月別アーカイブ: 1月, 2006

出遅れティアヌス。

January 14 2006 19:58

先日の西弓新年会の時の話。
 
「恋は早い者勝ち」
という、俺が高校の3年間をかけて見出した絶対的な真理を、
9年経った今でも金科玉条のように有り難がってるバカな野郎がいた。
ホントにバカな野郎だ。
バカな俺の如き人間の見つけ出したバカな格言を、
だんだんわかってきました!
なんてこの野郎。嬉しいじゃねぇか。
かくいう俺は、いつも2手も3手も遅れて、
タイミング外して、負けてばっかだけども。
 
いくつになっても、
悩んで、喜んで、んで泣いて。
ぬか喜びをして、そんで凹んで。
いい年こいて変わらないライフ。
男がバカなのか。
俺がバカなのか。
まぁ両方だ。



Categories: 人はいつも。, 思う。

極大値まで。

January 13 2006 20:59

世の中なんてのは、結局は不公平だ。
それを痛感することなんざ、腐る程有る。
だからといってウダウダ言っててもしょーがねぇわけで、
その分の差をカバーするために死ぬ気でやること。
マイナスなんて、その絶対値とあと1だけ努力すりゃ、プラスになる。
簡単じゃん。



Categories: 人はいつも。, 思う。

ポイズン毒島。

January 11 2006 23:42

ネーミングセンスということ。
 
世の中には、名前の公募ってのが、意外と多く溢れている。
なんかのイベントのマスコットキャラクターだったり、
とある施設の愛称だったり、
いろいろだ。
 
しかし、どうにも俺には納得のいかないことがある。
なぜネーミングというのは無難なところに落ち着くのか!
ということである。
 
正直、森だからモリゾーだの、
明るいイメージだから合併して大空町だの、
あまりに無難というか、
そんなのならわざわざ公募する必要もねーんじゃねーの?
ってのばっかじゃん。
なんか、諸方面との摩擦を避けるとか、
とりあえず公募して身近感を出してみようとか、
そういう意図が見え隠れして非常に不快である。
 
だいたい、公募という方法をとる最大のメリットは、
なかなか思い浮かばない優れたアイディアを集めるため、
なのは間違いない。
それが、
森だからモリゾーだの、
8チャンネルだからハチエモンだの、
その程度のもの、委員会の中で誰も考えつかなかったのか?
B★Bだの、どれどれだの、里夢くんだの、
いかにも無難にまとめてみました。みたいなの、満足か?
特に里夢くんは、里美村のキャラとして「さとみ君」だったのが、わざわざ改名を公募して里夢くん……
その程度、わざわざ変える意味はあったのか?
 
せっかく名前なんだから、もうちょっとセンスを要求してもいいんじゃないか、と思うのである。
名前なんて、普通すぎりゃぁ印象にも残らないんだから、
インパクトが命!
くらいの勢いで、多少奇抜なくらいが丁度いいのではないかと思う。
コンサドーレまで行ってしまうと、選んだほうにセンスが無さすぎたと言う他には無いが…
 
 
俺が小学校3年か4年の時、学校で新しく飼い始めた鶏だか七面鳥だか何かの名前の募集があった。
黒と白と茶が一羽ずついて、在校生全員に応募用紙が配られたのだ。俺は一晩考えた末、
 
黒「プロマン高田」
白「プロマン白井」
茶「プロマン玄米茶」
 
という名前を応募ポストに投函した。
当時はまだ「無難に…」という大人の世界の事情を理解していなかった純粋な俺は「絶対にこの名前で決まる!」と確信していたものだった。
名前はインパクトが命だ。
多少ナンセンスなくらいで、ちょっと言ってて恥ずかしいくらいなほうがいい。
慣れてくれば、他に絶対どこにも無いようなオリジナリティが誇らしく思えてくるさ。
そう信じていたのだ。
 
約半月後、結果は、
「黒ちゃん」「白ちゃん」(茶色のはなんて名前か忘れた)に決まった。
なんだそれは。
そんな、100人いれば99人が思い浮かぶような、
他のどこにでもいるような、
オリジナリティの欠片も無い名前で満足なのか。
みんな本当にそれがいいと思っているのか。
それが一番だと胸を張って言えるのか(プロマンシリーズも胸を張っては言えないだろうが)。
 
きっとその時、俺は悟ったのだ。
社会はつまらない。
刺激やシュールを避けて通っている。
だったら、俺が少なくとも俺の中でそんな道を突き進むしかないじゃないか。
 
俺がこんな性格になったのは、
前田小学校の、あの時鳥の名前を決めた奴らのせいだ。
責めるなら俺じゃなく奴らを責めてくれ。頼む。
 
 
思えば、小学校5年生の学校祭で、教室を迷路にして云々、、
ってのをやった時に、
店の名前を「おばあちゃんのぽたぽた焼き」にしようと力説したことがあった(敢え無く却下されたが)。
高校の時のバンドの名前を「私はヤモメ」にしようと主張したこともあった(その次に俺が出した「仮名書黙示録」に落ち着いたが)。
大学1年の学校祭の焼き鳥屋の名前は「喫茶ポンセ」にして、元ホエールズのポンセをキャラクターにしようと説き回った(これは通った)。
俺の半生はネーミングとの戦いだったのかもしれない(気のせいかもしれない)。
 
そして今、俺の尊敬するミュージシャンは、高橋敏幸である。
ああ、やはりこうなってしまったのには意味があったのだ。
人間の脳の思索活動の正方向への活動を休止させる力を持っているものに対する憧憬は、
きっと幼き日に刷り込まれた、大人の社会に対するトラウマなのだ。
 
と、まるでガロに寄稿できそうな勢いの文章で信仰告白をしてみたわけだが、
諸々の都合で、仕事上、大人の事情を勘案せざるを得ない状況ってのもわかってきたりもするわけで、
そんで、そんな自分がどうしようもなく嫌だったりもするわけで。
とかくこの世は生きにくい。
名前くらい自由に主張できる、そんなことも認められない社会に日本はなっちまった。



Categories: 考える。

どうでもいいさ。

January 10 2006 18:48

俺はたぶん、あのコが思ってるよりずっと遊んでいて、
たぶん、あいつらが思ってるよりもずっと真面目で、
人の鑑になるような誠実な人間でもなければ、
後ろ指を指されるようなピカロでもないし。
けっこう無節操と思われることだってしてきたし、
真面目な人には軽蔑されても仕方ないような部分だって、ある。
でも最低限のマナーは守ってきたというか、
誰も傷つけたりはしてない自信はあるから。
だから、極端なステレオタイプで見られるのは嫌だし、
どっちの意見もわかるけど、でももうそろそろ。



Categories: 感情。

「じゃあさ」。

January 09 2006 22:07

女のコのことばかり考えてた頃は過ぎて、
もぅそういうのは面倒くさいからいーや、
なんてなってから初めて、
自然体で俺らしいスタイルで女のコと接することができるようになった。
そういうことか。
気付くのが遅すぎたなぁ。



Categories: 感情。

生きてこそ。

January 08 2006 22:35

ああああああああああああ。
やりました。スタックです。しかも出勤前。
例のあそこですよ、あ・そ・こ(はぁと)
昨年の1月12日の日記に書いたアレだ(わざわざ確かめた)。
読み返すと、書いてあります。

このままだとマヂで下が引っかかって車動かなくなりそうなんで

えぇ、引っかかって車動かなくなりましたが文句はございますでしょうか(殴)
っていうか、この何日も雪降りっぱなしだし、嫌な予感はしてたんだよなぁ。
例の如く、除雪車の置いてく雪の壁がえらい高さになってきてたし。
普段なら、もっと早く出勤する人がいるんでアレなんだが、
今日は不運にも日曜日なんで、出てくの俺だけ(倒)
 
グレイトウォールの上のほうの柔らかい部分をキックで散らし、多少低くなった所で、さぁ出発。
と期待に胸を膨らませて大海に漕ぎ出そうとした時だよ、
ウィーン。ってな空回りをする音が足元から聞こえてきたのは。
 
踏んでも踏んでも動かない~♪2速でもリバースでも動かない~♪
っていうか動かないと遅刻ですから。
 
ちっ、仕方ねぇなぁ。とりあえず昨年も最初に使った共用(らしき)スコップを使って掘れば出るかなぁ。
なんて、俺はその時、まだ甘く見ていた。
いざ降りようとすると、両サイドの雪の壁(高さ推定約2m50cm)に阻まれて、運転席のドアが開かないのだ!
うむ、これは大変。と冷静に頭を回転させた俺は、
仕方が無い、厄介だが助手席から出るか。
と考え、助手席側に遷りドアを開ける。
 

 
やはりこっちも開かない。
さすがにこの時ばかりは焦った。なんせ、掘って出そうにも、俺自体が車から出られんことには掘ることができん。
場合によってはこのまま餓死ということだってあり得るのだ。
っつーか餓死の前にガソリンが尽きて凍死か。
いかん。俺はまだここで死ぬわけにはいかない。
パトラッシュ!俺はまだまだやれるぞコラァ(殴)
 
というわけで、再び心を奮い立たせた俺は、後部座席に遷ることを試みる。
しかしなんせロングコートを着て、スーツを着て、というとにかく動きにくい格好。
シートを倒したりなんだったりの苦労の末、なんとか後部座席に遷ることに成功。
さぁ、ここから脱出だ!
 

 
少ししか開かねぇ!ここもダメか…
っつーかここもダメだったらマヂ死亡なんで、
わずかの隙間に身をグリグリさせて、肉をぱっつんぱっつんさせながら何とか転がり出ることに成功!
やった!
 
俺は危地を脱出した慶びに打ち震えつつ、生命の尊さに涙を流すのであった。
 
~FIN~



Categories: 普通の日。

ぼくが大切なもの。

January 07 2006 23:59

今日は仕事が終わった後、そのまま会社の新年会。
うちの会社の新年会は、新入社員が何か音楽絡みの余興をやる、というしきたりが5年程前にできたらしいので、例に漏れず俺らもやらざるを得ず。
先月の頭に、いつの間にか曲がCrystal Kayに決められてました。
というわけで、本日はベースでの参加。
人前でステージに立つのは9年ぶりなんで緊張するなぁ。
っつーか、なんせ偉い人含む200人近くの前なんで、自由奔放なステージングができずちょい消化不良。
でもやっぱ基本的にステージに立つのはすごく好き。
久々にもっと本格的にライヴとかやってみてーなぁ。メンボ。



Categories: 普通の日。

お互いの、ナニカ。

January 07 2006 00:31

ミクシィの足あとを覗いてみると。
見慣れない名前がいっぱい。
いつものように、一人一人、どこから飛んできたのかを推定調査。
するとびっくり。
いや、これどー考えても、中学校のとき付き合ってたコだよねぇ。
まぁわりとありがちな名前なのでそれだけじゃ確信は持てないが、いや誕生日が(笑)
 
別に、先に書いた「あのコとあのコは別」に入ってないコではありますが(失礼)、やっぱこうやって元気に無事に過ごしているってのを知ると、なんだか懐かしさとか、ノスタルジーとか、いろんな感情。
昨年は、高校の時大好きだったコと再会し、今年はこうして中学校の時付き合ってたコの消息を知る。
Return to Innocence。
齢27にして原点回帰?人生もやっぱ輪廻なのかな。
 
そしてそれを実現させるネットという世界は、やはり偉大なのだ。



Categories: つらつらと。

なんだかせつないいくつかのこと。

January 06 2006 23:50

弓道部の新年会でケンゴさんと話した時のこと。
昔好きだったコ。
今は全く何とも思ってなくても、そのコが結婚するって話を聞いたとき、なんだかセンチメンタルだって。
今日、早瀬にその話をしたら、やっぱり早瀬もそうなんだって。
そういうもんなのかなぁ。俺はそういう経験無いから、よくわかんないけど。
 
で、想像してみる。昔好きだったコや、付き合ったコが、誰かと一緒に笑って、子供を抱いて。
あら、意外と全然センチにならない。俺って冷たい人間?
あ、でもあのコとあのコは別かも。
それは、いったい、何なんだろう。



Categories: 普通の日。

自己の中で最も重要な場所に位置するべき存在の不在。

January 05 2006 21:44

基本的には強い人間じゃないから。弱弱だから。
いつもは気ぃ張って、やっちゃるー!なんて思って、前だけ向いて一心不乱に走っていたって、
ふと周囲を見回した時に、誰もいない中に独り。
なんて寂しくなることは、ある。
咳をしても、欠伸をしても、泣いても悪態ついても、やっぱ独り。
それはしょーがないことなんだけど。
 
誰かのことが羨ましくなったり、嫉んだり、
そんなみっともねー思いに頭掻きむしったりして。
風速いくらの中で、あー誰かと一緒に支え合っていけりゃぁなぁ。
なんて、ないものねだりをすることもあるけど、
でもメソメソ泣くのはそんな引きずってられない。
今まで通り、俺は大丈夫!なんて思い込んで、自分励まして、つらいことも全部噛み殺して。
独りでもいられるような強い人間になるしかねーじゃん。
今はまだ対極だから、思い込みで、自転車のように前に行く勢いだけで、倒れないでいるのが精一杯。
そうやって、少しずつ、河を渡っていけるかな。っていう期待込みで。
 
自己の中で最も重要な場所に位置するべき存在の不在は、ひどく深刻で、ひどく空虚だけれど。



Categories: 思う。, 自分という存在。