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七大陸周遊記~第6章~ (3)都会へ還る。

August 18 2006 02:50

(この文章は、2006年8月の日記を2019年8月16日に改題・改編・加筆したものです)
 
【2006年8月13日】
 
フェーリエンドルフの最大の弱点。
それは虫ではなかった。
 
 
エアコンが無いことだった。。。。
 
 
エアコンが無いけど、
虫だらけの環境だから窓も開けられない。
あづい!!!!!!!!!
暑くて眠れん!!!
 
 
眠れないと今度は虫が室内を動き回ってるのが気になってならん!
 
 
8月のフェーリエンドルフは、
いろいろと、難しい…!
 
涼しくなって虫も少ない季節なら最高だなー。
 
 
ほとんど眠れなかったので、
5時半にもうチェックアウトしちゃう。
 
朝の光の下のバンガローはすごく良い。
3泊くらいのんびりしてみたいな。
 
昨夜は遅い時間に来たからきちんと見えなかったけど、農場もとても広い。
ここで採れたての野菜とかを食べれるらしいよ。
 
馬も飼ってる。
完全に一つの村じゃん!
 
 
 
今日はのんびりいろいろ見て回りながら札幌に帰って、
明日からは日帰り圏内でニセコ方面の道の駅を回ります。
 
眠いぞー。
今日の走行距離:約260km



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七大陸周遊記~第6章~ (2)十勝ネイチャーライフ。

August 18 2006 01:23

(この文章は、2006年8月の日記を2019年8月14日に改題・改編・加筆したものです)
 
【2006年8月12日】
 
ホテルをチェックアウトして、初めての黒岳へ。
ロープウェイで5合目まで行き、そこから今度はリフトで7合目まで。
往復乗り継ぎ券が2,350円とちょっと高いけど、せっかく来たからには楽しみ尽くしちゃうぜ!
 
リフトに乗って行った先には。
 
うーん、絶景。
空気がとってもきれい。
 
 
ロープウェイ乗り場の隣にある層雲峡ビジターセンターにあるヒグマの剥製。
こんなのに遭遇したら失禁しちゃう。
 
 
 
車で少し行くと、銀河の滝と流星の滝の看板が見えてきたので、国道から小径に入ってみる。
めちゃめちゃ綺麗な渓流。
からの。
 
銀河の滝。
 
流星の滝。
なんで銀河と流星なのかは不明。
 
駐車場の展望スペースからだとけっこう遠くて残念。
しばらく登っていくと展望台があるらしいけど、山道を登るような格好を用意してないので今回は断念。
次はちゃんと用意して来よう。
 
 
 
層雲峡から南へ行き、273号線から糠平湖方面へ。
三国峠の展望台でいったん休憩。
広がるだいしぜーーーん。
 
 
 
そしてついに初めての然別湖。
もう14時なので、ホテル風水で遅めの昼食。
然別湖名物のオショロコマが食べれるらしい!めずらしい!
ということで、オショロコマの唐揚げ定食をいただきます。
 
うん、全然クセのない普通の白身魚という感じ。
唐揚げだけじゃなく塩焼きもあるようなので、今度食べてみたいのぅ。
 
 
昼食後は手漕ぎボートに挑戦。
実は手漕ぎは初めてだけど、チャレンジチャレンジ。
最初は進んだり旋回したりに少し苦労したけど、
3分程度でもう自在にスイスイ。
やばい、ボート楽しい。
湖内の遊覧船並のスピードで漕げるようになったから、向いてる気しかしない。
 
 
然別湖を後にして、鹿追町にある道の駅の1つ、道の駅うりまくへ。
ここでは乗馬とパークゴルフが楽しめるようなので、まずは体験乗馬。
 
ステップから馬にまたがる。よいしょっと。
…けっこう怖い。
何がって、普通に人に肩車されるくらいの高さがあるから、
高いとこ苦手な身にはわりと視界が恐怖。
 
係の人が引き馬をしてくれて、柵内を周回。
最初は怖かったけど、2周目くらいでだんだん慣れてきて余裕の表情。

 
パークゴルフもちゃんと18ホールある本格コース。
時間がなくて9ホールまでしかラウンドできなかったけど、
パークゴルフもめっちゃ楽しい~~~!!!
札幌でもやりたいなー。
 
 
17時になったので後は駆け足で。
 
道の駅しかおい、
道の駅なかさつないと立ち寄って、
今夜の宿フェーリエンドルフへ。

フェーリエンドルフは、
農場と林が広がる大規模な敷地の中に、ドイツの伝統的な木組み住宅が点在する休暇施設で、一度バンガロー的なとこに泊まってみたくて、前からタイミングを窺ってたとこ。
 
フロント棟で受付を済ませ、鍵をもらって自分のバンガローへ。
大自然の中で過ごせるのがウリだけあって、虫がすごい。
ドアのすぐ上についている屋外灯にはとてつもない量の虫が集っていて、これドアを開けた瞬間に絶対虫が入ってくるやつやん。
 
というわけで、少しだけドアを開けて隙間から身体を滑り込ませるように入室。
 
おお!素敵!
 
備え付けの食器もめっちゃ素敵。
 
 
ただ、室内にもけっこう虫が。
カメムシみたいな感じの虫とか、アシナガグモも何匹もいる。
寝室に入るが、ここにもたくさんの虫が。
大自然の中での生活がテーマの施設とはいえ、
室内でまで虫と生活したくないんだよなあ。。。
 
寝ている間に虫に這い回られるんじゃないかという恐怖と戦いつつ、
ベッドに入るのである。。。
今日の走行距離:約190km



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七大陸周遊記~第6章~ (1)フーちゃん、待ってろよ。

August 17 2006 22:59

(この文章は、2006年8月の日記を2019年8月14日に改題・改編・加筆したものです)
 
【2006年8月11日】
 
既報の通り、お盆休みを利用して旅へ出まする。
気の向くまま、が基本の旅ではあるものの、
湖マニアの俺のプライドにかけて、まだ行ってない湖巡りは絶対にする。
 
あと、2003年から立ち寄り程度でやっている道の駅のスタンプラリーだけど、新しい道の駅が毎年たくさんできている現状、それに対応するために毎年ラリー帳を買っていてはスタンプが一覧しにくいので、今回から道プレを集めることにして道々買っていくこととする。
 
 
というわけで、まずは定番のルート、つるぬま→雨竜→北竜から秩父別へ抜け、そのまま幌加内まで北上して、初の朱鞠内湖へ向かうこととする。
 
 
まずは初訪問の秩父別の道の駅。

駐車場の真ん中に塔が建っております。
ひゃあ怖い。
 
 
 
秩父別から1時間、幌加内の道の駅着。
幌加内といえば道内一の蕎麦の産地。ということで、蕎麦をいただきます。
うん、美味しい。
 
 
そしていよいよ来たぜ朱鞠内湖。
日本一の広さのダム湖ということと、冬はめっちゃ寒くて天気予報とかでよく今日の最低気温的なので使われる。
ということくらいの知識はある。
逆に言うと、それくらいしか知識はない。
有名だからいいのだ…
うーん、でかい。
 
 
 
朱鞠内湖の後は、再び南下して層雲峡へと一目散。
夕食時間の都合上、3時間後には着きたいので、寄り道せずにGO。
 
今日の宿は朝陽リゾートホテル。
ポップすぎる黄色い部屋着はどうやっても恥ずかしいやつだけれども、
バイキングは美味しザ美味し。
個別に卓上陶板焼きみたいのできるのは最高。
 
バイキングといえば、昔平岸のウェスタンで食べ過ぎて全く自立歩行できなくなり、友人に担がれて帰ったという何としても元取ってやる界のレジェンド・だい。
今日も全力で食べに食べの食べ王。
自立歩行はギリギリ可能な状態まで暴飲暴食ショータイムを繰り広げ、層雲峡の夜は更けゆくのであった。
今日の走行距離:約330km



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旅人。

August 10 2006 13:24

明日から6日間休みなので、
今日は激しく残業になる予定。
 
んで。
明日からちょこっと旅に出ます。
温泉とか。
湖とか。
 
まぁ。いつものような?
 
 
皆様、数日間さらばいばい。



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七大陸周遊記~第5章~ (4)カントリー・ロード。

July 16 2005 23:26

(この文章は、2005年7月の日記を2019年8月13日に改題・改編・加筆したものです)
 
【2005年7月13日】
 
早朝、5時集合でバスに乗り、空港へ。
便が限られている直行便ならいざ知らず、
わざわざ乗り継ぎまでするのにこの時間に出発とはしどい。。
 
 
6時55分、香港行のフライト離陸。
さすがにこの時間の需要は少ないのか、小型のプロペラ機。
わーい、プロペラ機なんて初めてだー。
と思ってたら、
隣の席の厚地主任が、
「ぼくね、昔グランドキャニオンでプロペラ機乗ったことあるんだけど、生きた心地しなかったよ」と脅してくる。しどい…。
風でめっちゃ揺れるらしい。
まだ死にたくないよ…。
 
 
香港までの1時間半のフライトは、
たしかに小型機らしい機体全体が震えるような揺れは度々あったものの、急降下のような俺がショック死するような事態はなく、無事着陸。
 
香港~新千歳便も、今回は遅延もなく無事に9時45分離陸。
あれだけ台北の免税店で買い物させられながら、
空港の免税店で買い物するシニア社員たちはすごい。
そんなに買うものないよ…。
 
 
 
夕方、新千歳着で今回の旅は終了。
高校の修学旅行以来、9年ぶり2度目の海外は、何ていうかすごくサバイバル力のついた旅になったかなと(笑)
高校の時はね、ロッテワールド内でしか自由時間なかったから、実質学校に守られた、バリアの中の韓国しか感じてないわけだけど、
今回は夜中に町を散歩して台北の人たちの生活を目にして、
自分で思ったように移動して、現地の人しか行かないような店にも行って、日本の学校であまり教えないような台湾の歴史にも触れて、街中の銀行に飛び込んで外貨両替もして。
海外に来るって、こういうことなんだな、って。
下町の活気は、日本ではなかなか味わえないような熱気あるもので。
夜に大人がみんな外で食事していて、
生きるって、もともとはこういうものなんだろうなって。
 
日本では見られないもの、
日本では得られないもの、
うん、
たしかにあった。
 
 
韓国と違って、台北はすごくいいとこだった。
何年か経ったら、また来るぞ。
10年パスポートをムダにしないようにしないと(笑)



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七大陸周遊記~第5章~ (3)228~。

July 16 2005 21:19

(この文章は、2005年7月の日記を2019年8月13日に改題・改編・加筆したものです)
 
【2005年7月12日】
 
朝一でホテルを出る。今日も暑い。
今日は夕方まで自由行動の日なので、
一人で博物館とかをひたすら回ろうと思ってたけど、
同室の白井くんがついて来たいというので、2人で行動することにする。
 
白井くん、あんまり博物館とかに興味あるタイプじゃないから本当は気が引ける部分はあるんだけど、
さすがに断るのもアレだしねぇ。
ただし申し訳ないけど俺の行きたいとこメインで回らせてもらう。
すまんのぅ、すまんのぅ。。。
せっかく台湾に来たからには、行きたいとこに行きたいんじゃ。
 
 
そんなわけで、ホテルの最寄りの民権西路駅から今日の旅はスタート。
MRTの一日券を買うために窓口に並んでいると、後ろから現地の人に話しかけられたので「No, I’m Japanese」と答えると、あー、みたいな感じですごすごと退散。
やっぱり現地の人から見ても見分けつかないんだなー。
と思ってたら、
今度は駅の売店で飲み物を買ってる途中に中年のご婦人から話しかけられる。
えっ、これ何度も続くのー?
と思って面倒くさそうに「I’m Japanese」と答えたら、
「えっ、日本人なの?」って、現地在住の日本人だった(笑
 
こんなところで偶然日本人と会うなんてねー、
なんて話をして、気をつけてね、って。
あー、こういうのも旅の楽しみなんだなー。
 
 
 
中正紀年堂駅から歩いて台北植物園へ。1600種もの植物が栽培されてるとか。
あっ、リス?イタチ?
 
 
植物園の次は、
西門駅へ移動して国軍歴史文物館へ。

辛亥革命以降の中華民国の戦争に関する文物が展示されてて、実際に使用されていた兵器なんかもある。
 
 
昨日バスの中から見ただけの総統府を横切って、
二二八和平公園へ。

二二八事件、簡単に概略を説明すると、
大戦が終わって、日本の占領下から中華民国に戻った台湾。
本土では共産党との争いに敗れた国民党が台湾へ逃げてきて中華民国を維持するわけだけど、
蒋介石の独裁の下、様々な権利は制限され、
特に蒋介石と共に渡ってきた本土人と比べ、元から台湾に住んでいた人々への圧力は酷く、生活は苦しくなる一方。
そんな中で日本統治下時代に日本に渡って学問を修めてきた知識人層は、その圧政に反対するデモを台北で行ったが、政府はそれを軍事力によって鎮圧。
ついでに台湾全土の知識人層を次々と処刑・投獄していったという事件。
 
この事件に関する様々な資料を展示した二二八記念館が公園内にあるので見てきたけど、
考えてみれば、今の台湾人にとっては、粛正された側の子孫もいるし、した側の子孫もたくさんいるわけで、それはどっちにとってもつらい歴史。
それを目を背けずに、しっかりと記憶に焼き付けておこうというのはよく考えるとすごいことなんだよなあ。
とかなんとか。
 
 
そんな感じで二二八記念館と、同じく公園内にある国立台湾博物館を見学した後は、
もう時間も時間なので、
西門駅の目の前にある旺角回転港式飲茶で昼食。
 
回転飲茶。
何やねん、な感じだけど、要は回転寿司と同じくベルトコンベアに乗って各種点心が流れてくるという、現地の若い人に人気の店らしい。
味はまあ、ふつう。
台北ではわりと英語が通じる印象だったけど、ここは全然通じなかったので、ジェスチャーでなんとかやり取り。
まぁ日本もそうだけど、観光客も多い都市とはいえ、やっぱり現地の人向けと観光客向けで英語の通じる度は相当差があるなーというのを痛感。
 
 
手持ちの現金が底をついてきたので、頂好へ行き、銀行で日本円から両替する。
頂好は今まで見てきた台北とは一変してすごいビル街。
ただ、中心部の南西側の路地裏は、民芸品店がいくつか並んでいて下町という感じの街並み。こういうギャップはヨイ。
免税店のような何でもガシガシ置いてあっていかにも「さあ、これが観光土産ですよ!」と押しつけがましいものよりも、下町の民芸品店にあるようなものをお土産にしたかったので、いくつか入ってショッピング。
普段日本人があまり来ないのか、少し驚いていたものの、店員のおばちゃんがすごく良くしてくれて、台北の下町の人の温かさを感じる。
2店目で無事実家へのお土産GET。
 
 
そろそろ集合時刻が近づいてきているのでホテルへ戻るが、
中山駅で降りて、どうしても行きたかった台北牛乳大王へ。

看板メニューのパパイヤミルクをテイクアウトして急いでホテルへ。
 
 
もう団体での観光はないのに、夕食にしてはずいぶん集合時間早いなーと思ってたら、
案の定、まずは免税店へ。
最後の免税店タイムということで、時間が90分も取られている。
そんな時間あったらもっと観光できたのに!
これまでは免税店で毎回それなりにショッピングを楽しんでいたお姉様方も、
一通り店内を見た後は退屈そうにしている。そりゃそうだ。
 
あまりにヒマだったので勝手に店の外に出て、
偶然目の前にあった4F建ての本屋へ。
なんと大学~大学院時代に研究に使っていた中華書局の三国志正史の分冊ではなく1冊本があったので迷わず即買い。日本円で約2500円。
これ、分冊のやつ日本で一式個人輸入で揃えたら3万円くらいするから、めっちゃラッキー。
経済的に余裕できたら買っちゃおうと思ってたやつだから、
まだ経済的に余裕できてなくて良かった…
 
本を買った際にレジで何か言われた(袋に入れるかどうか訊かれた?)けど、もはや何か訊かれた瞬間に「Sorry, I can’t speak Chinese. I’m Japanese」と即答するのは完全に手慣れたもの。適応力ってすごい(現地語には適応しない)。
 
 
夕食は丸林魯肉飯。

わんりんるーろーふぁん?
チャイ語は発音が苦手だった中国史専攻のワタクシなので、
もうこの際まるばやしろにくめしでいいとさえ思っている。
漢字は表意文字。
 
 
今日はさすがに紹興酒パレードをせずにマルバヤシは終了。
明日が早朝出発なので、さすがに飲んだくれの上司たちも今日は控えめ。
帰国の日に寝坊だけは絶対にあかん!
最終日にあんまりお酒を飲む感じの店にしてないのは、
こういうトコだけ近ツーよく考えてやがるな。
社員旅行のノウハウを知る者。
 
 
というわけで、ホテルに戻った後は、
寝る前に謎の飲むヨーグルト(でかい)と謎のミルクティー。
ホテルの隣のファミマ、この旅でもう7回行ったわ。常連。

お姉さんが楽しそう。



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七大陸周遊記~第5章~ (2)熱帯夜。

July 15 2005 23:03

(この文章は、2005年7月の日記を2019年5月20日に改題・改編・加筆したものです)

【2005年7月11日】
朝。
朝食を済ませてみんなでバスに乗り込む。
とりあえず何よりも暑さがヤバい。
気温は36℃。死んじゃう。
ホテルは逆に寒いくらいに冷房が効いてるので、
外に出た瞬間の温度差異常。
自律神経やられる未来しか見えない。
 
とりあえずは冷房の効いたバスにて、まず向かうは中正紀念堂。
 
基本、街並みとかが好きなんで、
バスから街を眺めるのが楽しい。
いかにもアジアっぽい雰囲気。
3×3 EYESにもよく出てきたような建物が並んでてワクワクする。
 
 
中正紀念堂に到着。
でかい。
 
蒋介石の没後に、生前の功績を顕彰して造られた霊廟だとか。
こんなにでかかったら御霊も落ち着かなさそう。
 
たぶんこれが蒋介石。
なんとこの像、6.3mもあるとのこと。
もちろん蒋介石の原寸大ではない。
 
庭を見下ろすとこんな感じ。
何の模様だろ?
オレンジの屋根の建物は国家戯劇院。
向かいには同じ作りの国家音楽庁もある。
 
 
衛兵さんが立っております。
次のシフトの人と交代する際の儀礼みたいなのが観光ポインツだとか。
タイミングの問題で、残念ながらそれは見れませんでした。
実はそれほど残念だとは思ってないけど。
全体的に微妙にサイズが合ってない気がするのは気のせいだろうか。

中正紀念堂の後は、
バスから総統府を眺め(ひどい)、
龍山寺へ。
線香の量がやばい。
写真じゃ伝わりきらないけど、煙もっくもく。
浅草寺の数倍といっても過言ではない。
二酸化炭素過多すぎ!
 
龍山寺というだけあって、龍の装飾があちこちに。

 
なんか、1つの寺の中でたくさんの神が祀られてるらしくて、
境内の中に所狭しといろんな建物やら何やらが盛りだくさん。
金ピカの本尊があったり、
関帝廟があったり、華侘が祀られていたり、
化け猫みたいなのまでバラエティー豊富。
 
そしてどこもかしこも線香モクモク。

 
 
こういうツアーではよくあることだけど、
我々一行を乗せたバスは免税店へ直行。
免税店で売ってる類のものに興味が無いので、ただ無駄に1時間を過ごす。
 
 
地獄の免税店タイムを終え、昼食は鼎泰豊という小籠包レストランで。

まあ、味はふつう。
 
 
 
午後はまたも免税店に行った後、忠烈祠へ。

ここは衛兵の交代式が有名だとか。
 
噂の彼らの入場。
 
めっちゃ姿勢いい。
 
5人でシンクロ。
 
後ろをついて行ってみよう。
 
交代対象はこちらの門兵。

 
そして衛兵5人組が門の前に到着。

 
構え~!

 
警備中の衛兵はお役御免。
子供が物珍しそうに見てる。
 
はい、交代完了。
 
 
忠烈祠の観光もするけど、衛兵交代式以外はこれといったものでもない。

 
 
そして故宮博物院へ。
ここがね、やっぱり歴史好きにとって台湾観光の肝なんですよ。
国宝級の遺物がたくさん展示されていて、
もうまさに目鱗間違いないものがたくさん見れる。
あー、ワクワクしかない!
 
「見学時間は40分です。あ、一部のエリアにしか入れませーん」
 
な  ん  だ  と
 
だだっ広い、正直1日かけて見学するような故宮博物院で、
持 ち 時 間 40 分
 
ねぇ、何なの?馬鹿なの?
近畿日本ツーリストの人って頭おかしいの?
免税店に2時間とかいて、
故宮博物院に40分とか、
ねぇ、近畿日本ツーリストって顧客舐めてるの?(名指し)
 
結局、ただでさえ一部エリアしか見れないのに、
それすら全部回りきれず終~了~。
ねえねえ、お母さん~、わたし、故宮博物院に行ったんだよ~テヘッ
思 い 出 作 り
 
 
もういいです。旅行会社のツアーなんてこんなもんです。
そしてワタシは絶対に旅行会社のツアーにだけは金輪際参加しないと誓うのであった。
 
 
本日の夕食は、アンバサダーホテルにある広東料理店・粤菜庁で。
ベテラン社員と中堅社員と若手社員でテーブルが分けられたので助かる。
上の面々が別卓なのをいいことにひたすら紹興酒を飲み続ける白井くん、福田さんと俺の3人。
3人とも十何杯飲んでるからどう考えてもやばい。
 
でもね、大学院の時代に研究室の打ち上げで飲んだ紹興酒はめっちゃ苦手だったのに、
現地で飲むと普通に飲めるのな。
でも、ようやく福田さんと少し打ち解けた気がするから、
何だかんだお酒の力は偉大。
 
 
 
ホテルに戻った後は、せっかくなので外を徘徊。
台北駅まで歩いて行ってみることにする。
 
ちょっと散歩しようかなって言ったら、
ちっちが着いてきたいというので、
女の子を危険に晒さぬよう、大きめの路地だけを選んで二人で歩く。
 
3×3 EYESや飛龍の拳で見るような、いかにも中華な集合住宅の建ち並ぶ街。
1階はだいたいがオープンの食堂みたくなっていて、
地元のおっちゃん、おばちゃんが半袖短パンでダベってる。
店前の寸胴の鍋で煮込んでいるのか、路地中が豚骨みたいな匂い。
その合間を練り歩くように、何匹もの野良犬がウロウロ。
さすがに野良犬は怖いので、まだまだ暑さの残る路地を逃げるようにして歩く俺とちっち。
 
台北駅前は、いくつもの量販店が並んでいて、
入ったCDショップには、地元のCDがあんまり無くて、
ジャニーズとか日本のアイドルのCDがフェイス陳列されてる。
そしてジャニーズ以上の扱いだったのがw-indsなのな。
w-indsのCDがずらーっと棚に並んでるけど、なんでそんな人気なの(笑
 
 
22時直前に入った本屋では、地元の人が大勢立ち読み中。
いや、正確には座り読み。みんな床に座り込んで読んでる。あつい。
どんな本があるのかなーと思って雑誌コーナーを見て回ってたら、閉店時間の22時に。
 
何がすごいって、
まだ客がたくさん立ち読みしてるのに、
22時になった瞬間に店内の電気が消されるのな。
消灯になって、逃げ去るように我先に出て行く立ち読み客。
もう客サービスなんて知ったことじゃない感じ(笑
こういう下町っぽいパワフルさ、
日本では失われたものな気がして、すごく好き。
 
 
昼はツアーでの観光だからやっぱり表向きの台北で、
なんか夜になってようやく本当の台北の人々の暮らしに触れられた気がするよ。
 
夜になってもまだ30℃を切らない熱帯夜の台北で、
人の目を気にせずそれぞれの暮らしを送る人。
うん。
来た甲斐あるな。
 
 
台北駅前で出会った景色に少し気持ちを昂ぶらせながら、
冷房の効いたホテルへ戻るのだった。



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七大陸周遊記~第5章~ (1)香港シティナイト。

July 14 2005 22:09

(この文章は、2005年7月の日記を2019年5月20日に改題・改編・加筆したものです) 
 
 
【2005年7月10日】
昨日予告した通り、
研修旅行という名目を兼ねた、社員旅行ですよっと!
 
近畿日本ツーリストプロデュースのツアー旅行。
ぞろぞろとみんなで同じとこ見て回るのとか苦手だけど、
櫻庭さんが近ツーとめっちゃ打ち合わせしてきたの知ってるから文句言わない!
(櫻庭さん大好き)

会社の人たちと一緒で気が休まらないのわかってるから、
行きたくない気持ちも半分あるけど、
でもどうせ行くからには全力!
というわけで、
パスポートも取った!(あたりまえ)
地球の歩き方も初めて買った!(でもほとんど読んでない)
やることはきちんとやったはずだ。。。←不安
 
 
というわけで、新千歳空港に集合し、16時45分の便で日本を離れます。
さらば我が故郷よ。
っていうか、せっかくの日曜のほとんどを実質ムダにするこのスケジュールよ。
 
そしてなんと、
目的地・台北のほぼ上空を意気揚々と素通りし、
我々は香港へと向かいます。
めっちゃ無駄足じゃん!
近ツーめ、ケチりやがったな…。
 
香港の空港では3時間強のトランジット。
香港国際空港、めっちゃでかい!きれい!店いっぱい!
で、最初はみんなウキウキで空港探索に出るものの、
1時間ちょいでやることがなくなって、
空港内のあちこちのベンチでうちの社員が疲れ果てております。
そりゃあ、これから台北に行くのに、香港の空港で買い物しないしなあ。
 
トイレももちろん超きれいなんですけれども、
便器はアメリカンスタンダードという初めて見るメーカーでした!
日本で見かけないから新鮮!
 
 
そんなこんなで時間もどんどん遅くなり、
全員に退屈以外の感情がなくなった頃に、とんでもない情報が舞い込みます。
 
「台北行の便が、到着遅れにより時間未定の遅延」
 
みんなの顔が嘆きという嘆きに支配される。
もう23時過ぎですよ!
夜中の空港でやることもなく佇む30人。
試練だなー。
 
 
 
結局、定刻の1時間遅れでなんとか香港を離陸。
キャセイ・パシフィック航空の飛行機は、
座席の画面でひたすらペニンシュラホテルのCMが流れてる。
今どのへんかな~、って地図見るの好きなんだけど、
飛行機の地図って、地名表記とか、高度情報とか、現地の気候状況とかに画面切り替わるじゃない?
その画面の1つがペニンシュラのCM画面なんで、画面見てると1分に1回くらい出てくる!
もうすっかりペニンシュラの名前覚えちゃったよ…。広告効果すげえ。
 
 
そんなこんなで、ホテルに着いたのは2時半すぎ。
香港国際空港が地獄すぎたせいか、みんなわりと元気。
もう寝る時間ですよ?
 
なお翌朝は8時からスタートです。
ツアーでこんなに過酷なスケジュールってある!?



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七大陸周遊記~第4章~ (4)道産ベビ。

May 05 2005 23:58

(この文章は、2005年5月の日記を2019年5月20日に改題・改編・加筆したものです)
 
 
【2005年5月3日】
今日は適当に寄りたいとこに寄りながら帰るだけなので、
朝からめっちゃ余裕かまして10時まで宿でのんびり。
旅に出ると毎朝早くて寝不足になりがちだから、
たまにはこれでいいのだ(パパ)
 
 
まずは、昨夏にできたばかりの道の駅「ひがしかわ道草館」へ。
東川町は写真が有名らしい。写真の町。
どういうことかはわからないけど、
写真自体は好きなので、とりあえずシンパシーは感じておく。
っていうか、俺が子供の頃って、
写真部の人とかってめっちゃオタク扱いされるような雰囲気だったけど、
(どんな人がいたかもよく知らないけど)
最近は全然そんな感じでもなくなったから、写るんですとデジカメは偉大。
 
 
富良野方面を経由して、滝里湖へ。
よく整備された湖畔の綺麗なダム湖。
キャンプ場も併設してるらしい。
このデザイナー建築みたいなのがキャンプセンター。
シャレオーツ。
 
 
山道を抜けてカナディアンワールドへ。
なんか、小学校5年くらいの時に、
クラスの女の子の中で大ブームになったカナディアンワールド。
「赤毛のアン」の世界を再現したとかなんとか(曖昧)。
こんなとこにあったんだなー。感動。
なお、赤毛のアンがどういう話なのかは全く知らない。
 
まあ、きっと行けば赤毛のアンのこともわかるだろう。
という期待も込めて行ったら。
 
潰れてたわ(死)
 
入場自由のただのカナダ風公園になってた。。。
場内には親子連れが4~5組くらい。ボール遊びしてたりとか。
壊れたままの電灯が哀れすぎて泣く。

 
誰もいない建物の中に白熊の親子。
おまえ、きっと往時は子供たちが群がってたんだろうな。
もはやこの佇まいに寂しさしか感じない。
 
 
最寄りの道の駅「スタープラザ芦別」へ。
こちらはなかなかの盛況。
道の駅のすぐ裏手にある大観音像目当ての人がけっこういる模様。
やはり日本では「観音>>>>>赤毛」なのですね、ははうえさま。。。
 
敷地内に野菜の直売所もあります。
米米CLUBは解散したはず。
 
 
このまま滝川のほうに出ていつも通りの道で帰るのもつまらないので、
南の山道を通って帰ってみることにする。

さすが大観音の町だけあって、墓石屋さんが何軒か集まってる一角があって、
信号待ちの時、
「墓石か~、厳かな気持ちになるな~」
と思ってふと見ると。
全然楽しそうだったわ。
 
 
三段の滝。
いいね~。
個人的には、落差のある滝よりも、急流の滝が好きです。
近くで撮影する時の迫り来る迫力が半端ない。
油断すると死ぬからね~。命がけで撮るよ!
 

 
あとはもう、桂沢湖のほうに抜けて帰るのみです。
今回の旅はね、初めての道北。サロマ湖晴天リベンジ。博物館系巡り。
今までとはまたちょっと違うスタイルで行ってきましたけども。
昨年までは院生やらフリーターやらの立場での旅だったんで、
初めての有職人種での旅は、世間様一般の休みという今までと違う繁忙期旅で、混雑とかも含めて、いろいろ目新しかったな。
全てが刺激。
 
思えばさ、
オホーツクに消ゆのスポットに行きたいで始まった自分の旅の歴史。
今はもうそれも卒業して、
道の駅も含めてさ、
「北海道をもっと知りたい、全部行きたい!」
になってんだよなあ。
自立。
 
でもね、
まだまださ、
行きたいとこ、
知りたいとこ、
行けば行くほどね、増えてくんだよ。
 
すごいね。
どんどんどんどん、
北海道LOVE。
がもりもりに増してく。

自分の住んでるとこもよく知らないやつがさ、
道外の何を見てもきちんとそれを理解できるわけないじゃん!
って思うから、
まずは、北海道、全部見ます。全部聞きます。全部嗅いで触って味わいます!
 
有職人種はね、
そんな頻繁には行けなくなるかもだけど、
やっちゃうぞー。
 
 
今日の運転距離:約230km



Categories: 旅。

七大陸周遊記~第4章~ (3)上川キャノンボール。

May 05 2005 21:53

(この文章は、2005年5月の日記を2019年5月19日に改題・改編・加筆したものです)
 
 
【2005年5月2日】
朝。
窓から外を見やると、昨日までとは一転、青空がそこに!
昨日までが完全に雲しかない天気だったので、ようやく旅らしい感じになった。
 
 
なんやかんやでちょっと宿を出るのが遅れて、9時半の出発。
現金に不安があったものの、無事カードが使えました。
 
道の駅「サロマ湖」に寄ってスタンプを押した後は、
この天気なら!行ける!
一昨年、視界がほぼ無いレベルの濃霧のため何も見えなかったサロマ湖展望台にリベンジ!
 
長い砂利道の末に辿り着く駐車場から10分ほど階段を登り、
さあ、いよいよ2年ぶりの展望台!
をををを!見える!サロマ湖が見えるぞぉ!!!!
 
泊まっていた緑館も、

なんと、サロマ湖の切れ目まで見えるぞ!
これはすごい。
360’の視界が売りの展望台だけど、正直反対側は森と山しか見えないのでどうでもよくて(ひどい)、
サロマ湖をこんなに俯瞰で見えるのだけで、来る価値ありまくり。
車じゃないとちょっと来れない場所だけど、と思ったけど、
そもそもサロマ自体、車じゃないとほぼ来れない場所だから問題なかった。
 
 
展望台と同じく、
この天気なら前回の濃霧でほとんど見えなかったとこにリベンジするチャンス!
ワッカ原生花園はまだ花もほとんど咲いてないだろうから(学習)、見送りでOK。
ならば能取岬まで行っちまいましょう!ってなもんです。
すごい!
前回は朧気にシルエットが見えるだけだった灯台がくっきり見える(笑)!
こんな色だったのか…。
 
 
能取岬の後は、網走市内へ入って博物館網走監獄へ。
入口のとこでは、明治の脱獄王がお出迎え。
脱獄王といえど、質素な格好です。
真面目に掃き掃除してて脱獄しそうにない。
油断につけこむやつだな!

掲示されている順路の看板を見てみると、
けっこう広いんで、全部じゃなくある程度廻るコースなんてのが推奨されております。
何を言っとる!全部見るわ~い!
というわけで、左回りに粛々と回ります。
 
場内は、様々な移築物に蝋人形たちが当時を再現するように配置されていて、
今なら確実に人権屋さんが放っておかないだろうな、っていう過酷な暮らしを目の当たりにできます。
こんな環境なら、そりゃあ誰もが網走送りを恐れるよなあ。
外仕事の時は、こんな藁葺きの小屋に囚人たちは薄着で雑魚寝。
さすがに外仕事は4月~11月だけだったらしいんだけど、
とはいえ4月とか11月の夜とか寒さが絶対やばいやつじゃん。
しかもね、
枕とか無くて、一本の丸太を枕にしてみんな寝てるの。
そしたらさ、朝になったら丸太の端っこを看守が叩いたらみんな起きるから便利なんだってさ。
人権もへったくれもない。
朝ご飯は雑穀に汁一椀だけ。しかも立食。つらい。
 
昼はね、農業したり、

鍛冶仕事をしたり、

日用品を作ったりします。

炊事も分担。

大根もちゃんと洗います。

 
監房はこんな感じ。
ストーブは真ん中にこんなパイプみたいなの通ってるだけ。
これ各房までたいして熱気行かないって!
看守めっちゃこええ。
警棒伸ばしっぱとか、使う気満々じゃん。
 
独房では正座が基本?
 
ちなみに、刑務所暮らしだけが大変なわけではありませぬ。
何せ飛行機も無い時代、こんな僻地まで来るのです。
こんな感じで徒歩で護送されるとか何とか。
熊に狙われてるやん!
現代でも札幌から車で7時間とか8時間とかかかるのに、
まともに道路も開削されていない時代に徒歩とかマジ死ぬ。
それ考えたら、脱獄王とか、脱獄した後どうしたんだ…
 
 
あ、当時の法服が展示されていたんだけど、
着てる人が完全にポリゴン。
スターフォックスでこれと同じやつ出てきたの見たわ。
 
 
 
そんなこんなで2時間弱ほどで網走監獄を見学し終え、先を急ぎます。
ホントは網走でもうちょっといろいろ見たかったんだけど、
今夜の宿は旭川なのであまり悠長にも構えてられないの。
 
39号線を行き、道の駅「メルヘンの里めまんべつ」で軽い昼食。
そんなにメルヘン感はなかった。

女満別を抜け、美幌を越え、端野に差し掛かった頃。
なんか道端に米のキャラの看板があちこちに。
俺のアンテナにビビビっと来るタイプのキャラ。
ビビビ婚。
看板をよく見ると名前が書いてある。
「のんたくん」
端野町だからのんたくん。シンプル。
 
 
北見、留辺蘂を越え、生田原へ。
ここにある「ちゃちゃワールド」が今日のメインイベント。
木のおもちゃの博物館っていうだけで、絶対楽しいに決まってるじゃん!

場内にはたくさんの大きいくるみ割り人形や煙出し人形が。

1Fには、世界各地の伝統的な木製おもちゃが展示されてて、
うん、すごいなこれ。
見たこともないようなおもちゃもたくさん。
世界は広い。

 
上階は、実際に木のおもちゃで遊べるコーナー。
積み木もあるし、

木馬もあるよ。
天才騎手降臨。
 
 
来るまで全然知らなかったんだけど、
ちゃちゃワールドは藤城清治の影絵の美術館を併設してるの!
暗い館内に佇む、光を受けたたくさんの影絵。
これには、ただただボーっと不思議な感覚のまま立ち尽くすしかなかったのでした。
特に吹き抜けを飾る超大型の影絵。
ここで1時間とか2時間とか黙って見ていることができます。
ほんとに幻想的な世界。
ここはねぇ、ホント行ったことない人は絶対1回行ったほうが良い。と勧めて回ろう。
 
 
結局ちゃちゃワールドでそうとう時間を使ってしまったので、すっかり夕方。
遠軽、丸瀬布を抜け、白滝に入ったところ、
なんと白滝に新しく道の駅ができたとの情報を入手。
行ってみると、もう閉まってた。。。
なおここは、道内初の一般道からも高速道路からも入れる道の駅。
しかも!
ちょうどICのトコなので、ここから高速に乗ることも可能。
 
というわけで。
 
いいでしょうか皆様方。
実はワタクシ、教習所の高速教習の時以外、一度も高速に乗ったことがございません。
ムーくんがノンターボ軽だから、そもそもあんまりスピードが出ないから一般道でもたいして変わらないからな。
でもですよ。
実は旭川のホテルのチェックイン時刻が既に目前に迫っております。
そしてこの白滝の先には軽殺しの急坂・浮島峠が待ち受けております。
しかも現段階でそこそこ交通量多い。
 
嗚呼。
嗚呼。
 
ムーくん史上初の高速の旅、スタート。
 
 
少々待機のうえ、後ろから車が来ないタイミングで高速に突入します。
なんせムーくんのパワーでは60km/hに上げるだけでも、全力キックダウンしないかぎり20秒はかかる。でもエンジンに負担かかるからキックダウンはしたくないしね~。
なんて思ってる間に、後ろから猛スピードで車が(死)
 
ここ、延々と追越車線の無い片側1車線。
さすがにこうなると俺も全力でスピードを出すしかない。
キックダウンで一気に90km/hまで加速。
それでもどんどん距離を詰めてくる後続車。
 
こうなりゃ、ままよ!
 
完全アクセルベタ踏みで全力フルスロットル。
エンジン回転数は未曾有の5000回転。
もう半端じゃないエンジン音。こんなん聞いたことねぇ。
それでもノンターボ軽の出るスピードは105km/hが限界。
ベタ踏みなんでもうここが限界です。勘弁して(泣)
 
それでもぴったり俺のスリップストリームに入ってくる後続車。
スピードを、緩めるわけには、、行かない!!!!
高速制動の良くない軽で、全力ベタ踏みのままカーブに挑み続ける。
ステアリングを切りながら、今にも吹っ飛びそうな横Gをなんとか耐える!
これ、いつスピンや横転してもおかしくないGだぞ。
 
 
カーブの度に死を覚悟しながらなんとか40kmの距離を走り抜け、
だい、
一般道に、
生還。
もう高速乗らねえぞ。。。
 
 
地獄のロードファイトの甲斐あって、
チェックイン予定時刻ちょいオーバー程度でホテルに到着。
お気に入りのレオパレスホテル。
 
今日は死んだように眠ります。
おやすみなさい。
高速の夢だけは見ませんように…
 
 
今日の運転距離:約340km



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