分に満足して生きるほうが、
絶対に楽しい。



Categories: 人はいつも。, 思う。

神無月に囲まれて。

October 01 2004 21:12

早いものでもぅ10月。
神のいない月だ。こういう時こそ頑張らねば。
 
今月の18日から東京へ行くことになった。
いや、単なる小旅行なわけだが。
最後行ったのが、あれは99年だったかな?ファイターズの試合を見るために行った年。
もぅ5年も前か。
いまやそのFsも札幌でウン十試合も見れるようになり、時代も変わったもんだ。
 
今回意地でも行きたいとこ。
CISCOのレゲエ館。餃子スタジアム。
レコードを何枚仕入れてこれるか。みよしの以外の餃子の味を、どれだけ堪能してこれるか、それが勝負だ(謎)



Categories: つらつらと。