七大陸周遊記~第5章~ (3)228~。
(この文章は、2005年7月の日記を2019年8月13日に改題・改編・加筆したものです)
【2005年7月12日】
朝一でホテルを出る。今日も暑い。
今日は夕方まで自由行動の日なので、
一人で博物館とかをひたすら回ろうと思ってたけど、
同室の白井くんがついて来たいというので、2人で行動することにする。
白井くん、あんまり博物館とかに興味あるタイプじゃないから本当は気が引ける部分はあるんだけど、
さすがに断るのもアレだしねぇ。
ただし申し訳ないけど俺の行きたいとこメインで回らせてもらう。
すまんのぅ、すまんのぅ。。。
せっかく台湾に来たからには、行きたいとこに行きたいんじゃ。
そんなわけで、ホテルの最寄りの民権西路駅から今日の旅はスタート。
MRTの一日券を買うために窓口に並んでいると、後ろから現地の人に話しかけられたので「No, I’m Japanese」と答えると、あー、みたいな感じですごすごと退散。
やっぱり現地の人から見ても見分けつかないんだなー。
と思ってたら、
今度は駅の売店で飲み物を買ってる途中に中年のご婦人から話しかけられる。
えっ、これ何度も続くのー?
と思って面倒くさそうに「I’m Japanese」と答えたら、
「えっ、日本人なの?」って、現地在住の日本人だった(笑
こんなところで偶然日本人と会うなんてねー、
なんて話をして、気をつけてね、って。
あー、こういうのも旅の楽しみなんだなー。
中正紀年堂駅から歩いて台北植物園へ。
1600種もの植物が栽培されてるとか。
あっ、リス?イタチ?
植物園の次は、
西門駅へ移動して国軍歴史文物館へ。
辛亥革命以降の中華民国の戦争に関する文物が展示されてて、実際に使用されていた兵器なんかもある。
昨日バスの中から見ただけの総統府を横切って、
二二八和平公園へ。
二二八事件、簡単に概略を説明すると、
大戦が終わって、日本の占領下から中華民国に戻った台湾。
本土では共産党との争いに敗れた国民党が台湾へ逃げてきて中華民国を維持するわけだけど、
蒋介石の独裁の下、様々な権利は制限され、
特に蒋介石と共に渡ってきた本土人と比べ、元から台湾に住んでいた人々への圧力は酷く、生活は苦しくなる一方。
そんな中で日本統治下時代に日本に渡って学問を修めてきた知識人層は、その圧政に反対するデモを台北で行ったが、政府はそれを軍事力によって鎮圧。
ついでに台湾全土の知識人層を次々と処刑・投獄していったという事件。
この事件に関する様々な資料を展示した二二八記念館が公園内にあるので見てきたけど、
考えてみれば、今の台湾人にとっては、粛正された側の子孫もいるし、した側の子孫もたくさんいるわけで、それはどっちにとってもつらい歴史。
それを目を背けずに、しっかりと記憶に焼き付けておこうというのはよく考えるとすごいことなんだよなあ。
とかなんとか。
そんな感じで二二八記念館と、同じく公園内にある国立台湾博物館を見学した後は、
もう時間も時間なので、
西門駅の目の前にある旺角回転港式飲茶で昼食。
回転飲茶。
何やねん、な感じだけど、要は回転寿司と同じくベルトコンベアに乗って各種点心が流れてくるという、現地の若い人に人気の店らしい。
味はまあ、ふつう。
台北ではわりと英語が通じる印象だったけど、ここは全然通じなかったので、ジェスチャーでなんとかやり取り。
まぁ日本もそうだけど、観光客も多い都市とはいえ、やっぱり現地の人向けと観光客向けで英語の通じる度は相当差があるなーというのを痛感。
手持ちの現金が底をついてきたので、頂好へ行き、銀行で日本円から両替する。
頂好は今まで見てきた台北とは一変してすごいビル街。
ただ、中心部の南西側の路地裏は、民芸品店がいくつか並んでいて下町という感じの街並み。こういうギャップはヨイ。
免税店のような何でもガシガシ置いてあっていかにも「さあ、これが観光土産ですよ!」と押しつけがましいものよりも、下町の民芸品店にあるようなものをお土産にしたかったので、いくつか入ってショッピング。
普段日本人があまり来ないのか、少し驚いていたものの、店員のおばちゃんがすごく良くしてくれて、台北の下町の人の温かさを感じる。
2店目で無事実家へのお土産GET。
そろそろ集合時刻が近づいてきているのでホテルへ戻るが、
中山駅で降りて、どうしても行きたかった台北牛乳大王へ。
看板メニューのパパイヤミルクをテイクアウトして急いでホテルへ。
もう団体での観光はないのに、夕食にしてはずいぶん集合時間早いなーと思ってたら、
案の定、まずは免税店へ。
最後の免税店タイムということで、時間が90分も取られている。
そんな時間あったらもっと観光できたのに!
これまでは免税店で毎回それなりにショッピングを楽しんでいたお姉様方も、
一通り店内を見た後は退屈そうにしている。そりゃそうだ。
あまりにヒマだったので勝手に店の外に出て、
偶然目の前にあった4F建ての本屋へ。
なんと大学~大学院時代に研究に使っていた中華書局の三国志正史の分冊ではなく1冊本があったので迷わず即買い。日本円で約2500円。
これ、分冊のやつ日本で一式個人輸入で揃えたら3万円くらいするから、めっちゃラッキー。
経済的に余裕できたら買っちゃおうと思ってたやつだから、
まだ経済的に余裕できてなくて良かった…
本を買った際にレジで何か言われた(袋に入れるかどうか訊かれた?)けど、もはや何か訊かれた瞬間に「Sorry, I can’t speak Chinese. I’m Japanese」と即答するのは完全に手慣れたもの。適応力ってすごい(現地語には適応しない)。
夕食は丸林魯肉飯。
わんりんるーろーふぁん?
チャイ語は発音が苦手だった中国史専攻のワタクシなので、
もうこの際まるばやしろにくめしでいいとさえ思っている。
漢字は表意文字。
今日はさすがに紹興酒パレードをせずにマルバヤシは終了。
明日が早朝出発なので、さすがに飲んだくれの上司たちも今日は控えめ。
帰国の日に寝坊だけは絶対にあかん!
最終日にあんまりお酒を飲む感じの店にしてないのは、
こういうトコだけ近ツーよく考えてやがるな。
社員旅行のノウハウを知る者。
というわけで、ホテルに戻った後は、
寝る前に謎の飲むヨーグルト(でかい)と謎のミルクティー。
ホテルの隣のファミマ、この旅でもう7回行ったわ。常連。
お姉さんが楽しそう。
いかにもアジアっぽい雰囲気。
でかい。
たぶんこれが蒋介石。
何の模様だろ?
全体的に微妙にサイズが合ってない気がするのは気のせいだろうか。
線香の量がやばい。

金ピカの本尊があったり、
関帝廟があったり、
華侘が祀られていたり、
化け猫みたいなのまでバラエティー豊富。


噂の彼らの入場。
めっちゃ姿勢いい。
5人でシンクロ。
後ろをついて行ってみよう。


子供が物珍しそうに見てる。
はい、交代完了。

めっちゃ無駄足じゃん!
便器はアメリカンスタンダードという初めて見るメーカーでした!
「アイシールド21」
島本和彦「卓球社長」
ゆでたまご「キン肉マン」
塀内夏子「フィフティーン・ラブ」
島本和彦「炎の転校生」
福本伸行「天」
塀内夏子「Jドリーム」