カテゴリーアーカイブ: さらさらな日。
December
24
2010
15:00
ちょっと近々にねぇ、
ジャケットが1着必要になったんで、
昨夜、大曲まで行って、
MOPに入ってるキャサリン・ハムネットでジャケを買ったわけね。
んで、抽選券を貰ったんで、
バリっとこのゴッドハンドでくじをひいたわけよ。
その結果、
コールドストーンのワッフル券が当たったんで、
意気揚々とコールドストーンに向かったわけよ。
如何せん閉店時間なもので、
入ったらもう入口もベルトインポールで閉じられて、
あらまぁ、ワタシ、最後ノ客ヨ。
と思いつつ、注文。
「本日、最後のお客さまに、一曲お歌いしてもよろしいですか?」
「ええ、お願いします」
そして始まるお馴染みのコールドストーン・ショウ・タイム。
奥からも店員がたくさん出てきて、
をを、最後の客だといつもよりも随分と店員も気合が入っとるもんだのぅ。
と思いつつ、俺もいつものように手拍子でノリノリーノ。
なんかホントにいつもよりも賑やかな一曲が終わり、
俺が一人スタンディングオベーションをしていると、
何故か泣き出して奥に駆け込む店員が。
??
「お客様すいません、実は最後というのには2つ意味がありまして、
本日最後のお客様というのに加えて、実はあのコが本日で退職となっておりまして」
そうかぁ。
偶然、キャサリンに行って、
偶然、抽選が当たって、
偶然、最後の客で、
そんな偶然が重なって、
その店員のコの最後の歌を聴いた、たった一人のオーディエンスになったわけだ。
だからみんな、
ホントに心がこもっていて、
俺も聴いていてすごく楽しくて、
偶然の偶然が偶然だっただけだけど、
すごくいいクリスマスプレゼントでありました。
いろいろあるけど、でも。
人間って、
ほんと素敵ね。
September
29
2010
17:02
ちょっと体調を崩したり何だったりしてるうちに、
気付けばもうすぐ10月だってさ。
早いのな。
9月になると毎年思い出すアレヤコレヤのことも、
今年はたいして思い返さないうちに時間ばっか過ぎて、
別れとか、
再会とか、
なんたらかんたらとか、
さらさら。
いろんなことが変わっていったり、
変わっていかなかったりする中で、
変わりゆく物にばかり目を奪われてしまうとか。
変わらない物のことを忘れてしまうとか。
人間の、いい癖、悪い癖、普通の癖。
来月の自分は、
どう変わって、
どう変わらなくて、
そんなんわからなくて、
どうでもいいし、
どうでもよくないし、
さらさら。
神無月はどんな月。
どんな月かは、
どんな月にしたいかとイコール。
単純だな。
September
14
2010
14:25
昨夜、
久々の友人たちと、
久々に歌いに行って、
久々に馬鹿なことで盛り上がって、
すごく楽しい時間。
帰ってきたら、
今度は嫌なことがいくつか立て続けにあって、
もやもやしてなかなか眠れなかったりとか、
もぅ散々。
人生とか、
生活とか、
そういうナンヤカンヤは、
いいことがあれば悪いこともあって、
悪いことがあればいいこともあって、
必ず、
そうやってバランスが取れてる。
だって、
行きっぱなしのブランコなんて無いし、
フーコーの振り子は動き続けるわけだし、
万物衆生、
全てそうやって、
行ったり来たり、
揺れて、
戻って、
悩んで、
迷って、
ここにいて、
ここにいなくて、
そんで、
笑って、
泣いて。
中には、
自分は不幸ばっかで、いいことなんて無い、
って思ってる人もいるけど、
そんなんは、
端から見れば、
案外全然幸せだったりとか、
そんなもんだったりするし、
他人と比べて云々じゃなくてさ、
自分の中の揺らぎを、
もっと楽しめばいいし、
もっと悲しめばいいさ。
泣いたら、
だって、
いつかは泣きやむでしょ?
だってほら、
人間は、
泣いて生まれて、
そして泣きやむんだぜ。
そんなんの繰り返しで、
ここまで生きてる。
泣いたら、
今度は泣きやむ楽しみが待ってる。
笑ったら、
笑い終わるまで、楽しめばいいし。
行きつ戻りつしないブランコなんて、
誰も乗らない。
そうでしょ?
September
09
2010
12:05
急な秋。
太陽はやたら照ってて、
空はやたら青くて、
それなのに風だけが少し冷たい。
ただ暑いばかりだった夏は、
記録的なくらいぐずぐずした天気の中で。
日々のいろんな上手くいかないことと相俟って、
なんだか何もかもがじめっとして。
一昨日から急に秋風が膚を刺激して、
その途端、連日の快晴で、
そんでじゃぁ、
何もかもはどうなるかな?
9月に入って、
もうすぐまた1つ齢も増えて、
1年でいちばん忙しい時期で、
デスクは書類の山で。
前任者の元データは間違いだらけで、
1日中、数字を付き合わせる作業は、
まるで一人きりで延々と神経衰弱をやってるみたいで、
10時間、12時間経つと、
本当に神経が衰弱しそう。
外は晴れで、
山が綺麗で、
人が歩いていて、
歌が流れていて。
誰かが何処かにいて、
俺も何処かにいて、
あのコも何処かにいて、
日々は続いていて。
あぁ、もう!
って思うことも、思わないことも、
うれしいことも、かなしいことも、
夏も、秋も、
そんなんも結局、
ただここにあるもの。
昨夜のんびり淹れたチャイがやたら美味しくて、
昨夜のんびり観た映画もやたら面白くて。
だから今夜も、やたら美味しいチャイをもっかい淹れよう。
ショウ・マスト・ゴー・オン。
ライフ・ゴーズ・オン。
何もかもが、
変わったり、
変わらなかったり。
結果は、
一緒。
今日は単に晴れていて、
数字は単に合わなくて、
課長は単に不機嫌で、
思い出は単にやさしくて、
俺は単にこんなんで。
だから、
日々が、
楽しい。
することは、
たくさんあるよ。
September
07
2010
22:45
28℃を超えると機能停止するワタクシも、
ようよう涼しくなりゆく、
今宵の月の下で非常に躰が軽い。
咳をしてもひとり。
散歩をしてもひとり。
なら、
ひとりであることを存分に楽しめばよい。
嫌でも明日はやってくるのならば、
明日がやってくることを心待てばよい。
面白きことも無き世を面白く。
高杉はそう言った。
面白き事だらけの世で、
それに気付くか気付かざるかは己次第だ。
July
24
2010
00:12
フットサルやって帰ってきたら、
外は土砂降りで、
なんだかうまく行かないことだらけで、
いろいろ悩んだりなんだったりするアレコレで。
とりあえずしまってあったシェリーを引っ張り出してきたりして、
少し酔ってみたりして。
明日の予定は全て白紙で、
でも外は雨で。
思いきって飲みに出ようにも、
もう地下鉄も動いていない時間で。
遠乗りしようにも、
もう酒が少し入っちゃってるので。
なんだかなぁ。
こんな夜は、
どんな夜だ?
たまには雨に濡れるのも、
いい?
まったりしたいのに、
まったりできない日。
たまには、
あるよね?
嫌だなぁ、
なんてばっか、
言ってらんない。
July
09
2010
22:44
人生で間違いなくいちばん酔いどれております。
なんだろなー。
今までいくら飲んでも、
ほとんど影響無かったんだけどなー。
なんだか、
齢を重ねるごとに、
酒に弱くなってる気がする。
酒を飲むほどに強くなるって世間ではいうのに、
加速度的に弱くなってるのは何故なんだろう。
友人諸氏には見せられませんこの姿。
明日、
高速無料化の余勢を駆って、
十勝川でモール温泉にでも浸かってこようと思ってたが、
正直それどこじゃないな…
酔うと人間は随分と素直になります。
あー、
俺って、なんだか普段、
案外気を張って生きてるんだなぁ、
と気付いたよ。
元来が、
何も考えずに、まったりいたい自分だから、
たまには、
そうやっているのもいいかな。
気付いたら、
余計なことまで、いろいろ考えるようになってた。
たまには、
酔いどれて、いろんなもんを捨てちまうのもいいな。
何も考えずに、
音楽と、
自分の脈だけが、
包む、
世界。
まっさらだ。
たまには、
酒もいいな。
May
11
2010
21:00
風は吹く。
そして前髪がそよぐ。
見上げれば桜。
すっかり春だねぇ。
この桜もあと1週間もすれば散り始め、
そして次には梅の季節。
そういえば、
本州では梅が先で桜が後なんだってさ。
そういえば花札でもそうだもんなぁ。
32年間サポラーやってると、
疑問にも思わなかったことが、
ふと気付くと風流だったりするのね。
March
15
2010
15:50
一昨日の話。
夜中、なんだかせつなくなって、
音楽を爆音で鳴らしながら、車で1時間ほど眠る。
静まりかえった夜の街で聴くフレンチボッサは、
やけに楽しげで、
やけに眠りを誘うよ。
そんなちょうどその頃、
たった1kmか2km先では、
ニュースでも持ちきりの、
グループホーム火災が起こっていたんだってさ。
やいのやいの外野は言うけど、
自分も音楽教室やら小売店やらを担当してた身として、
どんなに何をしようとも、火事は起こる時は起こるし、
火事が起こったら、全員が助からないなんて特別なことじゃない。
何よりも、
生き残った人がいること、
あれだけの住宅密集地でありながら隣家に延焼しなかったこと、
それを喜ぶのが先に来るべきじゃないのかな?
だから俺はいつも、
冷たい人だと言われているのかな。
同じ夜の下で、
悲しいこともあれば、楽しいこともある。
世界は、
公平に不公平だな。
March
12
2010
19:32
乗り遅れっちまったかなしみに。
眼の前で、バスが行ってしまうのは、
それは哀しいものです。
走っても、走っても追いつけない、この哀しさ。
それはまるで、チャンスの神様の寓話や、
去ってしまった恋人への未練にも似ています。
計画は、
台無し。
でも、
更地の上にしか、
バベルの塔は建たないのです。
バスに乗り遅れて乗った南北線にて。
だい。
同じくらいの悲しさといえば、
買ったのを忘れててまた醤油を買っちゃったとき。
使い切るまで時間かかるのに!