こころフラクタル。
どんなに滑らかに見える表面も、
触ってみりゃぁザラザラって、そんなもん。
単純に捉えりゃいいものを、
細かく細かく分析しちまって、
んで、無限に細かくなって、自縄自縛。
いつだって、答えなんか出ない。
それをわかっててみんな生きてるのに、
肝心なトコで絶対に臆病な俺ら。
どんなに滑らかに見える表面も、
触ってみりゃぁザラザラって、そんなもん。
単純に捉えりゃいいものを、
細かく細かく分析しちまって、
んで、無限に細かくなって、自縄自縛。
いつだって、答えなんか出ない。
それをわかっててみんな生きてるのに、
肝心なトコで絶対に臆病な俺ら。
俺の生き方は、歳を取れば取るほど、
周囲との乖離が大きくなってきて。
それでいいの?
それで寂しくないの?
って訊かれてもさ。
じゃあ、逆に訊くけど、君は寂しくないの?って。
寂しくないならきっと、
寂しさに眼を瞑って見ないふりをしてるんだろう。
「何を持っているんだい?」
「何にも無いさ」
守ることと自由。
何も無いことは、
素晴らしいこと?
素晴らしくないこと?
みんな、何につけても、
なんやかんやのきっかけを待ってる。
でも、きっかけなんて、そうは無くて、
そのまま終わるのがほとんど。
ちょい思い切れば掴めてた幸せがたくさん。
合図なんてとっくに。
気付いてるかどうかの違い。
なんだかくよくよ悩んでいる人がいるよ。
何かを悲観的に捉えてる人がいるよ。
でもね。
悩みの半分はおにぎりでできています。
喰っちまえそんなん!
とあるとこでコメつけた、
悩む人になるな!
悩ませる人になれ!
という言葉が、
我ながらえらく名言に思えてきた。
何かの思い出を消すために、
その上から何かの思い出を上書きしてくとして。
でも、人間の記憶の記録速度なんて、
いつだって等倍速が限界。
んじゃ、上書きしきって、
ぜんぶ忘れてしまうまでの時間はどのくらい?
カセットテープの「カセット」は、宝石箱という意味。
じゃあそこに入ってるもの。
眼は瞑っても、
それは変わらないので。
人生はネタ。
喜びとか、悲しみとか、なんだろうといいけど、
何かを誰かに与えてこそのアレコレ。
ぐっどもーにんぐえぶりわん。
ぐっどもーにんぐみすたーふくとめ。
とぅでぃ、あいむいん、市民会館。
市民会館に来ています。
そう。
あの閉鎖が決まった市民会館。
市民会館ホールわりと好きだったしさぁ、
なんで閉鎖よ!
って思ってたんだけど、
あぁ、閉鎖だな。
ってわかった今日。
ホールはわりとまだ綺麗だし、
フリーター時代、税申告に来た2階の会議室も、
まだまだ大丈夫と思うんだけど、
3階の会議室はこれはもぅ…
ボロボロだし、
っつーか、フロア中にトイレの匂い充満。
換気がなってないんだな。
これじゃぁ会議どころじゃない。
からまぁ、閉鎖もやむなし。
五輪前後にポコポコ建てられた建物たちの耐用年数が過ぎて、
札幌も一つのエピックが終わったってことなんだな。
しみぢみ。
なんかここ数年で、
思い出のものがどんどん無くなっていくな。
有頂天の「BYE-BYE」のような、
君と僕とが作った何かも、
君と僕とが出会った何かも、
君と僕とが信じた何かも、
君と僕とが行ったトコも、
君と僕とが嫌った何かも、
君と僕とが数えた何かも、
君と僕とが壊した何かも、
君と僕とが思った何かも、
どんどん無くなっていって、
そんで忘れてしまう、
激情とか、虚栄とか、自信とか、欺瞞とか、
そういう自分を形作ってきた諸々と、
形作らせてくれたひと。
人間は記憶の生き物で、
裏返せば、人間は忘却の生き物で、
いろんな大事なことを忘れながら俺らは生きてる。
かたちがなくなったら、あとは記憶ごと風化するだけのもの。
ナンバーワンのほうが、ずっと、いいさ。
だって、オンリーワンなんて、絶対、無理だよ?
閉ざされた空間の中で生きてるわけじゃないんだし、
オンリーワンで完結できるほど、
全てを具備した完全体だと思ってるわけ?
存在し得ないオンリーワンを求めて、
そんで結局ナンバーワンすら失った人、
何人も見てきた。
ナンバーワンであるための努力、
してるって、ちゃんと、言える?