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七大陸周遊記~第4章~ (2)白鳥パレード。

May 05 2005 02:16

(この文章は、2005年5月の日記を2019年5月19日に改題・改編・加筆したものです)
 

【2005年5月1日】
さぁ、2日目ですよ~!
 
普段は朝食を食べないワタクシも、
ホテルの朝食バイキングはしっかりと食べまする。
ただし朝は胃が全然働いていないので少食。
そんな感じでたらふく(当社基準)食べて身支度、8時にいざ出発である。

まずは稚内に来たからには行っておかねばならないでしょう!稚内公園へ。
稚内のシンボル(たぶん)・氷雪の門。
樺太で亡くなった方の慰霊のために造ったもので、
氷雪の中で厳しく生き抜いた人々を象徴してるらしいけど、
どう見てもパイレーツの「だっちゅーの」にしか見えないのはまあいい。
 
稚内公園は高台にあるので、市街地を一望できる。
こう見るとやっぱり小さい街よね。
真ん中にあるいちばんデカいのが昨夜泊まった全日空ホテル。
 
 
公園から降りようと思ってた道が、
ロードマップにはあるのに実際は無いというトラブルに遭い、
墓地の中で20分ほど彷徨うハメに。縁起悪い。
御霊たちごめんなさい。
 
結果元来た道から公園を降り、大沼へ。
ロードマップには「白鳥飛来地」って書いてるのよね。見れるといいなあ。
 
と思って向かってみたら。
 
もはや見れるとかそういうレベルじゃなかった。

駐車場で車停めてさ、ドア開けた瞬間、
外からすごい騒音聞こえるから何かと思ったのよ。
湖畔まで行くと一面の白。
鳴き声だけでこんな大音量になるなんてある!?
 
ウトナイ湖くらいのイメージしかなかった俺を殴りたい。
なお、道路中、白鳥たちの羽根でいっぱいで、一面なかなかに野鳥の臭い充満。
自然のスケールのデカさを感じますわ。
 
 
白鳥たちとしばし戯れた後は、宗谷岬へ。
家一つ無い道をしばし行きます。
途中からバイク3台が微妙な位置でずっと追尾してきて落ち着かない。
追い越してくれればいいのに。
 
宗谷岬の駐車場には観光バスがたくさん。
車もバイクもたくさん。さすが日本最北端。
昨日行ったノシャップとの違いときたら。
No.1にならなくてもいい~♪
やっぱりNo.1にならなきゃダメなんですね…
三角なモニュメントの前でみんな写真を撮っていきます。
変なポーズをしたい者には人がたくさんいるトコは鬼門。
ピラミッドパワー!マキマキ!
というわかる人にしかわからない写真を撮りたかったけど、断念します。
いつかやってやる。
 
隣には間宮さんもいます。
でも誰もこっちでは写真を撮らない。かわいそう。
やっぱりね、「最北端」っていう文字にしかみんな興味ないんですよね。
「林蔵」では客を呼べない。
我々道民は小学校から地元史をちゃんと習うので、馴染み深い人ではあるんだけど、
結局「樺太に行った人」くらいしか印象はないから仕方ないよな。
 
 
宗谷岬を出て、オホーツク海側をどんどん南下します。
この道がやばい。
延々と何もない。家一つない。
俺は異世界に迷いこんだのではないかと不安になるレベルで何もない道を30分ほど行った末に、
ようやく辿り着きましたよ。道の駅「さるふつ公園」。
道の駅にあるホテル。めっちゃ綺麗。
猿払村に泊まる用事がある人ってどれだけいるのか。
経営状態が心配。
隣には風車があります。
猿払村は酪農が盛んで、生乳の生産量が年間2万tを超えた記念で建てられたらしい。
なぜ風車なのかは不明。
 
なお、ホテルや風車といった目立つ建物があるにもかかわらず、
道の駅本体はこんなの。
敷地の端っこにあるから、最初全然気付かなかったぜ。。。
 
 
猿払の南は浜頓別町。
左にオホーツク海、右手は原野や川や沼という道を30分ほど進むと。
どうやら原生花園があるようなので寄ってみます。
俺、どこでも原生花園行ってるな。
ベニヤ原生花園。
 
いやね、この季節、何もないのはわかってるんですよ…
もはや何もない季節の原生花園マニアと勘違いされる勢い。
夏にまた来よう。
って何回も書いた気がする。
 
 
ベニヤ原生花園のすぐ近くにはクッチャロ湖。
白鳥の飛来地でたぶん道内一有名なとこ。
稚内大沼よりは少し少ない気がするけど、それでも相当な数の白鳥たち。
 

白鳥の足って初めて間近で見た気がする。
 
 
さて、ここからどうしようかな。
内陸のほうってあんまり行く機会ないから、
ピンネシリに行って砂金掘りとかやってみたいんだけど。
でも今日の宿は夕食付きなので18時くらいには着きたいんだよなあ。
と考えると、内陸側に行くのはきついな。
と思い、そのままオホーツク海沿いに南下することに。
 
北見神威岬を越え、
 
ウスタイベ千畳岩へ。
看板の濁点が取れてるけど、ウスタイ「ベ」なのでお間違えなく。
というか、「北」の字の左右で色が違うの何なんや…
 
なお、千畳岩はこんな景色。
柱状節理的なアレですかね。
積み重なったような岩に容赦なく波が押し寄せてます。
こういう救いようのない最果てな景色、好きなんだよなあ。
ビーチリゾートと対極中の対極。
 
 
枝幸町の道の駅「マリーンアイランド岡島」に到着。
船を模した建物。
中はひたすら物産。たぶん物産館をそのまま道の駅にしたんだろな。
観光案内みたいなのがほとんど無い。
道の駅でいちばん大事なのってそっちな気がするんだけど、どうなんでしょ。
 
 
さらに1時間ほど行くと、道の駅「おうむ」。
もう14時近くなので、そろそろ昼でも食べようかな、と思っていたら、
やたら混んでいて駐車場が満車。
どうやら駐車場の一角を使って「毛がに祭り」をやっている模様。
駐車場でやったら、車の客が来れないじゃん!
 
仕方ないので路駐でスタンプだけ押して退散。
20分ほど先に道の駅「おこっぺ」があるので、そっちで何か食べよう。
と思っていたんですよ。
思っていたんですよ!
 
いざ着いてみるとね、
土産物屋に併設された4席だけの小さい食堂があるだけ。。。
美味しんぼなら山岡さんさえ匙を投げそうな何のウリもない普通の食堂。
でももうここより先は食べるとこが無いので、仕方ないよね。。
 
ということで蕎麦を頼みます。
うん、普通の蕎麦。
 
 
さあて、昼食というチェックポインツをクリアしたところで、
またもや思案すべき選択肢でございます。
 
3年前の旅では、サロマ側からここまで北上してきて、
そんで内陸のほうに折れて西興部から名寄に抜けて帰ったけど、
その時はまだ西興部の道の駅がなかったんで、
せっかくなら今回行ってみたい気持ちがある。
んで、そのまま西興部から南下して滝上にも行ってみたいなあ、とか。
 
ただ、その時少ししか見れなかった紋別の観光もしたいな、
という気持ちもあるので、どちらを選ぶか。究極の選択。
 
結果、紋別はきっとまた行く機会があるけど、
もしかしたら西興部はもう行く機会が無いかもしれぬ!
と考えて、ちょっと時間がタイトだけど内陸側の道へ。

 
左右ともに畑の続く西興部の国道を、多少スピードを出して(といっても80km/hほど)目的地へと急ぐ。
前方に、10~20km/hで走る農機が出現したので、
うん、直線だし対向車も全く来てないし、さっさと右から抜いちゃおう~、
と思って早めに対向車線に出て、
少しスピードを上げながらいざその農機を抜こうとした瞬間。
 
農機がウィンカーも上げずに急に右折してくる!!!!!!!!!
 
やば!!!!!
と一気に急ブレーキを踏む俺。
後ろが浮きそうなレベルで急停車するムーくん。
車内に置いているものが全て散乱して、後部座席のものまでもがフロントガラスに飛んでくる。
あと10cmくらいのとこで衝突はギリギリ回避したものの、
車内はひどい惨状。
 
しかも、
その状態にもかかわらず、
農機はたぶんこっちに全く気付かずにそのまま何事も無く右折して畑に入っていく。
さすがの俺も窓を開けて、
「おい!見てんのかコラァ!」
と叫ぶも、それでも少しも気付いていない模様。
見ると、ミイラと見紛うばかりのたぶん90歳オーバーのクソ爺ィ。
 
もう、ホントね、
交通行政はきちんと年齢制限とかを考えるべきです。
周囲を見ない、
見る気もない、
音すらマトモに聞こえない、
そういう人が公道を運転しているという事実をどう考えるのかという問題。

警察もさ、
スピードを少しオーバーする人なんかよりも、
何も来ていない一時停止できちんと止まりきらなかった人よりも、
事故防止を本気で考えるならもっと取り締まるべきものってあるんじゃないの?
まあ、警察が事故防止や犯罪防止をきちんと考えてるわけがないんですけどね…。
 
ほんと、人生でいちばんタイトな急ブレーキを踏んだ瞬間ですわぁ。
あとちょっとだけスピード出てたら死んでた。
運は強いわ俺。

ともあれ、久々に走る西興部市街。
新しい建物は全てオレンジ色の外観で統一されてて素敵。
街全体がオレンジっていうのは、観光的にはウリになるよね。
道の駅「にしおこっぺ花夢」もそのコンセプトに沿った建物。
中には大型のからくりオルガンがあって、毎正時に自動演奏されるよう。
今回は時間が合わなかったので見れなかったけど、
止まっててもめっちゃメルヘン。
次はちゃんと時間合わせて来てみたいなあ。
 
 
花夢から少し戻り、道道137号から南下して滝上町へ。
前から来てみたかった滝上だけど、この時期は芝桜は咲いておりません。当たり前。
ただ、芝桜はなくとも川や橋の景色がきれいな街並み。
道の駅「香りの里たきのうえ」も人はいないけど、芝桜シーズンは混み合うんだろうなぁ。

 
 
再度オホーツク側に出て、15時半過ぎに紋別市内へ。
お財布が心許なかったので、ATMで下ろそうと思って北洋銀行を探すこと30分。
 
えっ、紋別唯一の北洋銀行なのに、日曜ATM閉まってるの…!?
 
すいません、札幌の感覚で物事を考えてました。
でも紋別で日曜にお金下ろしたい人どうするんだ…
 
 
そんなこんなで30分ロスしてしまったものの、
せっかく紋別に来たからには、ギリギリまで観光はする。
というわけで、どうしても行きたかったオホーツク流氷科学センターGIZAへ。
氷点下の環境をテーマにした博物館。
昨年行った上川のアイスパビリオンと違うのは、
アイスパビリオンは気温の低さそのものがテーマで、
こっちは氷点下の生態や科学がテーマって感じかな。
白熊もいるよ。
 
 
時間も時間なので、急ぎ足で宿へと向かいます。
30分ほど走って、懐かしの上湧別へ。いや~ん、懐かしのチューピッド(愛)
いつの間にか道の駅の名前が「なかゆうべつ」から「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」に変わってんのな。
上湧別、全力のチューリップ押し。いいと思います。
 
せっかくなので、宿に遅れることを覚悟で、チューリップ公園のほうへ行ってみる。
なんと!
まだシーズンには1ヶ月ほど早いにもかかわらず、少しだけ咲いてた!
3年前はすでに時期外れで全くチューリップが咲いてなかったんで、
今回ちょっとだけでも咲いてるの見れてうれしい。
 
 
元の道に戻って後は宿へと。
途中、ふと窓を見ると、林の中に大量の水芭蕉発見。
あー前回来た時に、もぅ時期が過ぎてたのか全然咲いてなかったトコじゃん。
というわけで、車を停めて木道へ。
一面に広がる水芭蕉は、寒さも時間も忘れてしまうほどの壮観。
水芭蕉って、決して華やかではないけど、ひっそりと佇む上品な感じが好き。
 
 
 
結局いろいろ寄り道しちゃいましたが、ようやく到着です。
本日の宿はサロマ湖温泉ホテル緑館。
古い宿だけど、夕食は豪華。
3階の客室まで、エレベーターが無いのでスーツケースを持って階段を昇るのがちょっと大変(笑)

レイクビューだけど、もう暗くて何も見えないので、おとなしく寝ます(笑)
おやすみなさい。
 
 
今日の運転距離:約390km



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七大陸周遊記~第4章~ (1)北の国へと。

May 04 2005 23:16

(この文章は、2005年5月の日記を2019年5月16日に改題・改編・加筆したものです)
 
 
【2005年4月30日】
さぁ、今年も旅ですよー!
Drive my carってわけで、Around the world、いや、around the 北海道。
俺様がやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!(謎)
 
毎年夏前後に行ってたわけだけど、今年は夏にまとまった休みが取れなさそうなんで、GWに強行。
今回は社会人ということで財布にも少し余裕があるんで、
今までのように超ターボな旅ではなく、
あちこち見て回って、
ちゃんと食べるものも食べて、
優雅な旅をしようかと。
 
正直、今までは毎回、夏休みを外して、
しかも平日に行ってたんでスイスイだったけど、
初の行楽期旅行なんでちょい不安はあるものの、
キャリーバッグに着替えと愛用の枕(笑)を詰め込んで、9時、いざ出発~♪
 
 
とりあえずはまず行き慣れた道。
石狩街道で海まで出て、あとはずっと北上。
途中、俺の最愛のドライヴスポット、厚田の高台公園で海を見ながらマートで買ったざるラーメンを食す(笑)
 
ここからはひたすら北上北上。
浜益を過ぎ、増毛で国稀酒蔵に寄って甘酒をいただきます。
完全にそれだけのために寄ったやつ(笑)
昨年の春、サークルでドライヴに行ったときに甘酒が美味かったんですよね~。
今日は気温低いし風も強いしだから、甘酒で暖まろうというエクスキューズ!
何も買う気が無い客ですが、こうやって宣伝してるのでお許し下され…。
 
さらに北上して留萌到達。
今までこの道をこれより北に行ったことは無い。
サークルで来た時もここから東の方に抜けてったのよね。
この道を行けば、どうなる(略)。ドッキドキなの(純)
 
まあ、せっかく来たわけなので、
とりあえず留萌一の(たぶん)観光スポット・黄金岬に立ち寄る。
まぁ正直、特に絶景な岬では全くないな。
夕陽が映えると綺麗なのかもしれないけど、今日の天気だとちょっとね…。
下に降りてみたかったんだけど、あまりに寒いので断念。次へ行こう。
 
 
時刻はすでに12時近く。そろそろランチのことも考えねばならぬ。
っていうか、こっから先は食べるとしたら道の駅しかないなぁ。
どこで食べよう。
と思案しつつしばらく走って辿り着いたのは、道の駅「おびら鰊番屋」。
ここからの道の駅は初物。
あからさまに興奮してスタンプを押しに行くだい(笑)
ここで昼食をとってしまおうかと思い中の食堂を覗くものの、
正直、食べたいものが無かったんで、次へ行くことに。
にしん尽くしなので、にしん好きにはいいかもなんだけど。
 
なお、道の駅には重要文化財・旧花田家番屋が併設されてる(番屋に道の駅が併設されてるというほうが正しいかも)けども、
今日は道程も長いので、入らないで次行きます(笑)
暖かくなってからまた来るよ~。
 
 
さぁオロロンラインをさらに北上。
左手には天売・焼尻が見えております。
初めて見る天売焼尻。感動(涙)。
未知の風景にテンションが上がりつつ、苫前を過ぎ、羽幌へ。
さあいざ、道の駅「ほっと・はぼろ」へ!
国道から「道の駅は右折よん★」って標識に従って行ったものの、
あれ?道の駅が?ないよ?
ぐるぐる回ってみたものの、あるのはサンパレスみたいなでっかい温泉ホテルだけ。
おかしいな~?
と思って調査すると、温泉ホテルの裏手の奥のほうに建物発見!
でも駐車場がない。。。
道の駅なのに駐車場がないなんてこと、ある!?
と思い、敷地にあった案内板を見てみると、
その建物は道の駅ではなく野鳥センターとのこと(倒)
 
じゃぁ道の駅はどこにあんのよ。と思ったらさ、
さっきの温泉ホテルの中に道の駅があるんだってさ(再倒)
たしかに入口の前まで来たら道の駅って書いてるけどさ、、、
そんなもんわかるかーーーーい(殴)
 
なんせ温泉ホテルの中にスタンプがある。
みたいな感じなので、スタンプだけ押してさっさと退散。
野鳥センターと併設のバラ園へは、バラが満開になった頃にまた来る。きっと。
 
 
食べれるとこまだかな~、と思いつつ、さらに北上を続け、初山別突入。
天文台があるという噂を聞きつけ、元宇宙少年のだいは勇んで行くのじゃ。
 
こ・・・これは。。。
 
なんか旧時代感漂う天文台がありました(萎)
入口で茶色のスリッパに履き替えて下さいっていう。
なんか学校開放で行く、ちょい古い体育館の雰囲気。いやーん。
 
しかもさ!
外には超チープなUFOのベンチが(汗)
しかも1基だけ。
隣にある食堂も、かなりアレ(想像しろ)だったので、
ここでも昼食は諦めてそそくさと退散。
なおも北上を続けることとする。
 
 
左手には、天売・焼尻に代わって利尻富士が見え始め、
絶景を愛でながらフフフ~ンな気分でどらいびん。
2時を過ぎ、そろそろ食べねば、ホントに食べる場所がなくなってしまう。
という危機の中で、最後の砦・道の駅「富士見」に到着。
可愛いのか可愛くないのか微妙なマスコット・モモちんがお出迎え。
昔の学研の学習マンガによくいたようなタッチ。
 
この道の駅にはわりと人気のあるらしいレストラン「とんがり館」がある。
中はすごく上品な雰囲気。
売りは海鮮らしく、海鮮がそんなにお好みではないワタクシですが、背に腹は代えられぬ。
和風カレーを注文し、待つこと5分。さぁ食べるぞ~、おなか減った。
「!」
わ~、スパイシーさが微塵も無い、昔ながらの家庭のカレーみたいなやつ!
俺のあんまり得意じゃない味のやつだ!
あれですあれ、そば屋のカレーみたいな。
次来た時はラーメンにしよう…
 
 
とりあえず満腹になったところで次は道の駅「てしお」へ。
まあ、なんて言うかこれといって見所のない地味な道の駅なんですけども、
スタンプの絵柄のセンスがやばい。
まるで20年前のセンスの絵に「おーいしじみ」ですよ。
何だよ「おーい」。
とてもシュールで、一度見たら忘れられないスタンプ。
狙ってやってるんだとすれば超ハイセンスだが、たぶん狙ってない(決)
個人的には好きすぎて泣ける。
 
 
ひたすらオロロンラインを北上してきたけど、遂にここで迂回。
何故って、目的地は幌延。そう、トナカイ牧場ですねぇ。
昨年、本で見てからずっと行きたかったの。
 
内陸に切り込み、山道を走ることしばし。
全く何も無い景色の中に遂に出てきましたよ!憧れのやつ!
想像してたよりかなり小さい感じだけど、
ログハウス風の建物がいい雰囲気!北欧風!
中の券売機でチケットを購入~、いざ入場。
わー!トナカイだ!角がトナカイ!絵本とかで見たやつ!
お鼻が真っ赤じゃないのは何故…。
 
ここではね、店内で100円でエサを買って、トナカイにあげれるのよ!
さっそくエサの袋を開けると、その気配を感じて、
ものすごい数のトナカイがわさわさこっちに寄ってきた。怖いよー(泣)
それー、食えー!
と思い、足下に一掴み投げてやったところ、
「貴様!余が地べたに落ちた物なぞ食うと思っておるのか!たわけ!」
って感じで、一頭たりとも食べる気配がない。。
こんなノーブルな動物初めてだよ!
 
そこまで言われては(言われてないけど)仕方ない。
「へへー、どうぞお召し上がり下さいませ」と、
掌に乗せて、おそるおそるトナカイの口元に近づけてみる。
もう奪い合うかのようにトナカイたち、殺到。
狂ったように舌でベロンベロンに舐め回してくるんすよ。
もう、髄の髄までベロンベロン。
ベロンベロンのバー。
掌に乗せた分が無くなったら、
もっとよこせー!もっとよこせー!
って勢いで鼻息フンフン。
追加分を乗せたらまたベロンベロン。
いやーん、掌がヌルヌルして気持ち悪いよー(泣)
 
もうね、後ろから後ろからどんどん来るの。
牧場の人は一切エサをやってないんじゃないかと疑うレベル。
ヌルヌル地獄の中、なんとかエサ一袋分全部をトナカイの胃袋へ納めることに成功。
それすら足りないのか、エサが入ってた紙袋まで奪って食っちまいやした。
山羊だけじゃなくトナカイも紙食べんのか!
という新鮮な感動。よりも、
そこまで空腹なことがちょっと心配になったぞ。
 
エサも無事終えたし、
容赦なく寒風が吹き付けてきてもぅ耐えられない寒さなので、屋内に撤退。
この寒さの中でも他に客が3グループいるのがすごい。
 
中の土産物コーナーには、トナカイの肉が缶詰で売っております。
トナカイを可愛がった後にトナカイの肉を食べるのもいろいろ感じるものがあるが、まあそれも生物の理。
なお缶詰は味噌煮と大和煮だけ。
そのままの味の製品はいっさい無いってことは、きっと味にクセがあるんだろうなぁ。
 
それにしても考えると素晴らしい商業サイクルよね。
普通の食肉産業ってのは、育てるためのエサ代はコストなわけだけど、
トナカイ牧場の方式ではエサは観光客が買ってやってくれるわけだから、
エサ代がコストじゃなく収入になるわけよね。
もちろん毎日全頭にエサやるのに充分な入場者あるわけではないだろうから、
さすがに実際はコストのほうが多そうではあるけど、
少なからずエサ買ってくれる客もいるわけで、
それが全く無いトコと比べればコスト的には絶対いいに決まってるよね。
よくできとる。
 
 
そんなことを考えつつ、お次は豊富温泉へ。
ものの本によると、ここのお湯は原油が含まれていて、
肌にめちゃめちゃいいとか何とか。
原油が肌にいいって何だよ!と思ったけど、モール泉も突き詰めれば同じ理屈か。
豊富の温泉郷に入ると、町営の「ふれあいセンター」って施設の看板が出ていたので、そこに入ることに。
 
これはすごい。
浴室に充満する石油の匂い。
湯船に浮く黒い油。
こんな温泉初体験なのでめっちゃ新鮮。
でもね、肌触りは別にヌルヌルしてるとかではなくて、
肌当たりのさらっとした感じ。ふっしぎー。

1時間ほど入浴。
肌に効いてるかは実感ないけど、
きっと効いてるんだろう!(ぷらせぼ)
 
 

もぅ時間も時間だし、このまま目的地の稚内まで行くのがいいんだろうけど、
せっかくここまで来たのでどぅしても見たいサロベツ原野。
ということで、思い切って迂回してサロベツ原生花園へ。
 
しかし!
気候的に予想はしてたけど、まだ全然咲いてないのな。
まだ完全に冬の気温だからな…。
ただ、ここはけっこうスケールデカいから、ハイシーズンにまた来たいやつ。
 
 
んで、そのまま国道までとって返し、南下してパンケ沼へ。
 薄暗くなってきてさらに寒い中、湖岸まで行くと、わりと壮観。
なんか木道の感じが、春国岱とかあのあたりを思い出す。
何もない寂しい景色を眺めながらちょっとぼんやり休憩。
さらに南下しサロベツ原野のビジターセンターに行くが、
さすがに5時半とあればもう閉館してた。まぁ予想はしてた…。
すぐ裏には長沼があって木道もかなり続いてるようだけど、
こちらももちろん何も咲いていないので、ちょっと行ったとこで引き返します。
 
 
後はオロロンラインに戻ってひたすら北上。
途中、浜勇知園地にも寄ってみるけど、もちろん何もない。
やっぱ夏に来ないとダメかー!

そして18時半過ぎ。
ノシャップ岬到達~!!!!!!!!!
さすがにこの時間だし人っ子一人いませぬ。
わーい貸し切り。嬉しくねえ。
時計つきのモニュメントって珍しい。
イルカが「おいお前、こんな時間に何しに来てんだよ」
って時計を指してるように見える。ごめんよ。
 
 
さぁ、いよいよ初めての稚内市街。
下調べによると、喫茶「お天気屋」のリシリアンカレーが美味しそうだったので、近くのサツドラに車を置いて食べに行く。
昼もカレーだったとかそういうのは気にするものではない!
 
近所の学生や、ライダーもよく来る店な感じで、小綺麗ないい雰囲気の店。
リシリアンカレーは簡単に言うと、ドライカレー(笑)
盛り方が利尻富士をイメージしてるとかなんとか。
スパイスがしっかり利いてて、軽い酸味も食欲をそそる感じでマヂで美味かった。
マスターの話だと、サロマ方面は今日は雪が降ったらしいよ(死)
明日どうすんべ。。。
でもなんか明日は少し天気が回復するとのことだったので、それに望みを繋ぐ。てるてる坊主作らなきゃ!
 
 
今日の宿・全日空ホテルはさすがに全日空だけあって格調高い。
明日は実際に走ってみて時間次第でルート考えればいいから、
明日のことは特に何も考えず、寝ます。
少しでも暖かくなりますように。。
道北寒すぎんぜ!
 
 
今日の運転距離:約390km



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七大陸周遊記~番外編~ 空港の夜。

October 22 2004 20:12

(この文章は、2004年10月の日記を2015年4月22日に改題・改編・加筆したものです))
 
 
【2004年10月18日】

意気揚々と新千歳から羽田へ。
まずは池袋の餃子スタジアムへ行き餃子食べ比べ。
美味い。
札幌って餃子専門店少ないと思うので、もっとできればいいのになー。
 
渋谷のCISCOで掘り出し物レコード探索。
いいものもいくつかあったけど、買って帰るほどでもないかな。
午後から小雨が降ってきたけど、
予報では台風直撃だっていうから明日からの天気は心配。
 
 
【2004年10月19日】
朝起きると、引き続き小雨が降っている。
しかし今日は人生初のディズニーリゾート。パスポートがセットになっているパックで来ているので、いかなる天気であれ行かぬわけにはいかぬ。
というわけで今日はディズニーシーへ。
 
エントランスに着くが、客が少ない。
いくらディズニーといえども雨の日は客が少ないようだ。

中に入ると、そこはヴェネツィアの街。
雨の中、あまりに客が来ないせいか、ヴェネツィアンゴンドラの船頭さんが必死に客の呼び込みをしているので、まずはゴンドラに乗ってみる。
船頭さんはようやく来た客に嬉しそうだ。

そんなこんなで、夕方までの間、乗れるものはひたすら乗る。
客があまりいないので、ほとんど並ぶことはないが、基本的にずっと雨に打たれているので寒い。
売店でレインコートは買ったものの、ジーンズの裾と靴が完全に水没状態。
たまに火山が噴火してびびるのもお約束。

 
閉園まで遊んだ後は、京葉線に乗ってスプリングスホテル幕張へ。
一晩中、ドライヤーで靴とジーンズを乾かし続ける作業。
よりによって吸水するタイプの生地の靴履いてきちゃったんだよなー。
3時過ぎまでドライヤーをかけ続け、少しは何とかなりそうなレベルまで乾いたので、寝る。
明日はランド。
 
 
【2004年10月20日】
朝。やばいレベルの雨と風。
しかし!パスポートとセットの(略)
というわけで、昨日買ったレインコートを着込みランドへと。
 
客は、、、昨日よりもさらに少ない。
というか、下手したら場内に50人いるかもあやしい。
わーい、乗り放題だ(死)
 
っていうかね、初めてのディズニーだから、東京に来る前に少しは調べたんですよ。
ファストパスがどうの、
パレードがどうの。
 
客が一人も並んでないからファストパス発券してねーじゃねえか!(血)
大雨だからパレードどころかキャラクター1体も場内にいねーじゃねえか!(血)
 
 
風が強すぎてレインコートも煽られて役に立ちませーん。
一通り乗った後は、
風雨を凌ぐために屋内の乗り物がいいなーと思ってスペースマウンテン無限ループ。
誰もいないから、降りたらまたすぐ乗れる状態。
わーい、貸し切りだー(血)
 
スプラッシュマウンテンもね、乗ってみたんですよ。
水しぶきよりも雨のほうが水量多いじゃねーか!(死)
もうね。。。。
 
 
そんなこんなだけど、もうね、いいんです。
だって、遊び終わったらそのまま飛行機乗って札幌に帰るんですもの。
帰ってすぐ風呂入ればええやろ、的な。

そんな意気込みだから、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、遊び尽くします。
パレードに気を取られなくていい分、ひたすら乗ります。乗ります。
誰も並んでないから、好きなの乗り放題。
たぶん開園以来、一日でいちばん乗り物に乗った回数の多い客です。
 
 
飛行機の時間から逆算して、18時頃に退園。
さらばディズニー。
キャラクターには1体も会えなかったけど、君たちのことは忘れないよ。
 
台風様の凍てつく波動により、レインコートが無効化されていたので、
服はぺったんこ。靴はびちゃびちゃ。
お前、服のまま泳いでただろ!と誰もが思うレベルの格好で浜松町へ。
 
 
羽田空港行モノレールの切符を買おうとすると、なんだか不穏な空気。
確認すると、どうやら飛行機の欠航が相次いでいる模様。
 
なにぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!!!
 
さすがにそれは困る。本当に困る。
まあ、何にせよ状況を正確に把握していないままここで途方に暮れていても仕方ないので、
まずはダメもとで羽田までは行ってみることにする。
 
 
服のまま泳いだ男が急いでJALのカウンターに駆け寄ると、
さすがに不審者感にたじろぎながらも、
「は、はい…新千歳行は欠航でございます…」
ときちんと仕事を全うするJALのおねえさん、偉い。

詳しく話を聞くと、基本的には明日の便へ振り替え。朝6時半の便が空席があるとのこと。
上野から寝台特急で帰ることも検討には入れていたが、12時間待てば飛行機に乗れるというなら、陸路より早いしいいか。と思い、6時半の便に振り替えることに。
もっとも、翌朝は本当に飛ぶの?と疑問なので訊いてみるが、
「とりあえず条件付き運航ではないので飛ぶ予定ですけど…」
という微妙な返事。
ただ、このずぶ濡れの状態でどうするか決めかねているのがいちばん危険なので、
もう飛ばないなら飛ばないでもいいから納得してみることにする。
 
シャワーか何かを使えないか折衝するも、
JALにできることは、空室のあるホテルを調べて紹介することだけだということで、
それ以上何も引き出せなかったので、仕方なく諦めるが、
とりあえず毛布(薄手)2枚だけはゲット。
 
さあ、人生2度目の道外旅行にして、早くも人生最初の羽田空港宿泊体験ツアーだぞー(自棄)
 
 
まずは2階のゲート前の椅子を陣取り、
いやーんな状態の靴を脱いで、
服も可能な限り乾いてるものに着替えて、
さあ、後はソファに横になって12時間後を迎えるだけだぜぃ!
と意気揚々とおやすみモードに入ったところ、
約2時間後。
警備員が「このフロアは夜間閉めますので、1階へ行ってちょ!」とのこと。
 
ざけんなコラァ(殴)
 
JALもお前もさっきまで何も言ってなかったじゃねーか(殴)
周囲のソファに老人の御一行がいなかったら暴れてるとこでした。
前科回避。
 
でも今さら言われても1階のソファも空いているわけもなく、
怒り心頭の中、床に毛布を敷き寝場所確保。
超薄手のタオルケットに毛が生えた程度の毛布を敷いて、床に寝るのは正直つらい。
床、かーーたーーーいーーーー(涙)
夜中も電気つきっぱなしだし、周囲に人いっぱいだし、
絶対寝れない!!!!!!
 
めっちゃ小さいサンドイッチが支給されたものの、絶対足りないので、
空港内のローソンで食べ物を仕入れておこうとしたものの、
ほとんど何も残ってない!
空港泊に慣れてる猛者共がいるな…
 
 
というわけで、
マトモに寝れずに体力を極限まで奪われながらも、
なんとか6時半の便に無事乗り込み、機内で爆睡。
台風の残滓か、上空で揺れまくって寝るどころじゃない時間帯もありつつ、
なんとか昼には自宅で風呂にありつけたのであった。
 
 
東京ってこわい。



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七大陸周遊記~第3章~ (2)郷愁。

August 12 2004 01:39

【2004年8月10日】
ほい続き。
朝起きて、とりあえず旭山動物園へ。
春に買った年間パスがあるんで、無料入園!年間パスをムダにしない男!!
のつもりが、
あまりに混んでて、正規の駐車場満車により臨時駐車場500円へ。
こんなことなら行くんじゃなかった。
 
 
館内あまりに混雑。
まずはペンギンたちのもぐもぐタイム。
もぐもぐを察し、大挙して屋内から出てくるペンギンたち。
壮観。
「エサ、どこ?」って感じで、みんなキョロキョロして餌を待ってる。かわいい。
 
なかなかエサが出てこないので、待ちくたびれてぼーっとしてるやつや、
しょぼーんとしちゃったやつも。
 
  
さあ、そんな罪作りなおにいさんが、いよいよ餌の入ったバケツを持ってやってまいりました!
すごい勢いで群がってきます。食いしんぼどもめ。
 
自分の頭の長さより長い魚を次々と丸呑みしていきます!すげぇ。
胃からはみ出るんじゃ?
 
「おまえ、食べ過ぎだから帰りなさい」とおあずけを食うやつも。
ちゃんと個体管理してるんだなー。俺には見分けがつかない。
 
「もうないのー?」とバケツの前で物欲しそうにするペンギンたち。かわいい。
 
キングペンギンが終わり、次はフンボルトペンギンの番。
キングペンギンと違って、きちんと列を作ります。えらい。
でもやっぱり魚は丸呑み。
 
 
ここまで見て、急いでほっきょくぐま館に移動。
ペンギンのもぐもぐをやってるうちに、ほっきょくぐまのもぐもぐに備えて最前列をキープするのだ!
 
そんな気合のたまもの。ほっきょくぐま館の水槽の前で最前列キープ。

もぐもぐタイムが近付くにつれ後ろには大量の群集。
子供たちも集まってきたが、このポジションはゆずれん。
大人げないが、このために30分もただ待ってたんだ文句あっか。
 
いざもぐもぐタイム。後ろのほうで職員のおねいさんのアナウンス。
「前の方は座ってください。」
おい。座っちまうと、ガラスからの近さが災いして、逆に何も見えん!
結局あれだけ待ちに待ったのに、もぐもぐ、一回も見れず。
すこし考えてくれよ旭山動物園(殴)
 
 
 
前回行ったときはまだ開館前で全く未知のあざらし館。
楽しみに前まで行ってみると、信じられないほどの行列。
なんせあざらし館を半周するくらい列が伸びてる。
くそっ!なんとかかき分けて、もぐもぐタイムまで30分待ち。
カモメもヒマそうにトライングルフォーメーション組んでる。
 
さあ、11時半、いよいよ飼育員のおねいさんがエサを持ってやってまいりました!
群がるアザラシ。

群がる群がる。

これまた魚丸呑みです。

食べたままこちらをチラリ。
舌みたい。
 
食べ終わったらぐったり。太るよ!

 

先々月来た時にまだオープンしていなかったあざらし館と、
そして何よりも3もぐもぐを見学して満足しただい。
年間パスで気軽に来れてよかった!
2ヶ月後に来るとかどんだけファンだ。
 
 
 
そんなわけで旭山を出た後は、時間の都合で昨日行けなかった当麻の鍾乳洞へ。
子供の頃に親にどこかに連れてってもらったことがほとんど無い俺は、
無論鍾乳洞も未体験ゾーン。
 
というわけでドキドキムネムネ、期待でドッキンコ。
しかし!
鍾乳洞の入口前に、安っぽい恐竜の像が!
期待に膨らむ心をいきなりぽっきし折られるとは。
 
なんか時系列がよくわからないうえに、
龍とか恐竜とか忙しすぎだろ。いろいろ盛り込み過ぎ。
 
 
さあ気を取り直していざ入ってみると、中はひんやりと涼しく、真っ暗で幻想的。
こんなとこで原始人は生き抜いたんやろな~、などと歴史専攻だった俺は感慨に耽る。
中は非常に狭く、5分で一周。
こんなもん!?
 
 
 
道の駅に立ち寄りつつ、初めての秩父別。
ローズガーデンなるものがあるとのことで、もちろん行ってみることにする。
薔薇。薔薇。とにかく薔薇。
君は薔薇薔薇、瞳は~赤い薔薇~♪
というトシちゃんの曲を実感する施設(嘘)。
 
水もキラキラしてて綺麗←水好き
 
すごく和やかな雰囲気で好きです。
売店で売ってるローズソフトクリームは不思議な味。
トップは爽やかな味で、フィニッシュは甘さが残る。
美味しいかどうかはわからないけど、食べた甲斐はある。
 
ここは女のコを連れてくるといい場所なんだろうなー、と思うんだよなあ。
世の男性諸君にはここをお勧めしよう。
 
 
 
北竜では久々に北竜門のセンスの悪さに感動した後、
初めてのひまわり迷路を見に行く。黄色しか見えん。すごい。
時間も無かったので外から眺めただけだけど、これは壮観。
 
なぜかダチョウもいる。
もぐもぐタイム。
黄昏れてるやつ、かわいい。

次いで雨竜、三笠と道の駅を廻り、三笠に着いたときにひらめきマンボ。
まだ時間もあるし、昔三笠に親戚が住んでいた頃(5歳くらい)に行ったことのある桂沢湖んトコの公園に行ってみることとする。
夕暮れの空の下を20分ばかし走って桂沢湖に到着。
案内看板やら何やら、所々に幼き頃の写真とよく似た風景があるものの、全体としては面影無し。
中途半端なレジャー的開発の景色は、幼心に楽しかった桂沢湖じゃぁなかった。
久々に帰ってきた郷里が乱開発されてた時の気持ちってこういう感じなんだろうなぁ。
めっちゃ淋しい。
古き良き日は帰って来ない。
 
 
そんなわけで後は御帰還。
まったり旅2日間。
今年は忙しくて道東行けなそうだから、この旅がめいんとりっぷ。
当麻、旭川付近で行ききれなかったトコに次回は行きたいぬー。
 
 
今日の運転距離:約300km



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七大陸周遊記~第3章~ (1)密林の覇者。

August 11 2004 22:17

【2004年8月9日】
ぶらり旅、か~ぜまかせ~♪
行ってきたの。
 
目的地は一つだけ。
それ以外は風の向くまま気の向くまま。明日はあなざーでいでしょ。
そんな哲学でとりっぷとりっぷ。
 
 
初日行ったのは上川のアイスパビリオン。
偶然本で見て、どうしても行きたくなったのが今回の旅を思いついた端緒。
見た目はわりとチープな建物ではあったが、中に入ってみりゃ綺麗でヨイ。

館内でかなり薄手のコートを借りる。
こんな薄いのでホントに大丈夫?
不安に思いつつドアの横のボタンを押すと、シャッターがぐいん上がる。
いやんサイバー(くね)

 
トンネルを抜けるとそこは雪国。マイナ20℃の世界。
外が30℃以上あって、しかもその中を4時間も運転しっぱなしだったせいか(カーエアコンつけない主義だし)、茹だってた体と相殺されて全く寒く感じない。
むしろ涼しくて心地良い。みたいな。
 
雪の鍾乳洞の中をほよほよ歩いていくと、いろんな景色が。

 
んで、最後の最後には、「日本の最低気温マイナ41℃体験~」のボタンが。
ほいよ、ぽちっとな。
 
・・・ほにゃ~!!!!(叫)
 
恐ろしいほどに吹き込んでくる冷気。
その中で写真を撮ろうとカメラを構えるも、寒くて手が一瞬にして痺れて動かないのだ。
その場にいた家族連れは、2秒ほどで室外へ待避。
気持ちはよくわかる。だが、例えこの身凍ろうとも、最後まで体験しないと、入館料勿体ないやろ!(貧乏性)
というわけで、痺れるほどの冷えに耐え、10秒体験完遂~(ぱちぱち)
 
最後のシャッターをくぐり外へ出るが、芯まで冷え切ったのか、意外と暑くない。
入るまでは暑くて頭痛いくらいだったのにぃ。
クールダウンって大事ね(しみぢみ)
そんなこんなで、併設の茶房でカバノアナタケ茶を飲んでいざ旭川へ帰還。
 
 
 
道すがら、「当麻スポーツランド」なる面白そうな公園を発見。寄ることとする。
これがまた札幌ではお目にかかれないほどの壮大で本格的な木製アスレチックゾーン。

これは!野生の血が騒ぐ!!!!
迷わずに参加費を払って、ゼッケンをつけて挑戦。
 
これがまた強烈なのばっか。逆さになってロープを渡ったりとか、ターザンロープからネットに飛び移ったりとか。
サスケかっつーの。
ものすごい腕力とバランス力を必要とするのばっかで、地元の少年たち、ここに定期的に通って余裕で全部クリアできるようになれば、世界的なアスリートになれます。
俺が保証します。太鼓判。
途中、遊具にヘビがいて周囲のお客さんとみんなで逃げ回るというハプニングもありつつ。
 
野生の男は当麻を完全制覇し勝鬨をあげたのである。

 
 
当麻ジャングルの覇者となっただいは、
心地よい疲れを携え意気揚々と旭川に凱旋。
昨年も泊まったワシントンホテル旭川に投宿。
 
夜は初めて旭川に泊まった時から毎回行ってるバーで一杯。
場所で覚えてて名前は未だに知らない。
 
おやすみなさい。
 
 
今日の運転距離:約270km



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モナムール旭山~後編~。

June 03 2004 23:49

(つづき)
 
 
孔雀やら、

フクロウやら、

ハリネズミやら、

 
そんなこんなを見た後には、動物園の定番・さる山。
 
旭山動物園のさる山の最大の特徴は、
普通通りに外から見る部分に加え、片側が屋内からガラス越しに見えるようになっていること。
さよならを繰り返し君は大人になる…

ガラス越しには、
見つめてくるやつ、
キメ顔するやつ、
ガラスなのに舐めてくるやつ。
多士済々。
行動様式が、猿も人間も一緒やな~。
 
 
サルに刺激されて、
近くにあった遊具に俺も登ってみました。
子供がいたけど、負けない!

 
 
さて、いよいよ旭山動物園の目玉の一つ、ほっきょくぐま館。
目玉すぎて、すいている中でもここだけはけっこう並んでた。
 
というのも、
ほっきょくぐまが普段闊歩している床の一部がアクリルガラスになっていて、
そこから間近でほっきょくぐまを見ることができるとゆー。

ド迫力!
ガラスが無かったら一撃で首飛ばされてるわ…
 
ただ、今日はあまりに暑すぎて、
そもそもクマがあまりここ歩いてなかった!(笑)
 
さすがにこの暑さだとクマも基本は水浴び。
プールも片側がアクリルガラスになっているので、水中のクマを眺められます。
でかいわりに、たぶん俺より泳ぎが上手い。
 
 
 
そして最後に立ち寄るは、
旭山動物園の名を広めるきっかけとなったペンギン館!
ペンギンのプールの中にアクリルガラスのトンネルが通ってて、
あたかもオエンギンと一緒に水中にいる感覚とゆー。
前代未聞すぎぃぃぃぃ!
自分の上やら横やら下やらを、ペンギンがビュンビュン通り過ぎてくのは新感覚。
トンネルに激突するやつとかいそう。
 
 
もちろん外から陸上のペンギンを見ることもできます。
泳ぎたてで髪びしょびしょのやつ。
 
黄昏れて微動だにしないやつ。
 
しょんぼり歩いてるやつもいた。
ふられたのかしら。
まぁ、こんだけ個体数いりゃライバルも多いからな!元気出せよ!(無責任)
 
 
 
そんなこんなで初の旭山動物園を満喫してきましたが。
途中から頭痛がひっどいの。
これは!
 
日  射  病  !
 
とりあえず帰りにコンビニで冷凍ドリンクを買って、
頭、顔、首をアイシングしまくり。
頭痛薬を飲んで、エアコン全開で1時間ほど仮眠を取ったらけっこう良くなりました。
この暑さは無理だぜよ…
 
 
たいへん満足な旭山動物園ではあったものの、
3日後に開館となるあざらし館!
これはいつか行かねばなるまい!
と心に決めたのである。
俺もゴマちゃん欲しい…
 
いつになるかなー。



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モナムール旭山~前編~。

June 03 2004 23:14

最近とみに話題になってきている、
あの!
あの!
旭山動物園に取材に行くことにしたのでR。
 
あづい。
これが6月の気温かよ、という30℃という暑さの中、
エアコン風の嫌いなワタクシがエアコン全開にし、
目指すは旭川。
行くぜちょーさん。
 
 
旭川に行く前に、
サークルの合宿でいつも行っている深川の聖マーガレット教会に立ち寄り、
そこの丘で飼われている羊を愛でることにする。
これから動物園に行くのに!
でもね、メーメー言ってて可愛いんすよ、こいつが。
来る時期によってやたらと毛が刈り込まれていたりする。
教会の人の毛皮になってるのかしら。
 
 
 
さあ、いざ旭山動物園。
しかし!
入園にあたって、早速大問題が発生する。
 
入園料:おとな600円
年間パス:おとな1000円
 
2回来るだけで元が取れちゃう!
でも2回来るの?旭川だよ?
と、俺の中の天使と悪魔の全力殴り合いの末、
 
年間パス買った。
 
うぁぁぁぁぁぁぁ、ホントにもう1回来るのか?????
まだ入ったこともないトコの年間パス買うやつ。
よく考えたらチャレンジャー。
 
 
 
入ってみると、話題の動物園とはいえ、平日ともあれば人は少ない。
しかもあざらし館が3日後に開館するらしいから、みんなそれから来るんだろな。
ってことは今日あざらし見れないじゃないですかー、やだー。
ゴマちゃん…
 
 
入園して真っ先に出てくる赤いやつ。
そう、それはフラミンゴ。
フラミンゴってこんな色してんのかー。
ローキックしたら一発で脚折れそう。
 
 
その横の池では、白鳥が悠然と。

白鳥だけではなく、鴨もいます。

ひときわでかい黒いやつもいる。

あまりに天気がいいせいか、陸に上がって日向ぼっこしてる鴨も。

そんなこんなを眺めていたら、白鳥にガンくれられました。
こわい。
 
 
 
お次は山羊や羊や鶏と触れあえるコーナー。
 
シバヤギって書いてるけど、
これ、馬じゃね?

山羊がのんびりしてるとこを見に行ったら、

他の山羊からめっちゃ睨まれました。
俺、動物に嫌われてんじゃね?
 
 
このコーナーでは、
あひるが昼寝。
 
よく肥えたやつも休憩中。
 
犬も暑さで完全にやられている模様。
俺も死にそうだから、気持ちはわかる。
 
 
このコーナーの横にはキリンの檻。
でかいなー。
壁に書いてある高さの目盛り、少しも意味をなしていない罠。

最大のウリは、檻の外の木まで首を伸ばしてのお食事。
自分たちの頭上にある木を食べるので迫力があります。
食べ尽くしたらどうなるんだろう…と心配してしまう。
 
顔を見るかぎり、けっこう老齢かしら。
 
 
サイもいました。

暑すぎてへこたれちゃった。

 
ゾウもへろへろ。

 
 
ペリカンっぽいやつはやたら元気。
自由に水に入れる立場のやつはやはり違うのか。ずるい。
 
 
ここからは類人猿の檻が並んでおります。
 
スカンクっぽいやつが、茶の間のおやじみたいな格好でくつろいでる。
ワオキツネザルって名前らしい。
ワオ!
ワオってなんや…
 
 
ブラッザグェノン。
名前は格好いいけど、微動だにしない。
 
 
そして類人猿コーナーの華。
オランウータンのリアンとモモの母子。
普段住んでる檻と、隣の檻が上のロープで繋がれていて、
隣の檻にエサを置くと、ロープを伝って檻を移動するとゆー。
 
誰だよこんな画期的なアイディア考えたやつ!
だいベル平和賞をあげよう。
 
 
さあ、飼育員が隣の檻にエサを置いて、リアンとモモに合図します。
すると。
リアンが柱を登ってロープに掴まって隣の檻へ。
産まれたばかりのモモはお母さんにしっかりしがみついております。
 
隣の檻に辿り着くと、柱を降りて、柱の下に撒かれたエサを拾い始めます。

一通り集め終わると、住んでいる檻に帰るために再び柱を登るリアン。

下々の者を見下ろして勝ち誇った顔。
ちょっとむかつく(笑)

 
 
(つづく)



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スキィ旅行レポ~2日目~。

February 25 2004 00:18

【2004年2月24日】
雪もやんだので、奇跡的にゲレンデに出れる。でもな。。。
 
風があるせいかほぼ全面アイスバーン状態。
滑れるかーー!(暴)
 
案の定、エッジがかからず、滑って吹っ飛び、膝を負傷。曲げるだけで泣くほど痛い。
 
 
そんなこんなで4時半にニセコを出発。なんだかサミシイもんだにぃ。
7時札幌着。その後は先遣隊3人でサァクル活動に出る。
イベントも大事だが、普段の活動も同じくらい大事なのだ(偉)
しかも身体は疲労困憊かと思いきや、むしろ絶好調(笑)
無尽蔵な精神力が俺を動かしている(笑)



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スキィ旅行レポ~1日目~。

February 24 2004 23:59

【2004年2月23日】
先週末くらいから 「来週の頭は大荒れだよ~ん」 なんて天気予報なんかでやってたから心配はしてたら、 心配どころじゃなかったよオイ。
朝起きたら猛吹雪でした。いやん。
 
朝7:45に正門前集合。っつーことで、普段15~25分くらいかかるから、7時ちょい過ぎに家を出たのよ。
でもでもね。
 
新川通大渋滞。
 
全く車動かねーでやんの。
高速が完全に通行止めになってる影響だとは思うけど、今日くらい仕事休めよ(殴)
そんなこんなで、結局正門前に着いたのが9時近く。
1時間半以上かかったぞオイ。
 
当然ながらバス組はすでに出発。ネギ号も8時過ぎには出発済とのこと。
「ネギ号はどこのルートから行くって言ってた?」
「中山峠越えるって。」
いやーん、今日は中山峠は無謀よ~(泣)と思ったので、 独断で俺号は小樽から余市を経由してニセコへ向かうこととする。
 
それにしても激しい吹雪。前見えねーっつーの。
風が強い時は視界ゼロ。すぐ前にいるはずの車のテールランプすらなかなか見えない。でんじゃー。
それにしてもなんせ俺は1時間遅れのスタート。ルートが一緒なら絶対追いつけないが、別ルートならこっちが空いてりゃ先に着く可能性もある。がむばる。
 
小樽に入った頃ネギ号に連絡。
まだ中山を越えてちょいしたとこらしい。
しかも一度雪山に突っ込んだらしい。
相変わらずでんじゃーだぜネギ号。
ともかくまだ中山越えたとこなら、だいたい到着予定時刻は同じくらいか。
それにしても小樽路は快調そのもの。
視界はないものの、渋滞してないからそれなりにサクサク進む。
 
余市を抜ける頃にちっちがバス組に電話。
「あのねー、バス追突されたらしいよ。」
「!?」
事故かよ!
いくらなんでもバスが見えないこともないと思うが。寝てたのか?おかげで渋滞のようだ。
じゃあ俺らが一番先に着くかな。
 
倶知安に入る頃に再度連絡すると、バスは倶知安のバスターミナルで足止めを喰ってるらしい。マヂかよ。
ネギ号にも連絡。
「今どこ?」
「まだ喜茂別です。」
「喜茂別!?渋滞してるの?」
「国道が通行止めになって進めないっす。」
「通行止め!?」
「倶知安に行く道も、真狩を経由する道も通行止めです。とりあえずちょっと様子見ます。」
マヂか~~~(泣)
こっちはこんなにサクサクなのに…。
ともかく国道の再通を期待しつつ、俺らは進む。
 
倶知安市街に入る。
ここからは、手元にある、ニセコのパンフのコピーの地図に頼るしかない。
「そば屋の看板」だの何だの指示を受けるものの、猛吹雪のせいで、看板なぞ見えん(泣)
道路の端さえ見えねーのに看板が見えるかー!(殴)
そんな中、20分ほど走ったとこで、管理センターと思しき看板発見。デカかったからわずかに見えた。
 
正解。
 
12時半めでたく到着~~~(祝(紙吹雪)) 
早速入る。しーかーしー、なんとロッジに入れるのは3時。
こんな猛吹雪の中で2時間半も何せーっちゅーねん!でも一応リフトは一番下だけは動いてるらしい(無謀)
でもでもね、、、、
「リフト券クーポンは全部ネギが持っていきました。」
 
ネギーーーーー!(叫)
 
というわけで俺号の3人、俺とちっちとメガは完全に孤立部隊と化した。
ところが約20分後、ちっちの電話鳴る。
なんと!どうやら急いでロッジの準備をしてくれたらしい。
いやーーーん、ありがとうニセコの人、ちゅっちゅ(吻)
というわけでキーを預かり、いざゆかん。
 
例の如く地図を頼りに進むが、全くそれらしきものが見当たらない。
5分以上進むがニセコのゲレンデ街を抜けてしまったのでUターン。
何処だーーー!
 
んで、何かそれらしい細道を見つけたので入るが、雪かきしてる人に止められる。
どうやらここではないらしい。どこだ。
とりあえず車じゃ埒があかないので歩いて探すことにする。
近くのセイコーマートに車を入れ、さぁ出陣!と意気込んだものの、車を降りた途端萎える。
なんだよこの吹雪。
とにかく顔が上げれん。上げたら顔は痛いわ、呼吸はできないわ。死んでしまうぞ。
 
だが我々は行くしかない。  
「よし、行くぞ隊員!」
「無理っす。これ歩けないっすよ。」
「後ろ向きに歩いて行こう!」
「そこのセイコーマートで聞けば早くないすか?」
・・・・頭いいなちっち隊員。
 
というわけで、ちっち隊員、マートに入り店員に聞く。
「どうやらまだまだ戻るらしいです。」
なんと。
さっき来たときは、管理センターからここまでの間に何もなかったと思うが。
とりあえず半信半疑で戻ることにする。
 
それにしても横道からの出入りの時が大変だ。
吹雪が窓に吹きつけて、車が来てるかどうか全く見えないので、その度に窓を開けて確認。
「俺は左を見る。メガ隊員は右を頼む。」
「了解です!」
「ぐはっっ(死)」
窓を開けた途端恐ろしい量の雪が吹き込んでくる。車内、竜巻状態。
なかなか体験できないものですが。いやんアメリカン。
 
などと、しばらく戻ってるうちに表示板が見えてきた。
さっきは今以上に猛吹雪だったために全く見えなかったが、こんな所に。そしてロッジを発見。  
 
「ここじゃぁーー!」
 
鬼の首を取ったように喜ぶ我ら先遣隊。
しかし駐車スペースに深く雪が積もっている。これは下手に入ると車が埋まってしまう。
「よし、隊員、雪の深さを確認してくれ!」
「了解です!」
「頼んだぞ!」
・・・・・・
「足首より少し上くらいまで埋まりました!」
ちっち隊員、御苦労だった。これくらいならなんとか車で行きつ戻りつすれば雪を潰して整地できる。
 
というわけで、5分くらいかけて整地。
いよいよ宿営地へ到着ー!
鍵も無事おーぷん!
ばんざーい!!
 
しかし、我々先遣隊に休息の時間はない。
手早く3人で雪かき、荷物の搬入を終え、バス部隊に連絡。
ようやくターミナルから出たはいいが、またもや追突されたらしい。
どぅなっとんじゃーーー!(殴殴殴)
だが、またすぐに動いたらしいので、もぅすぐ着くとのこと。
やっと後続部隊がやってくる。
我々先遣隊は涙を流したのであった。
 
ところでネギ号であるが、とりあえず札幌に引き返すとのこと。
ネギ号一行(ネギ、ミッキー、かな、モンテ、テリー)はもぅみんな精神が衰弱しているようだ。
「その後どうするかは札幌に着いてから決めます。」
っつーか、頑張って来てくれ(涙)
 
そんなこんなで、とりあえず夕食の買い出しに。
それにしてもネギ号が来るかどうかは心配だ。
「ネギさん、札幌で解散するようなことも言ってましたけど、やっぱ来ないっすかね」(ジュンジ)
「いや、ネギの心が折れなければ来る!折れれば来ない!そして、ネギはたぶん折れる!(笑)」
その帰途連絡。
まさか来ないだろうと思っていたネギ部隊は、もうみんな半ばヤケになって余市ルートで来るらしい。
すごいぜネギ。あいつの心は折れなかった。
せめてネギ部隊が来るまでに夕食の準備を万全にしておく。待ってろ。
というわけで食事の下準備を済まし、人生ゲームに興じる。
20万$ゴッホーズの結成(1号俺。2号マッキー。3号ジュンジ。4号ちっち。)など偶然のイベントで大盛り上がり。
終わった頃、遂にネギ号到着。めでたや。



Categories: 旅。

マリンパーク・ランデヴー(後編)。

November 02 2003 02:30

(つづき)

飼育員の先導で、ペンギンたちが!
かわいすぎる!身体を左右に振りながらぺったんぺったん歩くの!
 
間近で見ると、フッサフサしてんの。
 
ルートの真ん中くらいに柵で囲まれたステージみたいのがあって、
そこで立ち止まってショーの開始。
やっぱりペンギンかわいい。
飼育員さんもかわいい(好み)。
 
ヒマそうに柵をくわえるやつ。
 
 
そんなこんなでペンギンパレードが終わりきらないうちに、アシカのショーへ。
パレードを最後まで見ると、ショーの席のいい場所をキープできなさそうな雰囲気だったので、切り上げやむなし。
早めに行ったおかげで2列目をキープしたよ。
 
いよいよ時間になり、アシカが入場してステージの台の上へ。

 
飼育員の指示に従って、
逆立ちしたり、
ボールを乗せたり。
バスケだってしちゃう。
 
途中からは3頭体制に。
名前はナナとココとリリー。繰り返し系の名前が好きなのね。
 
お姉さんが投げた輪を受け止める輪投げショー。

全部受け取ってほめてもらって御満悦。
 
次はバレーボール対決。
ボールを渡し合うだけなので決着つかず。
 
言うことをきかなかったリリーが立たされる場面も。

リリーがかわいそうなので、ナナとココが飼育員に減刑を懇願。

なかなか聞いてもらえずリリーを慰めるナナ。

ようやく許してもらってリリーは深く反省。

 
最後は3頭がひたすら飛び回る水中ショーで締め。

 
 
イルカ、ペンギン、アシカのショーを見終えて、
あとは本館・ニクス城へ。
ナポレオンフィッシュを見たり、
カブトガニを見たり、
潰れてるわけでもないのにやたら薄っぺらいカエルを見たり。
規模がデカくて一周するのに1時間以上かかったぞ。
 
 
初めてのマリンパークニクスは、
6時間いても飽きないくらいのボリュームで大満足。
また数年経ったくらいに来たいなって思えた。
 
 
なお、場内にある古びて活気のないゲームコーナーで、
こ…これは!?ムスティ!?
どう見ても◯ティと◯ッフィのテイストでは…!



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