カテゴリーアーカイブ: さらさらな日。

星をみるひと。

February 09 2013 21:55

豊平峡。
 
露天からみるオリオンがとても綺麗。
 
ベテルギウスは死にかけで、
もしかしたら今この瞬間、
もう無いのかもしれないってさ。
 
星が大好きだった子供の頃、
そんな話を聞いて、
もしかしたら、
もう無くなった星の、
その遺した痕跡を受け取っていること、
ロマンだなぁ、
なんて、
思ったりもしたけど、
 
遺したものなんてんじゃぁ、
さみしいじゃないかよ、
って、
思うようになったのは、
きっと、
大人になったからかな。
 
 
そういえば、
道内あちこちの温泉行っていながら、
豊平峡は初めて。
 
近郊では、
いちばんいいとこかもしれないな。
 
 
ジョイフルが無いからっつって、
文句ばっか言ってらんない。
 
のんびりと、
行こう。



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いつもの店。

September 21 2012 23:23

いきつけの店。
 
という言葉を言うには、
2ヶ月やそこらに一度程度じゃぁ、
なんだか憚られるなぁとは思うんだけど、
 
でも今日、
「いつもは早い時間なのに、
今日は遅いんですね。飲み会帰りですか?」
ってマスター。
 
 
そろそろ、
心から、
「行きつけ」
って言ってもいいかな?



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アラベスクなフライデーナイト。

September 07 2012 20:42

仕事が珍しく20時過ぎに終わって、
そんな久々の夜は、
家に帰りたい病と、
家に帰りたくない病の、
そのアンビヴァレンスのちょうど狭間で、
いろいろなノスタルジーでぶらぶらする札駅は、
赤ら顔の酔っぱらいで溢れていて、
外に出たら雲ひとつない夜空で、
でも札駅じゃ星なんて見えなくて、
見えるのは、
さっきまでの俺みたいな人がまだ働いてるオフィスビルの灯りと、
誰かが飲んで、騒いで、口説いて、
そんなにぎやかしい店の灯り。
 
 
今日は金曜。
 
このまま帰らずに、
星の見えるとこまで行こっと。
 
 
途中でピコラとチー鱈を買えば完璧さ。
 
 
フラっとがない金曜なんて、
そんなのは金曜じゃないんだぜ。
 
 
 
そんな感じ。
だぁね。



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チャンダンを炊きながら眠りについた、その直前までの話。

March 19 2012 09:51

昨夜。
温泉を出たあたりから何だか体調がいまいちで。
 
帰宅してからは、
猫沢エミのアルバムを3枚ばかし聴きながらボーっとしていたのだけれど。
 
 
昔のいろいろなことを思い出したりしながら、
「Traffic-Strawberry-Jam」だとか、
「青い虫」だとか、
「ミルクの冠」だとか、
「羊飼いの少年へ」だとか、
「BROKEN SEWING MACHINE」だとか、
そのあたりの曲を聴いていると、
 
楽しかったこととか、
悲しかったこととか、
嬉しかったこととか、
憎かったこととか、
 
そういういろいろな感情が、
懐かしくも、まるで昨日のことのように感じたりもして。
 
 
ちょこっとメールとかして、
ナイトキャップを1杯用意したりして、
なんだかんだで、
過去も現在も、
夢想も現実も、
全部が繋がってる。
 
 
猫エミの世界観とか言葉のセンスとか、
そんなんは銀色夏生とともに自分の文章とか価値観の基礎になってるもので、
生活を続けていく中で、
自分の中の思念だったり意識だったり意志だったり、
そういうのの分子が少しずつバラバラになっていくのだけれど、
再度、そういうのを集めて、
ぎゅっ。
と、なるような感覚。
 
 
自分の意識や意志に接着力が無きゃ、
新しい価値観や刺激を吸着できないんだぜ、
って、
そういうことかな。
 
 
自分の中の散漫に散らばったセツナに引っかかった何かを、
デフラグしてぎゅっと集めて、
そんで取り込んでいけばいいのかな。
 
 
 
自分は、
羊飼いの少年、
それとも、
オオカミ?
 
 
心に刺さる言葉は、
心に穴を開けるから、
そこから、
また何かを入れることができるんだぜ。
 
って、
思った。
 
 
 
何を入れよかな。



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Fの終わり。

March 06 2012 15:41

昼、
ふらっと札幌駅に出て、
そんで、
会社に戻ろうとしたら、
雨が降ってた。
 
 
ほんの小雨だけど、
雨なんて、何ヶ月ぶりかな。
 
 
雪国の人間は、
冬の間に、
傘をさすという習慣を忘れるから、
ある日、
雨でびしょ濡れになって、
そんで初めて、
春が来たことに気付く。
 
 
 
 
今日、仲の悪い上司から、
無茶な仕事を言い渡されて、
少なくとも今月いっぱいはマトモな時間に帰れそうになくて。
 
でも、
美味しい酒と、
気持ちいい音と、
楽しい話に包まれた日々は楽しくて。
 
なんだかんだ、
バランスは取れてる。
 
 
 
 
ある日、
びしょ濡れになって、気付く。
 
はずだけど、
 
うん。
 
 
自分はもう、
びしょ濡れに、
なってるかなぁ?
 
春が来たことに気付かなかったら、
春を楽しめないままだってさ。
 
 
 
 
 
傘をさすのを忘れた心が、
いつまでも続かぬよう。



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べいびーぼーい。

February 23 2012 10:50

穏やかな日。
 
空は薄く靄がかかったような色ながらも、
今年いちばん空気が暖かい日な気がする。
 
 
今日は外回り。
たまに外に出る機会は、
空気が気持ちよくていいなぁ。
 
 
いつの間にかローソンができてたり、
アレができてたりこれができてたりとか。
 
学生の頃とかよく通ってた道が 、
すっかり見慣れない景色になったりしてて、
ちょいノスタルジー。
 
 
生まれ育った札幌に住んでるのに思うくらいだから、
故郷を離れた人なんかはすごく感じるんだろうな。
 
 
 
 
今しか見れない景色とか、
今しかやれないこととか。
 
何がそうなのかがわかんないのが難しい。



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foolyouなmeとyou。

May 12 2011 20:11

今日は快晴。
気温も本格的に15℃を超えて、
いよいよ暦だけではない春の感じ。
 
そんな昼も暮れて、
夜になればまだ風も冷たくて、
歩く速さも心持ち速くなったりもして、
そんな家路、
ふと見上げると、
透き通る空を背景に、満開の夜桜。
 
何日か前に、
気付いたら咲いていた桜が、
いつの間にか満開になって、
そして、
今日の少し強い夜風に吹かれて、
少しだけ、
散ってる。
 
 
いつだって春はいつの間にか。
 
先週見た水芭蕉も、
きっと、
今はもう無い。
 
 
どんなものだって、
気付いたらいつの間にか。
 
だからこそ、
喜べるものとか、
悲しめるものとか。
 
 
いつの間にかの束の間は、
今日も、
明日も、
明後日も。
 
きっと、
そうなんだろう。
 
気付いてても、
気付いてなくても。



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2010最後のヒ。

December 30 2010 12:57

公人としての2010は本日にて結び。
 
出勤も今日で最後と思うと、
まっことせいせいするわけではあるが、
せいせいした4日後にはまた出社するわけなので、
さほどリフレッシュ感が無いのも事実だ。
 
 
 
普段はやたらと人ばっか多い会社の裏の通りも、
今日は鳩が2羽、すっかり座り込んでて、
そんなんを眺めてリラックスできる自分は、
たぶん都会暮らしが本質的には向いてないんだろうなぁとは思う。
 
 
 
11月から、
久々にレゲエの現場に復帰して、
爆音の中で、酒を呷りながら頭を空にして体を動かすのは、
しばらく忘れていた何かを思い出す契機になって、
 
音と、
酒と、
自分の中の柔らかい何かに包まれていた頃のように、
音と、
酒と、
自分の中の柔らかい何かに包まれていたいと、
もっかい思えるようになって、
 
そんで、
今。
 
 
 
自分の中で大事なもんは、
やっぱりどうやったって自分の中で大事なもんなんで、
日常のいろんな面倒くさいアレコレに嫌な顔して後回しにしたりとかしないで、
全身の力を抜ききるだけ抜ききって、
自分の中の何かに流されていきゃぁ、いい。
 
 
 
自分がいちばんワクワクできる日々を。
 
 
 
来年も、
過ごして行こうぜ。
 
 
 
 
ってな。
 
 
 
 
やったろまい。



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