カテゴリーアーカイブ: カルチャーの嵐。

もろだしの罠。

January 25 2004 23:58

大嫌いではあるが、朝青龍が強いのも当たり前だろう。
パワーもありながら、スピードがかなりあるからな。立合の当たりのスピードとまわしを取る速さは半端じゃないぞ。パワーだけなら若の里や魁皇のほうが上だろうが、奴らがどうも中途半端なのはスピードが圧倒的に欠けるからだろうな。
個人的には、今の力士の中で朝青龍の牙城を崩せるのはタッキー(雅山)しかいないと思っているが。パワーと技術があるから、後は絞りに絞ってスピードさえ身につけてくれれば。。。下で連続優勝してた頃はあんなにスピードもあったのにな。節制せよ。
 
そういえば、今回幕下で優勝した萩原がヨイ。幕下とは思えない盤石の取り口だぞ。けっこう上まで行くんじゃないか。



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読書。

November 12 2003 22:27

この前BOOK OFFで買ってきたハードカバーなど何冊かを一気読み。
普段そんなに読書家なほうではないが、たまにこういう波が来る。
ただわりと偏向傾向にある俺の書棚。なんつっても現代小説やエッセイが無い。ほとんどが古典ミステリかドキュメンタリィか歴史・社会問題関係の新書か岩波文庫だな。それ以外なんて数冊しかないぞ。
 
そこで気付く。
俺の文章がモッタリしてるのは、小粋で素軽い現代文章を読んでいないからだ(きっと)。
そういやぁヴァン・ダインやらアシモフやら、そういうクドい文章が好きだな俺。
これがまた村上龍やら辻仁成やらが好きなら良かったのかもしれないが(あんまり読んだことがないからよぅわからんが)。
まぁ、どっちかってぇと、小学生の頃からわりとサブカルチャー的なモノばっか好んできた人生だから、当然といえば当然の帰結かもしれんが。
20年ほど昔、うちの姉貴が宝島の読者だったからな。影響を受けたかもしれん。
 
有頂天を聴き、しりあがり寿のマンガを読み、ファイターズの熱狂的ファンだった小学生。
レゲエを聴き始め、澁澤龍彦なんかを読んでいた中学生。
そんな少年は、今は成長して大人になったのか、なってないのか。



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わたしは女郎蜘蛛。

May 07 2002 23:54

「真夜中は別の顔」だんだん面白くなってきたなぁ。
最初はなんかダレててしょーもない愛憎劇な感じだったけど、
けっこうスリリングに、悲惨な感じになってきて、面白いわマヂで。
っつーか、泥沼すぎ。こんな状況、嫌だなぁ。
 



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俺とアドベン(3)。

February 02 2002 21:08

「シャドウゲイト」
 
ファミコン時代中期に燦然と輝く、ケムコのアドベン3部作の第2作。
どうやら、この3部作は賛否両論あるようで(っつーか、圧倒的に否定派が多いようだが)、事実、俺も発売後1年も経たないうちに、新品を980円で買った。
とはいえ、はっきりいって、定価で買っても満足なくらい楽しめた。
おそらくこのシリーズが不人気な理由は、ある意味殺人的に高い難易度がその原因でないかと推測されるが、まぁそれもそうだ。なんせ主人公は随分と簡単に死ぬ。
例えば、3つ並んだ鏡を割って、その裏にある隠し扉を見つけるシーンがあるが、間違った鏡を割ってしまうと、宇宙空間に吸い込まれてあっさり死ぬ。そのくせ、全くヒントも何もない。
万事この調子で、間違った選択をするとすぐ死が待っている。トンデモゲームである。
 
また、このシリーズには「セルフ」というコマンドがあり、例えば「つかう」→「サングラス」→「セルフ」で、サングラスをかけたりできる画期的なシステムなのだが、剣や斧を手に入れて、装備しようかなと思い、「セルフ」で使うと、何故か主人公はその武器で自分を斬りつけて自殺してしまう。はっきり言って、なんともマヌケさんである。
こんな感じで簡単にゲームオーバーになってしまうゲーム、当時もちろん子供が中心だったファミコンユーザ層で高評価を得られるわけがないような気もする。しかも時間制限まであるので、よほど根気がないと、ほとんどクリアは不可能だし。でも超ムズだからこそ面白い。ヘナチョコな呪文の名前も必見だし(笑)
アドベンの常識に真っ向からチャレンジした野心作。4点。



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俺とアドベン(2)。

December 30 2001 18:33

「デッドゾーン」
 
ファミコン初期のソフトの中で、個人的に好きなソフトの多いサンソフト。
サンソフトと言えば、「いっき」「東海道五十三次」「アトランチスの謎」あたりが出てくるのが人情だと思うが(「スーパーアラビアン」が最初に出てくるのは奇特だと思ふ)、俺的にはこの作品。
なんつっても、「でっどぞ~ん!サンソフト。」ってなCMをはっきりと覚えているもので。
 
ゲームを始めるといきなり、ショボい音声合成で「なぜ俺は、ここにいるんだ?」
知らねーよそんなこと!と思わずツッコミを入れたくなるものの、プレイ前にきちんとマニュアルを読むと、ストーリーがわかる仕組みになっているわけで。
で、ゴミをかきわけかきわけキャリーを見つけ、バッテリーを入れると
「キャリ~どうぇ~~~す!」
という、どう聴いても可愛さのカケラもない潰れた音声合成(泣)
マリー、ライオネックス。最後までこの調子の音声合成が続くあたりに、サンソフトの大いなる野心が感じ取れますが、これは自分でも失敗だったと感じたのでしょう。その後、音声合成でセリフを発声させる試みは、二度となされることはありませんでした(泣)
 
なにはともあれ、このゲーム、非常に難易度が高い。よほど根気がないと、半分もクリアできないはず(笑)
でも、最後の感動のエンディングは必見なんで、絶対にクリアしてほしいなぁ、この作品は。
エンディングを見ると、何度もやりたくなる秀作。4点。



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俺とアドベン(1)。

December 28 2001 20:42

ネタ欠乏時用連載(笑)
何はともあれ、アドベンチャーゲームである。ゲームにジャンル多々あれど、俺様がこよなく愛してやまないのはアドベンである。
正直言って、アドベンは特にコンシューマでは人気がない(パソでは不変の人気ジャンルだが)。「一度クリアしたら繰り返しやっても面白くないから」というのがその理由だそうだが、そんなことはない!良質のアドベンは、良質のミステリの如く、何度やっても面白いのである。特に、「デッドゾーン」と「オホーツクに消ゆ」なんて何度クリアしたことか・・・
というわけで、我が思い出のアドベンなど。
 
 
「黄金の羅針盤」
 
パソのアドベンとしては、やはりリバーヒルソフト、データウェストが誰もが認める両巨頭でしょう。
そんなわけで、リバーヒルの代表作「黄金の羅針盤」。俺的には、略して「ごらしん」(語呂悪)。
たしか最初、FM-TOWNSで出たんだよね。やりたくてやりたくてさ~、98に移植されてすぐに買っちゃいました(てへ)
リバーヒルがJ・B・ハロルドシリーズと並ぶ看板に仕立て上げようとした1920年代シリーズなわけだが、同シリーズの「西洋骨牌殺人事件」を遥かに上回るレトロモダンさに思わずメロリンこ。
最初に飛び込んでくるボーイの尾崎君の服装&髪型でまずやられる(笑)
ホントに1920年代に生きてるような錯覚を受けるほど、レトロモダン臭に満ち溢れたこだわりが、リバーヒルの気合を感じさせますな。
内容も、リバーヒルお得意の、ひたすらコツコツ地道操作型で、サクサクストーリーが進まないぶん、現実感があって良。
最後まで犯人が特定できないあたり、リバーヒルらしさが貫かれていて、最後まで飽きさせず楽しめました。何度もクリアしちまっただよ。
パソのミステリアドベンの中では、最高級の秀作。5点。



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ミッドナイト・トラッパー。

December 05 2001 19:36

先月、スカパーのベーシックパック(ブルー)を契約したので、いろいろなch.を見てるのだが、いや~、昔のフジテレビの深夜番組、おもろいわ。
まだ俺が小学生、中学生だった頃だし、中には関東ローカルの番組もあるんで、全く見たことなかったけど、今のTVには絶無なレベルの高さだ。見直したわ、フジ。
 
「哲学の傲慢」「カノッサの屈辱」なども非常に知的かつアイロニカルでお気に入りだが、やっぱ「Trap-TV」が一番だな。

こんな面白い番組、世の中はどう考えてるのだ?と思って検索したら、出てきた出てきた、Trap-TVファンページ。
コアだなぁ(笑)
でもホント見る価値あるよ、これは。
 
あと、「たほいや」も面白くて最高♪
出演メンバーをしっかり知的業界人に限ってるのも良♪
これで変なバカアイドルみたいの出したら良さがなくなっちゃうからね。



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JINGI(31)雑感。

October 26 2001 20:55

書店に行ったら、JINGIの新刊が出てた。31巻。
で、さっそく買いましたさね。いや~、面白かった。

有田正義、ここ最近、完全に準主役の扱い受けてるし、中心キャラとしてデカいことやるのかなぁと思ってたら、いや~、びっくりしたね。まさかあそこで簡単に殺されるとは。
まぁ、これがモトで横山が一円会抜けたわけだから、重要な役回りだったのは間違いないけど、惜しげもなく殺すとはやるな立原先生。
岩津火、名久井、小笠原と、立て続けに主要キャラ殺してるし、今後も一巻一巻気が抜けん(汗)
次巻、花田がどうなるのか。横山は一円会に戻るのか。英紀は柳澤に殺されるのか。
楽しみでしゃーない。



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