七大陸周遊記~第7章~ (4)地底へ。
【2006年9月4日②】
【平尾台ニテ】
東へ東へ。どんどん東へ。
すると出てきましたよ。
国内有数のカルスト台地らしい。
石灰岩があちこちに突き出た風景は壮観。
なんか日本じゃないみたい。 自然の神秘。
どうやって形成されたんだろ。
くねくねした道をしばらく走り、ついに千仏鍾乳洞へ。
【千仏鍾乳洞ニテ】
駐車場から鍾乳洞入口へは、急斜面をはるばる降りていくとのこと。
これがけっこう疲れる。
駐車場のところで杖も借りれるけど、うら若きおのこのこが杖なんぞ使ってられるかぁぁぁぁ!
ってことで身一つで降りますのことよ。 鍾乳洞入口横の売店で売ってるカルストまんじゅう。
実際に見たらあんまり美味しそうじゃなかった。
まぁ、たぶん全然売れてない。
入口のところで御自由にどうぞのサンダルに履き替えたら、
さあ突入じゃ。
潔癖性の方はマイサンダル持参のこと。
俺は不潔性なので何の問題もない。 入口。 いきなり中腰じゃないと入れない狭さ。 中は湿気大フィーバー。
んで、えらく狭い。
俺のサイズでも横向きにならないと通れなかったりなので、
躰の大きい人は通れないかも。 なんか、ロープレのダンジョンってこんな感じなんかなぁ、と。
小っちゃい鼠の遺骸があったりと。
完全に探検気分。
んで、途中、肩を思いっきりぶつけた。
油断してると危険。 入口から480メートルの地点。
奥の細道。何故?
ここの石段を降りると、ついに陸行が終わり水行に。
そのために、入口で貸しサンダルに履き替えてくるのづぁ! ってか、水冷たすぎ!!
水温は常に14℃に保たれているとのこと。
お爺さんは心臓麻痺する冷たさです。
気をつけて!
狭い道をひたすら水行するのだ。
ところどころ、陸行のトコよりも狭く、低くなっとる。
リンボーみたいな格好にならないと通れないトコあるし、
めっちゃ身を屈めないと通れないトコもある。
ズボンを膝までまくってたのに、
それでも普通に濡れ濡れ。
壁はまだ固化しきってないカルシウム分で不思議な感じ。
エイリアン・シンドローム風。 深いトコは膝まである。
どんな子供用プール。
1kmくらい行ったトコで、照明が一切無くなる。
外の案内板によると、ここからもまだしばらく続いていて、
滝が3つあるらしいんだが。
照明がなくなるトコで、
地元の大学生らしき青年が5人いて、
懐中電灯を持っとる。
どうやら準備万端で奥までトライした模様。
「いやぁ、ここから先行ったらこのザマで」
頭まで全身びしょ濡れの青年たちのコメント。
まぁ、真っ暗でも手探りでなんとか行けるかな。
と思ってたら、
懐中電灯で少し照らしてくれた。
入口のちょい奥のトコにコウモリらしきものが大量にいるのが見えたので、断念(笑
さすがにコウモリだらけのトコで手探りで進んでくのは嫌だぞ(笑
んで、引き返したわけだが。
すれ違えるほど広い道じゃないので(笑
入ってきた人たちとすれ違うのも一苦労。
ちょっと広いトコで延々と待ったり。
出てきた頃にはすっげー心地良い疲れ。
ここはホント面白かった。
当麻の鍾乳洞の1万倍の素晴らしさ(笑
九州行ったら、ここは絶対行くべきだな。
件の大学生たちは着替えを持ってきていなかったようで、
駐車場でみんな半裸になって服を乾かしてました。
外気温36℃あるから秒殺だよ!
14℃の水の中を1時間も歩いたから、
灼熱に死んでいた俺も少し復活したぜ!
面白そ~ッ(*^∀^*)
だって、当麻の鍾乳洞って……ねぇ⤵⤵
いいなぁ~。
やっぱり旅行って新鮮。
うらやましか。
久々に覗いたら、日記いっぱいで読みきれんとよ(笑)土産話しを楽しみにしとりますたい😏
>よしちゃん。
いやぁ、当麻の鍾乳洞は…ねぇ(笑
ホント、ここは最高でした!やはり西日本の鍾乳洞はすごい!
>がっくん。
すっげーよかったよ!やっぱ旅だぁ。
がっくんも今のうちにいろいろ行っといたほうが良い!
>ヒロちゃん。
頑張って読んでくれ(笑