いつかのコドナ。

November 19 2004 23:50

今年は身近な失恋関係のトラブルが多々あって。
ごく近しい人の悲しい顔を見るのは、そりゃまぁ辛いもんです。
 
振り返って自分を見るに、
どうも今はそんなだけのパワーが無いというか、何と言うか。
色恋沙汰に割くだけのキャパシティが今の自分の中にはほとんど存在しないわけで。
どっちかってーと、そういうモードに入っちまうと盲目というか、
大事にしたい欲が強すぎて前後不覚になるタイプなんで、
これはこれでいいかな、とも思うし。
 
人が好きだのどーのってのは、自分の認識以上にエナジーを消費してしまうもので、
それが尽きてカラータイマーが鳴っているのかな、と自分では納得してるけど。
今はあまりそこに真剣にのめりこむことはできないし、する気にもならない。
軽い気持ちで、ってのはやぶさかでもないけど、そんな状況にあるわけでもないし。
そんなことを思いながら、周囲の狂騒を微笑ましく見ています。
 
 
日々の生活が忙しいせいなのか、齢を重ねたせいなのかはわからないけど、パワー減少中。
でもその自分に残されたキャパは、自分の人生にリンクする場所に大事に使うの。
 
それで満足しちゃう自分は、大人なのか、子供なのか、どっち。


Categories: トンガリ。

光露。

November 17 2004 18:33

書き殴る、という言葉が、まさに字面の如く「殴る」という言葉を語源としているのであれば、それはまさに俺のしていることそのものを表しているわけで。
 
だってさ、感情のまま、理性も知性もルーティングしないで勢いで書きつけてるのは、
まさに殴るという行為の本質と同位のものではないかと思ったりするし。
ただ、俺の価値観としては、感情だけの文章というのは、文筆のありかたとしては失格なのではないかというのがあって。
そういう意味では、俺の文章なんつーものは、俺からとってみりゃぁ、書き散らしただけの駄文で。とても刮目して見るには耐えがたいものだとしか言いようが無く。
とはいえ、この羞悪に堪えない行為こそが、俺の精神の均衡を保つ最大の手段であることも事実で。
言いたいことを表現させてくれない社会のシステムの中で、犯罪に当たらない方法で感情を発露できるメソッド。
 
それは世間へのストラグルであったり、
周囲への罵倒であったり、
安易に近付かないほうがいいですよ、という警告であり、
無力でチープで愚かな自分へのシャハーダ。
 
そんなコンプレックスだらけのオマージュ。


Categories: 考える。

変わりゆく全てのもの。

November 16 2004 00:56

明茶への鎮魂歌。
 
今、以前にも書いた理由とは全く別の理由で明茶は瓦解の兆し。
もっとも、他の人は誰もそう思ってないかもしれない。
そりゃそうだ、あくまでも瓦解を始めたのは、俺の中での明茶。古き良き時代の明茶だから。
 
おそらくは、活動の時最もテンションの高かったであろう俺も、
今はただバドミントンをして、合間に3~4年生と二言三言話す程度。
というのも、かつては活動に顔を出すほとんどの人に共通してあった、明茶としての紐帯というか、共通のコミュニティ意識というものが、現在の活動の風景の中には存在しないのだ。
良くも悪くも、その場の刹那的な言葉のやりとりのみが応酬されてるだけで、昔のような、相手のことに真剣に向かい、赦し合えるような家族的・牧歌的な空気は失われてしまったのだ。
 
もちろん、サークルというものに、ミントンに集中できるような雰囲気を求める人もいるだろうし、
仲の良い人だけでかたまって、それぞれワイワイやればいいじゃん、って人もいるだろう。
それはそれぞれのコミュニティ論があるだろうから、それに対して肯定も否定もしないし、するべきではない。
ただ、俺ら一期生がゼロから作り上げた明茶というもの、
その持っていた本質が変容してしまっただけのことであって。
カルト的なコミュニティの強い結合力が、組織の肥大化の中で失われて緩い派閥集団に遷移していくのは絶対的な理だから。
ちゃ★まにも北チャもそうだったし、それはわかってることで。
ただ、つまらないノスタルジー。それだけのこと。
 
 
古里は遠きに在りて思ふもの。
帰る故郷の在りてこそ、遠きにて思うこと叶う。
既に故郷を失いし者は何を思うれば良いか。
然り、胸の中の故郷を思うしかないではないか。
願わくば我等の友情や愛情こそ消えることの無かりしことを。
安らかに眠れ。


Categories: 感情。

柔の道も。

November 14 2004 23:15

河合克敏「帯をギュっとね!」全30巻いまさらながら読破。
サンデーの看板漫画家の一人らしいけど、
なんせサンデー系は俺の苦手な感じのが多いんでノーマークでした。
サンデーって、子供っぽいのかオタっぽいのかばっかだけど、
帯ギュは、その両方のテイストを漂わせつつも、
ちゃんとしたスポーツ漫画として成り立たせているのが好感。
その原因を探るに、作者が柔道経験者らしいことも大きいのではないかと思う。
序盤の巧と保奈美、さらに石塚や平八郎が絡むストーリーや、桜子の保奈美と対照的なキャラ付けを見ても、
柔道ってのを題材に、ラブストーリーを描くという、ありがちで陳腐な方向性を最初は指向していたとも思われる節があるものの、
最終的には、試合の描写に力を入れるあまり、巧と藤田のライバル関係を中心とした、浜名湖柔道部のサクセスストーリーに変化していったようだ。
それは、藤田以外にも、鳶島(弟)や玉城といった「全くラブストーリーの絡まないライバル」の存在が大きくなっていったことからも見て取れる。
事実、ラブストーリー的な要素を脱却して以来、斉藤や宮崎、真理といったキャラクターの活躍の場が増えたこともその証左になるのではないかとも思う。
これは、終盤の欄外で「ヴァン・デ・ヴァル投げも出さなくなったし~」っていう下りで作者自身が回顧しているように、やはり作品そのものに対するスタンスが「柔道としてのリアリティ」を重視するスタンスへと変化していったことを作者自身も理解していて、それに伴ってのメインキャラ構成の変化であったろう。
その意味では、序盤でラブストーリー用キャラとして個性付けされた平八郎、石塚、袴田姉弟などは、10巻を過ぎたあたりから圧倒的にその存在感を無くし、序盤キャラの中では唯一、全く恋愛沙汰の絡みようのない(笑)永田だけが最後まで個性を放ち続けたのも皮肉と言えば皮肉な話だろう。
 
本人がこの熱血側に偏った変容を否としたのか、はたまた編集サイドからの要望があったかは知らないが、終盤になって急に思い出したようにラブストーリー的な要素を絡ませ始めるが、その結果として「内気で友達の作れない」別所さんや、「クールで飄々とした」斉藤など、せっかく中盤からキャラ立ちしていた二人をみすみす没個性にさせてしまったのは残念でならない。
もっとも、主人公でありながら保奈美との関係以外は完全に没個性だった巧が生き返り、柔道路線の中で冷遇されていた杉がエピローグで輝きを放つという効果はあったので、作者の試みが成功している部分もあるのだろうが。
 
それにしてもやはりあだち充を筆頭とした、爽やかスポーツラブストーリー路線、っていうやはりサンデー体質が見て取れ、全体としてライトな読み心地で読み込めたのは事実。
雰囲気としては、ゆうきまさみのお手軽さにも近いか。
塀内先生の感動路線や、水島新司のアクの強さに慣れきった俺には、少々物足りなさの残った感はあるが、感情移入するでなく、フワーっと読むにはいいのかもしれぬ。
ただ、こういう漫画は、自分で金出して買う気はしないが。
 
島本先生がサンデーからフェードアウトした理由もわかるってもんだ(笑)


Categories: カルチャーの嵐。

ウォンテッ!。

November 12 2004 22:07

あちこちのレコード店(オンラインを含む)を当たっているものの、
Dr.Productionからリリースされた7inch盤の”Woman deh Ya”リディムのやつが見つからない。
リリースされてあっという間にSOLD OUTしたっぽく、
ジャパレゲコレクターとしては痛恨の一撃。
オークションにも出てこないし。
意地でも探し出してやる(謎執念)。
 
もっとも、生活費が厳しく、レコ買ってる場合では無いというのも事実なのだが、
そこはそれ、on the Radioでも毎回ジングルってる通り、No Music No Lifeなわけで。
音楽費用は仕方ないのですよね。
生活そのものの余裕よりも、精神的充足を選びましょう。
ってことで納得せぃ(俺に)
ボロは着てても心は錦。先人の言葉は正しい。


Categories: カルチャーの嵐。

七大陸周遊記~番外編~ 空港の夜。

October 22 2004 20:12

(この文章は、2004年10月の日記を2015年4月22日に改題・改編・加筆したものです))
 
 
【2004年10月18日】

意気揚々と新千歳から羽田へ。
まずは池袋の餃子スタジアムへ行き餃子食べ比べ。
美味い。
札幌って餃子専門店少ないと思うので、もっとできればいいのになー。
 
渋谷のCISCOで掘り出し物レコード探索。
いいものもいくつかあったけど、買って帰るほどでもないかな。
午後から小雨が降ってきたけど、
予報では台風直撃だっていうから明日からの天気は心配。
 
 
【2004年10月19日】
朝起きると、引き続き小雨が降っている。
しかし今日は人生初のディズニーリゾート。パスポートがセットになっているパックで来ているので、いかなる天気であれ行かぬわけにはいかぬ。
というわけで今日はディズニーシーへ。
 
エントランスに着くが、客が少ない。
いくらディズニーといえども雨の日は客が少ないようだ。

中に入ると、そこはヴェネツィアの街。
雨の中、あまりに客が来ないせいか、ヴェネツィアンゴンドラの船頭さんが必死に客の呼び込みをしているので、まずはゴンドラに乗ってみる。
船頭さんはようやく来た客に嬉しそうだ。

そんなこんなで、夕方までの間、乗れるものはひたすら乗る。
客があまりいないので、ほとんど並ぶことはないが、基本的にずっと雨に打たれているので寒い。
売店でレインコートは買ったものの、ジーンズの裾と靴が完全に水没状態。
たまに火山が噴火してびびるのもお約束。

 
閉園まで遊んだ後は、京葉線に乗ってスプリングスホテル幕張へ。
一晩中、ドライヤーで靴とジーンズを乾かし続ける作業。
よりによって吸水するタイプの生地の靴履いてきちゃったんだよなー。
3時過ぎまでドライヤーをかけ続け、少しは何とかなりそうなレベルまで乾いたので、寝る。
明日はランド。
 
 
【2004年10月20日】
朝。やばいレベルの雨と風。
しかし!パスポートとセットの(略)
というわけで、昨日買ったレインコートを着込みランドへと。
 
客は、、、昨日よりもさらに少ない。
というか、下手したら場内に50人いるかもあやしい。
わーい、乗り放題だ(死)
 
っていうかね、初めてのディズニーだから、東京に来る前に少しは調べたんですよ。
ファストパスがどうの、
パレードがどうの。
 
客が一人も並んでないからファストパス発券してねーじゃねえか!(血)
大雨だからパレードどころかキャラクター1体も場内にいねーじゃねえか!(血)
 
 
風が強すぎてレインコートも煽られて役に立ちませーん。
一通り乗った後は、
風雨を凌ぐために屋内の乗り物がいいなーと思ってスペースマウンテン無限ループ。
誰もいないから、降りたらまたすぐ乗れる状態。
わーい、貸し切りだー(血)
 
スプラッシュマウンテンもね、乗ってみたんですよ。
水しぶきよりも雨のほうが水量多いじゃねーか!(死)
もうね。。。。
 
 
そんなこんなだけど、もうね、いいんです。
だって、遊び終わったらそのまま飛行機乗って札幌に帰るんですもの。
帰ってすぐ風呂入ればええやろ、的な。

そんな意気込みだから、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、遊び尽くします。
パレードに気を取られなくていい分、ひたすら乗ります。乗ります。
誰も並んでないから、好きなの乗り放題。
たぶん開園以来、一日でいちばん乗り物に乗った回数の多い客です。
 
 
飛行機の時間から逆算して、18時頃に退園。
さらばディズニー。
キャラクターには1体も会えなかったけど、君たちのことは忘れないよ。
 
台風様の凍てつく波動により、レインコートが無効化されていたので、
服はぺったんこ。靴はびちゃびちゃ。
お前、服のまま泳いでただろ!と誰もが思うレベルの格好で浜松町へ。
 
 
羽田空港行モノレールの切符を買おうとすると、なんだか不穏な空気。
確認すると、どうやら飛行機の欠航が相次いでいる模様。
 
なにぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!!!
 
さすがにそれは困る。本当に困る。
まあ、何にせよ状況を正確に把握していないままここで途方に暮れていても仕方ないので、
まずはダメもとで羽田までは行ってみることにする。
 
 
服のまま泳いだ男が急いでJALのカウンターに駆け寄ると、
さすがに不審者感にたじろぎながらも、
「は、はい…新千歳行は欠航でございます…」
ときちんと仕事を全うするJALのおねえさん、偉い。

詳しく話を聞くと、基本的には明日の便へ振り替え。朝6時半の便が空席があるとのこと。
上野から寝台特急で帰ることも検討には入れていたが、12時間待てば飛行機に乗れるというなら、陸路より早いしいいか。と思い、6時半の便に振り替えることに。
もっとも、翌朝は本当に飛ぶの?と疑問なので訊いてみるが、
「とりあえず条件付き運航ではないので飛ぶ予定ですけど…」
という微妙な返事。
ただ、このずぶ濡れの状態でどうするか決めかねているのがいちばん危険なので、
もう飛ばないなら飛ばないでもいいから納得してみることにする。
 
シャワーか何かを使えないか折衝するも、
JALにできることは、空室のあるホテルを調べて紹介することだけだということで、
それ以上何も引き出せなかったので、仕方なく諦めるが、
とりあえず毛布(薄手)2枚だけはゲット。
 
さあ、人生2度目の道外旅行にして、早くも人生最初の羽田空港宿泊体験ツアーだぞー(自棄)
 
 
まずは2階のゲート前の椅子を陣取り、
いやーんな状態の靴を脱いで、
服も可能な限り乾いてるものに着替えて、
さあ、後はソファに横になって12時間後を迎えるだけだぜぃ!
と意気揚々とおやすみモードに入ったところ、
約2時間後。
警備員が「このフロアは夜間閉めますので、1階へ行ってちょ!」とのこと。
 
ざけんなコラァ(殴)
 
JALもお前もさっきまで何も言ってなかったじゃねーか(殴)
周囲のソファに老人の御一行がいなかったら暴れてるとこでした。
前科回避。
 
でも今さら言われても1階のソファも空いているわけもなく、
怒り心頭の中、床に毛布を敷き寝場所確保。
超薄手のタオルケットに毛が生えた程度の毛布を敷いて、床に寝るのは正直つらい。
床、かーーたーーーいーーーー(涙)
夜中も電気つきっぱなしだし、周囲に人いっぱいだし、
絶対寝れない!!!!!!
 
めっちゃ小さいサンドイッチが支給されたものの、絶対足りないので、
空港内のローソンで食べ物を仕入れておこうとしたものの、
ほとんど何も残ってない!
空港泊に慣れてる猛者共がいるな…
 
 
というわけで、
マトモに寝れずに体力を極限まで奪われながらも、
なんとか6時半の便に無事乗り込み、機内で爆睡。
台風の残滓か、上空で揺れまくって寝るどころじゃない時間帯もありつつ、
なんとか昼には自宅で風呂にありつけたのであった。
 
 
東京ってこわい。


Categories: 旅。

旅へと。

October 17 2004 21:06

なんかかんやで忙しくてネットどころではありませぬ。
なんせ明日から東京。
目的地の詳しい地図調べたりなど、いろいろな準備に追われるものよ。
ただ心配なのは、明日の夜から颱風の影響で雨の予報なのよね。
颱風の進路も速度も未だにはっきりしないっていうし。
とりあえず旅行に支障がありませんように。
ナムナム(祈)


Categories: 普通の日。

カフカの夜。

October 07 2004 02:10

できることとできないこと。
 
そりゃぁまぁ人間それぞれどっちもあるわな。
でも、多くの人が「できない事」と「できないと思う事」を
自分の頭の中で都合良く混同しちゃってるんじゃねーの、って思う。
 
そりゃぁ、やり遂げるのに多大な困難を伴うことだってあるだろーよ。
だから知らず知らずのうちに
「自分じゃ力が足りない」とか
「自分は所詮こんなんだから」なんて自分で言い訳しちまって
「できないから諦めよーっと」ってなっちまうんじゃないの?
 
やっぱどんな事でも一回足ぐっと踏ん張って、
諦めそうになるのを振り払って、
やれるだけやってみりゃいーじゃん。
そんで本当にできなかったら、それはそれでいいわけだし。
取り返しなんていくらでもつく。
 
中途半端に自分を卑下して生きるよりも、
やるだけやった自分に満足して生きるほうが、
絶対に楽しい。


Categories: 人はいつも。, 思う。

神無月に囲まれて。

October 01 2004 21:12

早いものでもぅ10月。
神のいない月だ。こういう時こそ頑張らねば。
 
今月の18日から東京へ行くことになった。
いや、単なる小旅行なわけだが。
最後行ったのが、あれは99年だったかな?ファイターズの試合を見るために行った年。
もぅ5年も前か。
いまやそのFsも札幌でウン十試合も見れるようになり、時代も変わったもんだ。
 
今回意地でも行きたいとこ。
CISCOのレゲエ館。餃子スタジアム。
レコードを何枚仕入れてこれるか。みよしの以外の餃子の味を、どれだけ堪能してこれるか、それが勝負だ(謎)


Categories: つらつらと。

寝床がある!。

September 27 2004 13:50

ベッドようやく到着。
今回は組立も無事完了し、これでベッドで寝れる(ほっ)
 
とりあえず家具関係一式は勢揃いし、後は実家からちょこちょこ細かいモノを持ってくるだけ。
今月中には終わりそうだな~、めでたや(祝)


Categories: 普通の日。