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七大陸周遊記~第7章~ (EX)エアポート2007。

September 08 2007 09:50

【2007年9月7日】
 
 
【福岡空港ニテ】
想定外の延長戦につき予定の無い日。
レンタカーも返しちゃったし。
 
エリちゃんが徒歩圏内を案内してくれるというので、
天神などで一通り遊んだ後、夕方急いで空港へ向かう。
 
楽しかったなー。
今度こそさらば福岡。かなしからずや。
空港へ着き、窓口でチェックインをすると…
 
「羽田行は25分遅れの17:30発となっております」
「千歳行は天候調査のため、手続を停止しております」
 
 
ま た か !
 
 
福岡でもう一泊にするか!そうなのか!
でもな。
 
1)少なくとも、東北に台風がある現在、千歳行は無事飛んでいる。
2)ニュースによると、札幌が強風域に入るのはちょうど着陸くらいの時間。
3)暴風域がなくなった。
 
という要素を考え合わせ、
「いや!きっと!千歳行は!飛ぶ!飛ぶんだぁぁぁ!」
という俺の判断で、羽田行に乗ることに。
 
 
「千歳行はまだチェックインできないってことは、羽田で一回荷物取って、出てからまたチェックインすればいいんですよね?」
「さようでございます」
とのことだったのに、
手荷物預け所では、
 
「本日、札幌までのご利用ですね」
「あ、いや、札幌便はまだ手続できないって言われたんですが」
「あ、そ…そうですね、でも札幌まで荷物行くように手配しましたので」
どっちよ!!!!!!!
 
「ってことは?札幌便が飛ぶ場合は自動で荷物移し替えるから、一回出てから手続をして、また入るってこと?」
「あ、はい、そうですね」
「飛ばない場合は、羽田で荷物出てくるってことですよね?」
「さようでございます」
…わかりにくいがとりあえずなんとかなるだろう。
 
 
【機内ニテ】
とりあえず異常に眠かったので、もう寝る気しかしない。
案の定、離陸前にもう寝る。
起きて前のモニタを見ると、
 
「到着予定時刻:19時20分」
 
!!!!!!!!!!!
 
俺の乗継便は19:35発ですが!
チェックインは時刻の15分前までですが!!
20着じゃ降りるのは30分頃だから絶対間に合いませんが!!!
 
間に合わなかった場合、荷物は…?
チェックインはまだしてないわけだから、待っててくれないだろうしなぁ…。
とかいろいろ考えた末、
とりあえず着いてみなきゃわかんないので、
また寝る。
 
 
【羽田ニテ】
19:20、かなり揺れながらも無事着陸。
出たらダッシュで窓口まで行かなきゃダメか?
と思ってたら、機内アナウンス。
「千歳行、小松行のお客様は降りましたら地上係員にお申し出下さい」
 
ウッホ!
 
降りると、また前歩いている老夫婦が歩くの遅い(笑
真ん中を突き破るように走って突破すると、係員の姿が。
 
「あ、千歳行…」
「(遮る勢いで)だい様(名指し)ですね!お待ちしておりました!」
 
待たれてたよ!
 
 
「急いでこちらで手続きを!」
 
切羽詰まってるよ!
 
 
「出発時刻が20時ちょうどに遅れておりますので」
 
もしかしたら俺のせいだよ!
 
 
とりあえず、チェックインが済んでなくても、
ちゃんと待っててくれました。
JALはシステムがしっかりしているなぁ。
少なくともヤマハじゃあここまで(以下略
 
ホントに助かった。
さすがJALだよ!
俺はこれからもJALだよ!
JALはしっかりしてるよ!(謎宣伝)
 
 
【機内ニテ】
「本日のフライトは、機内が激しく揺れることが予想されますので…」
 
事前予告かよ!
 
隣は修学旅行生らしき、小学生か中学生の子供だったんだが、
 
酔い止め飲んでるよ!!
 
そんなこんなで、飛行中は、外の凄い音。
激しいアップダウン。
これはひどい。
 
 
千歳近くなってきた頃に機長アナウンス。
「機長のヨシミネです。当機は、あと15分で着陸予定です。今から激しく揺れることが予想されますので、シートベルトをしっかりお閉め下さい。客室乗務員も、シートベルトを閉めて下さい。本日は夜遅くまでご利用いただきありがとうございました。」
突っ込み所多すぎ!!!(笑
 
 
高度が低くなってくるとホントよく揺れた。
明らかに斜めになってますよ?
でも着地はあまり振動無し。
機長、喋りは下手だが着地は上手い。
 
 
【千歳ニテ】
ちょいひんやり。
30℃くらいあるトコから15℃くらいのトコに戻ってきたんで、そりゃそうだ。
でもやっぱ、俺には北海道の空気の感触が合ってる。
なんか、身体が落ち着く。
 
とりあえず旅の後処理からいろいろと。



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七大陸周遊記~第7章~ (10)タイフーン、悲しいね。

September 08 2007 09:08

【2007年9月6日③】
 
【福岡空港ニテ】
レンタカーを無事返却し、いざ、空港へ。
自動チェックイン機で手続をしようとすると、
「チェックインが完了できませんでした。窓口まで」云々の表示が。
 
なんやろね?と思いながら窓口付近まで行ってみると、
窓口のスラリとしたおねいさん。通称スラリ子が、
 
1)羽田行が、悪天候の場合引き返し条件。
2)羽田→千歳便は、天候調査のため手続停止中。
 
 
来た!これが逆境だ!!!
 
 
人生初の道外個人旅行(1999)では台風直撃もギリギリフライト。
人生2度目の道外個人旅行(2004)では台風で欠航し羽田に一泊。
そして人生3度目の道外個人旅行(今回)でまたもや!
ま!た!も!や!
 
3回中3回の台風直撃率。
百発百中の完全王者。すごい!つよい!まちがいない!
 
 
 「正直、千歳行はどうなりそうです?」
といちおう訊いてみたところ、
 「おそらく欠航の可能性が高い…」
というスラリ子の見解。
 
まぁ、羽田までとりあえず乗ってくことはできないわけではないけれども、
どうせ降りれるかどうかあやしいし、
千歳行が欠航した場合に、羽田で何する?
という問題もあるので、
とりあえず明日夕の便に振り替えてもらうことに(即決)。
 
福岡→羽田:17時5分
羽田→千歳:19時35分
 
窓口のコが新人で振替のオペレーションに不慣れらしく、
何度も上司に訊きに行くなどそうとう手こずりつつ、
10分ちょいかかって何とか明日便の発券成功。
 
というわけで福岡でもう一泊。
 
福岡だと、空港から博多まで地下鉄2駅なので、
交通費的にも時間的にも無理に空港で夜を明かさなくて良さそうだし。
と思いきや!
 
 
 
【博多ニテ】
 
宿が見つからねぇ!!
 
延々と宿を探し続けて歩く。
暑い!雨も降ってきた!荷物が重い!(笑
体力の限界が…(死
 
どうやら、もっと遅い便は早々に欠航が決まったために、
そういう人たちが大挙やって来て、先に入ってしまっているっぽい。
 
3時間くらい歩き回った末、
とりあえず駅前のカプセルホテルに空き発見。
 
ホテルキャビナス福岡。

わー、マジで助かった。
受付の列に並んでいると、同じようにトランクを転がして入ってくる人多数。
中には「HND」のタグ付きの荷物持ってる人もいるんで、
やっぱ羽田行は引き返してきたっぽい。
乗らなくてよかった(笑
 
何人か後に来た人はもう満室と断られてたので、
超ギリギリ!
ついてる!(欠航の時点でついてないのはさておき)
 
 
実はカプセルホテルに泊まるのは初めてなので、
もともと他人のいる場で寝付けない性質だし、不安いっぱいではある。
それにしても、設備そのものはそのへんのいい温泉ホテル並。
ロビーはめっちゃ豪華だし、大浴場もデカい。
寝るのさえ大丈夫なら何の問題もないな。
 
結局、旅の疲れがそうとう溜まっていたのか、カプセル内で早々に爆睡。
そりゃ疲れてるよなー。
カバンのせいでめっちゃ狭かったけど、普通に眠れたのがすごい。
 
 
今日の走行距離:約60km



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七大陸周遊記~第7章~ (9)幣も取りあへず。

September 08 2007 08:11

【2007年9月6日②】
 
香椎、筥崎の後は満を持して太宰府へ。
平日だけど駐車場めっちゃ混んでる!
 
 
【太宰府ニテ】 バーボー…
話題らしい。
福岡名物らしい。   風情のある街並を境内へ向け歩く。
門前町は浅草しか行ったことなかったから新鮮。
 
境内が広い!   あっ、こんにちは!
よくビールの缶に載ってらっしゃる方ですよね?   デカい、ヤバい、間違いない!(スーパー太宰府)   実は絵馬をかけてきた。
何を書いたかはナイショなのさ。
 
これまた微妙に眉唾な伝えのある梅の木。
 「龍馬のピストル展示中!?」
「!?」って何よ「!?」って。
展示してるのかしてないのかはっきりしてほしい。
 
太宰府駅。トイレだけ行った。
 
 
【竈門神社ニテ】
少し時間があったので、太宰府の近くにある竈門神社へ。
境内のあちこちにあるパラレルワールドの入口。
 
石段をはるばる登る。   673年、天武天皇によって本殿建立。
今は縁結びの神社らしい。
ということでカポーが来てた。
 
えんむすびの木におみくじを結んじゃう意味とは



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七大陸周遊記~第7章~ (8)早朝散歩。

September 08 2007 08:01

【2007年9月6日①】
 
昨日までと打って変わって、
薄く雲がかかった空模様のため、暑さも幾分和らいだ感じ。
初の九州旅もついに最終日だから満喫するぞ!
と思い、ホテルを早朝にチェックアウトして、福岡市内の古社散策へ。
 
 
【香椎宮ニテ】 仲哀天皇(2世紀頃)からの歴史という伝えのある香椎宮。
仲哀、神功の頃の説話ってのはかなりあやしげだが、
723年に元正天皇が「仲哀の御廟の近く」ということで本殿を建立してるので、案外本当かもしれぬ。
ってか、太宰府より全然歴史長いのよね。 神功皇后が西暦200年に植えたという伝えの杉。
かなり眉唾な伝説だが、新古今に読まれている杉なので、
少なくとも1000年以上の歴史があるのは間違いないっぽい。 本殿。
朝8時半頃行ったのに、なんか神事やってたよ。
境内に入っていいのか悩んだけど写真まで撮った(笑
 
 
【筥崎宮ニテ】 三大八幡宮の一つ。
というわりにはわりと普通に栄えた街の中にあってびっくら。
黒田長政建立の鳥居だってさ。   鎮座は923年。1100年近い由緒ある土地柄。
こんなトコにアビスパの絵馬が!!!
しかも全選手のサイン入り!!!



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七大陸周遊記~第7章~ (7)サムラーイ。

September 08 2007 07:28

【2007年9月5日②】
吉野ヶ里を離れ、東へ向かう。
次なる目的地は、戦国野郎の心を奮わせる城下町・秋月である。
 
 
【秋月ニテ】 まずは腹ごしらえ。
その名もズバリ「秋月」!
うちこそが秋月の代表じゃけん!という強すぎる自己主張を感じる。
そばつゆが西日本風で美味かったけん。
 
長屋門。
黒田長興以来の歴史ある風景。
風流だなぁ(しみぢみ
黒門。
こくもんなのかくろもんなのかが未だによくわからない。教えてガリレオ。
 
 
【あまぎ水の文化村ニテ】 秋月から南東に下っていくと、
道中に謎の施設はっけん。
なんだかよくわからないがとりあえず寄ってみた。
入場無料の不思議な施設。
秩父別ローズガーデン風のカスケード。
えらく暑い日だったんで一服の清涼剤。
水遊びしてる親子連れが1組だけいた。
平日だから人が少ないのか、週末でも人が少ないのかは不明。
後者っぽい匂いは感じる。   みずまるくん。
適当っぽい感じがヨイ。
 
 
【小石原ニテ】
今度は北東へ向かい山の中へ入っていく。 えらく長い杉が鬱蒼と生い茂る山道をひたすら走る。
道内にはあまり無いタイプの、めっちゃ狭くて小回りの急登坂。楽しい。
 
行者杉。
デカい。
とにかくデカい。
この付近は古来より修験道の修行場であったとのことで、
山伏たちが植えたものが数百年の時間をかけてこのサイズまで育ったというから、
まさに歴史の重みが詰まった杉。
 
大王杉。
デカすぎて先のほうがよく見えない。
 
 
写真では一見まだ明るくみえるものの、
この時点ですでに18時近くなので、
今日は自然をたっぷり満喫しつつ福岡市内への岐路につく。
 
さあいよいよ明日は最終日。
本日の走行距離:約200km



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七大陸周遊記~第7章~ (6)金印を私に。

September 08 2007 07:17

【2007年9月5日①】
 
この日は趣向を変えて佐賀方面へ。
朝9時に出ても30℃オーバーの相変わらずの暑さ。
死ぬッッ!
 
 
【北山湖ニテ】
福岡市内から南西に下り、県境の三瀬峠を越えて佐賀県に入ってすぐの所で湖はっけーん。 センスがいいんだか悪いんだかよくわからないモニュメント。   雰囲気が滝里湖に似てる。 と思ってたら、やはりダム湖とのこと。
 
 
【道の駅・大和ニテ】
北山湖からズンズンズンズン南下して、
途中に出てきた道の駅・大和でといれたいむ。 北海道の道の駅に較べると、あんまり力を入れてない気が。
広範囲で統一のスタンプラリーみたいなのも無いみたいだし。
地域の人のための直売みたいな感じ?
 
 
【道程ニテ】 何が日本一なのかは結局よくわからず。
しかも、世界一を目指すという勇ましさ。
 
 
【吉野ヶ里ニテ】 そしていよいよ本日のメイン。 はるばる来ました吉野ヶ里。今回の旅のメインの一つ。
それにしても天気が良すぎて暑くて死にそう。   勾玉作っちゃうの!?   ひみかちゃん。
邪馬台国畿内説派からはきっと大ブーイング(笑   おおおぉぉ~!集落じゃ。 これだけで気分は弥生人。   広い。 こんなふうに集住してたんだな~、 と実際目にして感じられて感慨深い。
外敵の来襲を見張るための物見櫓。
弥生人の素晴らしき建築力。   教科書でしか見たことのなかった高床式倉庫たち。   あッッ!ねずみがえしだ!(感涙)
教科書で覚えたものを実際に目にする喜び。



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飛ぶよウグイス。

September 07 2007 19:45

今羽田。
19:35発の千歳行に乗り継ぎなのに、福岡からの便が大幅に遅れて今着いた(笑
 
降りたら、
名指しで大急ぎで手続き急かされたよ(笑
 
とりあえず20時発で飛ぶらしい。
落ちないように祈ってくれ。
 
祈り、囁き、詠唱、念じろ、わーーー♪(カント



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七大陸周遊記~第7章~ (5)古戦場を見下ろして。

September 06 2007 01:26

【2007年9月4日③】
 
千仏鍾乳洞を出て、さらに東へ。
なんとしても暗くなりすぎないうちに門司まで着きたい。
 
 
【北九州ニテ】
そして北九州市内を通過中… あッッ!小倉競馬場だ!!!
はぁぁぁぁ。ここが中央十場最西の小倉競馬場かぁ。
ここがひまわり賞の小倉競馬場かぁ。
ここがシンウルフの小倉競馬場かぁ。
ここがエイシンサンサンの小倉競馬場かぁ。
走りながらの車内からだったので、かろうじてJRAマークしか撮れんかった(汗   小倉城。
北九州市役所の区画内にあるので、
無料駐車場が無いッッ!
ので、信号待ち中に急いで撮った。
っつーか、城って見るの人生でまだ2個目なんだけど(1個目は弘前城)、
2個目にして予想を上回る残念感。   高塔山公園へ向かう途中の若戸大橋。
白鳥大橋のほうが綺麗。
どうしても通らなきゃならない道なのに、100円通行料取られる。なんて商売だよ(笑   門司でディナ。
ガイド誌に載ってた、コックテールなる店へ。   中はちょいレトロチックなキャフェ(発音良)。   カウンターにはバックバーがあり、
けっこう酒のメニューもあるっぽい。   門司名物・焼きカレー!!!!
「要するにカレードリアだよな?」というのは禁止。 
  
和布刈公園の第2展望台より。
西を向けば門司・小倉の街並の夜景。   北を向けば、関門橋と下関の夜景。
 
 
 
そうとういい時間になったので、高速道路を使って一路博多へ。
なんだかんだで福岡も広いなー。
普段道内に慣れすぎてるせいで、逆に甘く見てた。
 
 
明日は佐賀方面だ!

今日の運転距離:約310km



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七大陸周遊記~第7章~ (4)地底へ。

September 05 2007 07:32

【2006年9月4日②】
 
【平尾台ニテ】
東へ東へ。どんどん東へ。
すると出てきましたよ。
国内有数のカルスト台地らしい。
石灰岩があちこちに突き出た風景は壮観。
なんか日本じゃないみたい。   自然の神秘。
どうやって形成されたんだろ。
 
くねくねした道をしばらく走り、ついに千仏鍾乳洞へ。
 
 
【千仏鍾乳洞ニテ】
駐車場から鍾乳洞入口へは、急斜面をはるばる降りていくとのこと。
これがけっこう疲れる。
駐車場のところで杖も借りれるけど、うら若きおのこのこが杖なんぞ使ってられるかぁぁぁぁ!
ってことで身一つで降りますのことよ。 鍾乳洞入口横の売店で売ってるカルストまんじゅう。
実際に見たらあんまり美味しそうじゃなかった。
まぁ、たぶん全然売れてない。
 
入口のところで御自由にどうぞのサンダルに履き替えたら、
さあ突入じゃ。
潔癖性の方はマイサンダル持参のこと。
俺は不潔性なので何の問題もない。   入口。 いきなり中腰じゃないと入れない狭さ。   中は湿気大フィーバー。
んで、えらく狭い。
俺のサイズでも横向きにならないと通れなかったりなので、
躰の大きい人は通れないかも。   なんか、ロープレのダンジョンってこんな感じなんかなぁ、と。
小っちゃい鼠の遺骸があったりと。
完全に探検気分。
んで、途中、肩を思いっきりぶつけた。
油断してると危険。   入口から480メートルの地点。
奥の細道。何故?
 
ここの石段を降りると、ついに陸行が終わり水行に。
そのために、入口で貸しサンダルに履き替えてくるのづぁ!   ってか、水冷たすぎ!!
水温は常に14℃に保たれているとのこと。
お爺さんは心臓麻痺する冷たさです。
気をつけて!
狭い道をひたすら水行するのだ。
ところどころ、陸行のトコよりも狭く、低くなっとる。
リンボーみたいな格好にならないと通れないトコあるし、
めっちゃ身を屈めないと通れないトコもある。
ズボンを膝までまくってたのに、
それでも普通に濡れ濡れ。
壁はまだ固化しきってないカルシウム分で不思議な感じ。
エイリアン・シンドローム風。   深いトコは膝まである。
どんな子供用プール。
 
 
1kmくらい行ったトコで、照明が一切無くなる。
外の案内板によると、ここからもまだしばらく続いていて、
滝が3つあるらしいんだが。
 
照明がなくなるトコで、
地元の大学生らしき青年が5人いて、
懐中電灯を持っとる。
どうやら準備万端で奥までトライした模様。
 
「いやぁ、ここから先行ったらこのザマで」
頭まで全身びしょ濡れの青年たちのコメント。
 
まぁ、真っ暗でも手探りでなんとか行けるかな。
と思ってたら、
懐中電灯で少し照らしてくれた。
 
入口のちょい奥のトコにコウモリらしきものが大量にいるのが見えたので、断念(笑
さすがにコウモリだらけのトコで手探りで進んでくのは嫌だぞ(笑
 
 
んで、引き返したわけだが。
すれ違えるほど広い道じゃないので(笑
入ってきた人たちとすれ違うのも一苦労。
ちょっと広いトコで延々と待ったり。
 
出てきた頃にはすっげー心地良い疲れ。
 
ここはホント面白かった。
当麻の鍾乳洞の1万倍の素晴らしさ(笑
 
九州行ったら、ここは絶対行くべきだな。
 
 
件の大学生たちは着替えを持ってきていなかったようで、
駐車場でみんな半裸になって服を乾かしてました。
外気温36℃あるから秒殺だよ!
 
 
14℃の水の中を1時間も歩いたから、
灼熱に死んでいた俺も少し復活したぜ!



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