カテゴリーアーカイブ: 人はいつも。

パニッシュメント・アタッチメント。

May 31 2008 19:33

鬱病の人の家族は、かなりの確率で鬱病が誘発されるといいますが。
 
ごく身近に、
「何のために生きてるかわからない」
「生きてる意味がない」
「こんな生活は嫌だ」
「楽に死ねるなら死にたい」
と毎日言ってる人がいると、
こっちまで毎日落ちた気分になるのは確かです。
 
 
っていうか、
人間には、もともと生きる意味なんて、別に明確にあるわけじゃないし。
 
っつーか、さらに言えば、
宇宙上の全てのものに意味なんか無い。
 
しいて言えば、
そこにそれがその形で存在することこそが意味なのであって、
それ以上でもそれ以下でも無い。
 
それぞれのレゾンデートルは、
それぞれの中で勝手に規定するものであって、
本質としては人間に意味などないのだから、
生きてる意味が無いからといって悩むことはないし、
あとは勝手に自分で自分にどういう意味を、
どういう目的を付与するか、
というそれだけの違い。
 
 
くだらないことで悩んでるヒマがあったら、
さっさと楽しめよ、
さっさと力抜けよ、
と思うのだけれど。
 
 
 
いくら悩んだって、
物事に意味なんて出てこないさ。
 
ただ目の前にあるものを、
ただ自分の先にあるものを、
それだけを見て、
それだけを追いかけるから、
生きていたいと、
少なくとも俺は思うよ。
 
 
俺自身に生きる意味があるなんて思ってないからこそ、
目の前にあるものを大事にしたいし、
自分の先にあるものを追いかけたいって、
そう思える。
 
 
 
ネガティヴなだけの毎日なんて、
嫌じゃないかい?



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ドーパ・眠。

May 23 2008 17:03

頭が痛いので、
正午から2時間ほど眠る。
 
少しは良くなったかな。
 
 
 
面白きことも無き世を面白くすみなすものは心なりけり。
 
なんて句があるけどさ。
 
面白いこととつらいことってのぁ、
なんだかんだ表裏一体だったりするわけで、
面白くないことを面白くすみなしちまえば、
その裏の面白いことが今度は面白くなくなっちゃったりなんだったりとかさ。
 
だから。
 
憎しみを無くしちゃったら、
同時に愛も無くなっちゃうんだぜ。
 
そうなんだぜ。
 
 
 
焦燥とか艱難とか辛苦とか、
そんななんやかんやの諸々は、
2時間の睡眠じゃ消せないってさ。
 
何年ならOK?



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20年。

May 07 2008 13:51

でっかい夢があるやつと、
でっかいバカな夢を語り合うと、
 
いっきに足が軽くなった気がして、
いっきに自分らしく戻った気がして、
さいこーだな。
 
 
 
どうせこーだからこーすっしかねぇな。
 
じゃなくてさ、
 
こーしてーんだよ俺。
こーしよーぜ。
こんなのできたらおもしれーじゃん。
 
そーゆーのを共有してさ、
どんなに遠くても前見てりゃさ、
前進んでる感じすんだよ。
 
 
 
SHOCK EYEも歌ってたように、
 
ひねくれた顔して、もうどうしょうもないようなそんな俺だけどさ、
ふと友が語った夢が、ホント熱い話で心揺れてさ、
途方も無い野望にマヂ惚れて情熱が燃えたりしてさ、
そしたらさ、
やっぱどんな困難でもAll Rightじゃん。
 
 
 
 
何年経っても、
いくつになっても、
 
って思ったけど、
 
そーじゃない気もするよな。
 
 
この歳になって、
いろんな知識、いろんな経験、
そんなんを積み重ねてきたからこそ、
 
途方もないバカな夢を真剣に語れるようになった気がしないか?
 
 
どんな夢だって、
結局は現実の1段上にあんだぜ。



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閉じてゆく。

March 22 2008 18:56

人間はとても便利な生き物で。
 
嫌なものを見ないように、
眼を瞑るという選択が許される。
 
ただし、
眼を瞑っている間、
どんなに見たいものも見ることができないというのも事実。
 
 
 
何かを見るために、
嫌なことを受け入れて生きるか、
 
何かを見ないために、
喜びを諦めて生きるか、
 
選択は、
2つに1つ。
 
 
人間には誰でも、
どちらかを選ぶ権利がある。
 
とても便利で、
とても不便な、
そんな生き物で。



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モダン・タイムス。

February 27 2008 21:30

歯車は、噛み合った状態で動き続けるものなので。
 
間違った噛み合い方をしたら、
そのまま、間違ったまま廻る。
 
いい状態で廻れば、どんどん全部が順調に行くように、
悪い状態で廻れば、どんどん全部が悪い方向へ。どこまでも悪い方向へ。
 
 
デフレスパイラルの中にいる実感のある現状。
 
 
全ては最初の歯車の問題なんだけど。
 
 
最初がうまく行けば、
余裕を持っていろんなことに対せるし、
余裕があれば、それがまた還元されたりとか。
 
最初がうまく行かなけりゃ、
なんとか上手く廻そうといっぱいいっぱいで、
それがまた悪い方に還元する。
 
 
歯車ってのは一回噛み合ったら、
それを止めるには、すべての歯車をいっせいに止めなけりゃいけない。
 
わかってるけど、
俺一人の力ではどうにもならないことなので。
 
 
いっそのこと、
歯車自体を外す?
 
 
それだけはしない。
それをしてはいけない。



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悲しきは。

February 23 2008 21:43

悲しきは、未だ尽きせぬ此の心。
 
 
世間では雪がヒドいってさ。
窓一つない店で11時間働いてると、
そんなことすら気付かないもので。
 
 
人間そのものもそうで。
 
窓が無けりゃぁ、何も気付かないし、
窓があったって、外を見ようとしなきゃぁ、
外の景色がすっかり変わっちまってることも、気付かないわけで。
 
 
時間は経って、すっかり外は変わってるのに、
今まで見てた景色がまだそこにあると思いこんでたってどうしょもないじゃん。
そうだろ?
 
 
 
日本は四季があるから美しいって使い古された言葉。
 
移ろいゆきて新しく来たるもの。
それだから人生は楽しい。
 
 
 
窓の外の今の景色は見えてるかい?



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或る朝。

February 12 2008 08:48

辛いという字に、
一を加えたら幸せという字になるから、
 
だから、
その一を探そう、
なんて世間ではよく言うけど。
 
 
でもさ。
ふと思ったのね。
 
ベースが「辛」で、そこに一を加えるんじゃなくて、
本当は、みんないつでもベースに「幸」を持ってるのに、
その中の「一」を見落としてるだけなんじゃないかな?
 
 
だから。
 
きっと真っ直ぐ目をこらして、
んでゆっくり、
ふぅ。
なんつってため息ついちゃったりなんかして、
肩の力抜いて周りを見ればさ、
 
ホントは自分は「辛」なんかじゃなくて、
「幸」なんだってことに気付くはずだと。
 
 
 
そうやって思ったとある朝。
 
 
見落としてたのは何かな?



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ぶらんくぺーぱ。

January 15 2008 06:08

幸せと不幸はいつでも表裏一体だ。
 
 
同じものでも、
角度一つで、幸せにも見えるし、不幸にも見える。
 
 
そうやって一つのものが、
誰かと誰かにとって、逆の意味を持って、
 
そして、離れていく一方のその距離は、
お互いの絶対値分を足した数。
 
 
 
そんなものは、
ある日偶然見る角度が変わったりして、
そんで見方が裏返ったりするものなのに、
人は、自分から立ち位置を変えようとはしない。
 
それだけで、
意外と全部が済むことだったりしても、
人は、今の立ち位置を正当化するために、
立ち位置を変えようとは、しない。
 
 
そしてそのある日が来て、
とりかえしのつかないことを知る。
 
 
昨日あった幸福と、
今日ある不幸。
 
そんなものは、同じものだ。
 
同じものを、同じと気付かなかったのが悪いのだ。
 
 
人である以上、不可避なことと、
人であるから、避けたかったこと。
それがいつでも同一なので、
人はいつでも、苦しみながら、生きる。
 
 
不幸においては、過去の幸福こそ不幸を感じる最大の素因。
幸福においては、過去の不幸こそ幸福を感じる最大の素因。
 
そんなものだ。
何もかもに意味など無い。
 
 
今日の無い明日が来ることのみを祈る。



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ゲルマ・ヴェーダ21ヶ条。

November 13 2007 23:22

国が無ければお札なんて、絵のついたただの紙切れだろ。
 
と、NANJAMANも言ってるわけだが。
 
 
 
宝石は、
輝いてるから価値があるんじゃなくて、
宝石だから価値がある。
 
 
誰かの付加した価値と、
自分の目に映る価値。
 
その合間を行ったり来たりしながら、
俺らはいつでも生きてる。
 
 
価値なんてものは、
結局は誰かが決めるものなので、
自分の見える価値なのか、
誰かの付加した価値なのか、
どっちかを選んで行動するしかない。
 
 
 
 
だから、どんなものの価値も、
結局は普遍にはなり得ない。
あるのは、
有為だけなので。
 
 
そんなくだらない視界に花束を。
 
俺の存在なぞも、
気付いたら、雲散霧消して、ゼロ。
 
そんなもんだ。



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ブレイン・プログレス。

November 13 2007 15:17

人間はそんなに記憶に依って生きるもの?
 
 
記憶は、捨て去らないと前に進めない場合がある。
 
って信じてきたんだけど。
 
 
思い出が未来を規制するのなら、
未来を伸張させる思い出以外はどこかに置いてくるべきだと思うのだけど。
 
 
自分の歩いてきた道は、
自分の四肢に染み着いた無意識のものであって、
自分の歩いてきた道を、
いつでも頭に常在させて現在を生きることは、
むしろ現在を軽視していることになりはしないか。
過去を否定することと、
過去を置いてくることは、
一見同じように見えて、決定的に、
違う。
 
 
 
記憶に依って自己を規定することは、
自己の振幅を制限するということ。
 
大事にすることと、
盲信することは、
一緒にしちゃいけない。



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