スキィ旅行レポ~1日目~。

February 24 2004 23:59

【2004年2月23日】
先週末くらいから 「来週の頭は大荒れだよ~ん」 なんて天気予報なんかでやってたから心配はしてたら、 心配どころじゃなかったよオイ。
朝起きたら猛吹雪でした。いやん。
 
朝7:45に正門前集合。っつーことで、普段15~25分くらいかかるから、7時ちょい過ぎに家を出たのよ。
でもでもね。
 
新川通大渋滞。
 
全く車動かねーでやんの。
高速が完全に通行止めになってる影響だとは思うけど、今日くらい仕事休めよ(殴)
そんなこんなで、結局正門前に着いたのが9時近く。
1時間半以上かかったぞオイ。
 
当然ながらバス組はすでに出発。ネギ号も8時過ぎには出発済とのこと。
「ネギ号はどこのルートから行くって言ってた?」
「中山峠越えるって。」
いやーん、今日は中山峠は無謀よ~(泣)と思ったので、 独断で俺号は小樽から余市を経由してニセコへ向かうこととする。
 
それにしても激しい吹雪。前見えねーっつーの。
風が強い時は視界ゼロ。すぐ前にいるはずの車のテールランプすらなかなか見えない。でんじゃー。
それにしてもなんせ俺は1時間遅れのスタート。ルートが一緒なら絶対追いつけないが、別ルートならこっちが空いてりゃ先に着く可能性もある。がむばる。
 
小樽に入った頃ネギ号に連絡。
まだ中山を越えてちょいしたとこらしい。
しかも一度雪山に突っ込んだらしい。
相変わらずでんじゃーだぜネギ号。
ともかくまだ中山越えたとこなら、だいたい到着予定時刻は同じくらいか。
それにしても小樽路は快調そのもの。
視界はないものの、渋滞してないからそれなりにサクサク進む。
 
余市を抜ける頃にちっちがバス組に電話。
「あのねー、バス追突されたらしいよ。」
「!?」
事故かよ!
いくらなんでもバスが見えないこともないと思うが。寝てたのか?おかげで渋滞のようだ。
じゃあ俺らが一番先に着くかな。
 
倶知安に入る頃に再度連絡すると、バスは倶知安のバスターミナルで足止めを喰ってるらしい。マヂかよ。
ネギ号にも連絡。
「今どこ?」
「まだ喜茂別です。」
「喜茂別!?渋滞してるの?」
「国道が通行止めになって進めないっす。」
「通行止め!?」
「倶知安に行く道も、真狩を経由する道も通行止めです。とりあえずちょっと様子見ます。」
マヂか~~~(泣)
こっちはこんなにサクサクなのに…。
ともかく国道の再通を期待しつつ、俺らは進む。
 
倶知安市街に入る。
ここからは、手元にある、ニセコのパンフのコピーの地図に頼るしかない。
「そば屋の看板」だの何だの指示を受けるものの、猛吹雪のせいで、看板なぞ見えん(泣)
道路の端さえ見えねーのに看板が見えるかー!(殴)
そんな中、20分ほど走ったとこで、管理センターと思しき看板発見。デカかったからわずかに見えた。
 
正解。
 
12時半めでたく到着~~~(祝(紙吹雪)) 
早速入る。しーかーしー、なんとロッジに入れるのは3時。
こんな猛吹雪の中で2時間半も何せーっちゅーねん!でも一応リフトは一番下だけは動いてるらしい(無謀)
でもでもね、、、、
「リフト券クーポンは全部ネギが持っていきました。」
 
ネギーーーーー!(叫)
 
というわけで俺号の3人、俺とちっちとメガは完全に孤立部隊と化した。
ところが約20分後、ちっちの電話鳴る。
なんと!どうやら急いでロッジの準備をしてくれたらしい。
いやーーーん、ありがとうニセコの人、ちゅっちゅ(吻)
というわけでキーを預かり、いざゆかん。
 
例の如く地図を頼りに進むが、全くそれらしきものが見当たらない。
5分以上進むがニセコのゲレンデ街を抜けてしまったのでUターン。
何処だーーー!
 
んで、何かそれらしい細道を見つけたので入るが、雪かきしてる人に止められる。
どうやらここではないらしい。どこだ。
とりあえず車じゃ埒があかないので歩いて探すことにする。
近くのセイコーマートに車を入れ、さぁ出陣!と意気込んだものの、車を降りた途端萎える。
なんだよこの吹雪。
とにかく顔が上げれん。上げたら顔は痛いわ、呼吸はできないわ。死んでしまうぞ。
 
だが我々は行くしかない。  
「よし、行くぞ隊員!」
「無理っす。これ歩けないっすよ。」
「後ろ向きに歩いて行こう!」
「そこのセイコーマートで聞けば早くないすか?」
・・・・頭いいなちっち隊員。
 
というわけで、ちっち隊員、マートに入り店員に聞く。
「どうやらまだまだ戻るらしいです。」
なんと。
さっき来たときは、管理センターからここまでの間に何もなかったと思うが。
とりあえず半信半疑で戻ることにする。
 
それにしても横道からの出入りの時が大変だ。
吹雪が窓に吹きつけて、車が来てるかどうか全く見えないので、その度に窓を開けて確認。
「俺は左を見る。メガ隊員は右を頼む。」
「了解です!」
「ぐはっっ(死)」
窓を開けた途端恐ろしい量の雪が吹き込んでくる。車内、竜巻状態。
なかなか体験できないものですが。いやんアメリカン。
 
などと、しばらく戻ってるうちに表示板が見えてきた。
さっきは今以上に猛吹雪だったために全く見えなかったが、こんな所に。そしてロッジを発見。  
 
「ここじゃぁーー!」
 
鬼の首を取ったように喜ぶ我ら先遣隊。
しかし駐車スペースに深く雪が積もっている。これは下手に入ると車が埋まってしまう。
「よし、隊員、雪の深さを確認してくれ!」
「了解です!」
「頼んだぞ!」
・・・・・・
「足首より少し上くらいまで埋まりました!」
ちっち隊員、御苦労だった。これくらいならなんとか車で行きつ戻りつすれば雪を潰して整地できる。
 
というわけで、5分くらいかけて整地。
いよいよ宿営地へ到着ー!
鍵も無事おーぷん!
ばんざーい!!
 
しかし、我々先遣隊に休息の時間はない。
手早く3人で雪かき、荷物の搬入を終え、バス部隊に連絡。
ようやくターミナルから出たはいいが、またもや追突されたらしい。
どぅなっとんじゃーーー!(殴殴殴)
だが、またすぐに動いたらしいので、もぅすぐ着くとのこと。
やっと後続部隊がやってくる。
我々先遣隊は涙を流したのであった。
 
ところでネギ号であるが、とりあえず札幌に引き返すとのこと。
ネギ号一行(ネギ、ミッキー、かな、モンテ、テリー)はもぅみんな精神が衰弱しているようだ。
「その後どうするかは札幌に着いてから決めます。」
っつーか、頑張って来てくれ(涙)
 
そんなこんなで、とりあえず夕食の買い出しに。
それにしてもネギ号が来るかどうかは心配だ。
「ネギさん、札幌で解散するようなことも言ってましたけど、やっぱ来ないっすかね」(ジュンジ)
「いや、ネギの心が折れなければ来る!折れれば来ない!そして、ネギはたぶん折れる!(笑)」
その帰途連絡。
まさか来ないだろうと思っていたネギ部隊は、もうみんな半ばヤケになって余市ルートで来るらしい。
すごいぜネギ。あいつの心は折れなかった。
せめてネギ部隊が来るまでに夕食の準備を万全にしておく。待ってろ。
というわけで食事の下準備を済まし、人生ゲームに興じる。
20万$ゴッホーズの結成(1号俺。2号マッキー。3号ジュンジ。4号ちっち。)など偶然のイベントで大盛り上がり。
終わった頃、遂にネギ号到着。めでたや。


Categories: 旅。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo