読書のアキャ。
文庫本を新品で買うのは久々。
いつもBOOK OFFで100圓の文庫本しか買わない俺であるが、
どうしても読みたくて、オンライン注文で買ってしまった。
若桑みどり著「マニエリスム芸術論」(ちくま学芸文庫)
まだ最初の30頁くらいしか読んでないんだけど。
面白ぇぇぇぇぇぇ!
西洋絵画史において、
ルネサンスとバロックの狭間で完全に黙殺される存在だったマニエリスム。
美術の時間にも、マニエリスム絵画が登場することなどまず無く(せいぜいアルチンボルドくらいだ)、
「頽廃的」
「有害」
というレッテルの中で「無かったもの」として扱われてきたわけだが。
俺も、ある日偶然に見かけたバベルの塔の絵。
「これだぁぁぁ!」
というインスピレーションを受け、一気に自分の中で絵画への興味が開花した瞬間。
それが偶然モンス・デジデリオのバベルの塔だったわけで、
もしそれがむしろ一般的なブリューゲルのバベルの塔だったら、
きっと俺も絵画のことをこんな好きになってなかったと思うし(笑
そんなアウトロー的存在だったマニエリスムに対する、
ある意味唯一のきっちりとした解説書として有名な本書なので、
いやぁ、これは世のマニエリストにはマストだねマヂで。
ってか、ファンタジーRPGで育った俺らの如き世代には、
潜在的マニエリストが絶対に多いと思うので、
特に天野嘉孝派やウィズプレイヤーは絶対読むべき!と思いつつ。
ちなみに添付はモンス・デジデリオ「A Fantastic Architectural View」
今度、解説付きで読み聞かせて下さい✨
あぁぁ。
実際に絵とかを見に行きたいなぁ😋
>エリちゃん。
解説付きで読み聞かせられるのはかなりハードルが高いかと…
じゃぁ、今度展覧会でも行っか!