film0275: HOTEL MUMBAI (2018)
HOTEL MUMBAI
邦題「ホテル・ムンバイ」
映画レビューサイト総合偏差値:3.94
国内映画レビューサイト偏差値:4.04
海外映画レビューサイト偏差値:3.74
だい評点:★★★★
オーストラリア / USA / インド
2018年9月7日公開 (トロント国際映画祭)
監督:アンソニー・マラス
出演:デヴ・パテル、ナザニン・ボニアーディ etc
製作:インディア・テイクワン・プロダクション etc
配給:アイコン・フィルム、ブリーカー・ストリート・メディア
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
2008年11月26日、ゴムボートに乗ってムンバイへやって来たムスリムの若者の一団は、タクシーに分乗して市内の各地へと向かって行った。一方、”タージマハル・パレス・ホテル”に勤めるシーク教徒のアルジュンは、VIPを迎える大事な仕事にも関わらず靴を忘れてしまい…。
【だいレビュー(ネタバレ有)】
面白かった!
いちおう前情報としては、
「2008年にインドで実際に起こった同時多発テロ事件に基づく、客を守り抜いたホテルマンの話」
というのだけ得ていたので、
感動大作!みたいなのを想像してたけど。
全然ちがった!
ヒューマンドラマ要素ほぼなし!
実質パニック映画だよなぁこれ。
Wikiを読んでも、テロ事件のタージマハルホテル内部での詳細はさほど載っていないので、どこまでが実話でどこまでが脚色かわからないけど、
何にせよあれだけのヤバい場面、
緊張感半端ねぇぇぇぇぇ!!
でもね、
パニック系の映画、漫画、小説類に目がないワタクシが明確に言います。
とりあえず部屋から出るな…
客の人たち、アホの子しかいない!!
まずは、テーブル類をドアに寄せてすぐ入ってこれないようにしておいて、
そんでありったけのバスタオル、シーツ、カーテンの類を結んで窓から逃げれるようにしとくのがセオリーやぞ。。
あと、廊下を移動する時は靴を脱げ!!
わざわざ足音立てて相手に気付かせる必要がどこにあるん!
部屋は出るわ、
足音立てて走るわ、
ザーラの旦那が捕まったのは当然なのである…
アルジュンが警備室で靴を脱いでる時に、モニターに同僚の死体見つけた時がこの話のいちばんの肝だよな。
靴を忘れてなければ、自分があそこにいるはずだったという運命の分岐。
義妹に感謝しなさい。
宗教が全ての元凶。
俺は宗教を否定するつもりはないけど、
何らかの宗教を信じる人に言うとさ、
あなたは、
人より神を上に置いてませんか?
「人」を軽んじるから、人に対して残虐になれるんだぜ。