俺とアドベン(1)。

December 28 2001 20:42

ネタ欠乏時用連載(笑)
何はともあれ、アドベンチャーゲームである。ゲームにジャンル多々あれど、俺様がこよなく愛してやまないのはアドベンである。
正直言って、アドベンは特にコンシューマでは人気がない(パソでは不変の人気ジャンルだが)。「一度クリアしたら繰り返しやっても面白くないから」というのがその理由だそうだが、そんなことはない!良質のアドベンは、良質のミステリの如く、何度やっても面白いのである。特に、「デッドゾーン」と「オホーツクに消ゆ」なんて何度クリアしたことか・・・
というわけで、我が思い出のアドベンなど。
 
 
「黄金の羅針盤」
 
パソのアドベンとしては、やはりリバーヒルソフト、データウェストが誰もが認める両巨頭でしょう。
そんなわけで、リバーヒルの代表作「黄金の羅針盤」。俺的には、略して「ごらしん」(語呂悪)。
たしか最初、FM-TOWNSで出たんだよね。やりたくてやりたくてさ~、98に移植されてすぐに買っちゃいました(てへ)
リバーヒルがJ・B・ハロルドシリーズと並ぶ看板に仕立て上げようとした1920年代シリーズなわけだが、同シリーズの「西洋骨牌殺人事件」を遥かに上回るレトロモダンさに思わずメロリンこ。
最初に飛び込んでくるボーイの尾崎君の服装&髪型でまずやられる(笑)
ホントに1920年代に生きてるような錯覚を受けるほど、レトロモダン臭に満ち溢れたこだわりが、リバーヒルの気合を感じさせますな。
内容も、リバーヒルお得意の、ひたすらコツコツ地道操作型で、サクサクストーリーが進まないぶん、現実感があって良。
最後まで犯人が特定できないあたり、リバーヒルらしさが貫かれていて、最後まで飽きさせず楽しめました。何度もクリアしちまっただよ。
パソのミステリアドベンの中では、最高級の秀作。5点。


Categories: カルチャーの嵐。

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