俺とアドベン(2)。

December 30 2001 18:33

「デッドゾーン」
 
ファミコン初期のソフトの中で、個人的に好きなソフトの多いサンソフト。
サンソフトと言えば、「いっき」「東海道五十三次」「アトランチスの謎」あたりが出てくるのが人情だと思うが(「スーパーアラビアン」が最初に出てくるのは奇特だと思ふ)、俺的にはこの作品。
なんつっても、「でっどぞ~ん!サンソフト。」ってなCMをはっきりと覚えているもので。
 
ゲームを始めるといきなり、ショボい音声合成で「なぜ俺は、ここにいるんだ?」
知らねーよそんなこと!と思わずツッコミを入れたくなるものの、プレイ前にきちんとマニュアルを読むと、ストーリーがわかる仕組みになっているわけで。
で、ゴミをかきわけかきわけキャリーを見つけ、バッテリーを入れると
「キャリ~どうぇ~~~す!」
という、どう聴いても可愛さのカケラもない潰れた音声合成(泣)
マリー、ライオネックス。最後までこの調子の音声合成が続くあたりに、サンソフトの大いなる野心が感じ取れますが、これは自分でも失敗だったと感じたのでしょう。その後、音声合成でセリフを発声させる試みは、二度となされることはありませんでした(泣)
 
なにはともあれ、このゲーム、非常に難易度が高い。よほど根気がないと、半分もクリアできないはず(笑)
でも、最後の感動のエンディングは必見なんで、絶対にクリアしてほしいなぁ、この作品は。
エンディングを見ると、何度もやりたくなる秀作。4点。


Categories: カルチャーの嵐。

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