怯も、ぼく羅、刹な遺、棄もちのまま懦 ~一昨日の話~。
March
15
2010
15:50
一昨日の話。
夜中、なんだかせつなくなって、
音楽を爆音で鳴らしながら、車で1時間ほど眠る。
静まりかえった夜の街で聴くフレンチボッサは、
やけに楽しげで、
やけに眠りを誘うよ。
そんなちょうどその頃、
たった1kmか2km先では、
ニュースでも持ちきりの、
グループホーム火災が起こっていたんだってさ。
やいのやいの外野は言うけど、
自分も音楽教室やら小売店やらを担当してた身として、
どんなに何をしようとも、火事は起こる時は起こるし、
火事が起こったら、全員が助からないなんて特別なことじゃない。
何よりも、
生き残った人がいること、
あれだけの住宅密集地でありながら隣家に延焼しなかったこと、
それを喜ぶのが先に来るべきじゃないのかな?
だから俺はいつも、
冷たい人だと言われているのかな。
同じ夜の下で、
悲しいこともあれば、楽しいこともある。
世界は、
公平に不公平だな。
巷で噂になってる不登校も
あんなまくしたてたらもう、社会に復帰できんくなるよね。
なんだかこの世の中、
見えない振りはやめないか
という気分になるね。
>ワタロ。
日本は敗者復活の許されない社会だからねぇ。。
敗者に限らず、基本的に一度でもレールをはみ出した人間はレールに戻さないこのシステムってどうなの。
と思うよ。
だからこそ余計に、世の中全体がビクビクしちゃってるよね。
なんだかなぁ。
あの火災、ホームのスタッフを責めるのはおかしいよね。
介護スタッフは、安月給で、それでも心意気で、全力でやってるっつーの。
>まこ氏。
ましてあの娘、1人を助け出したうえに、消火器でなんとか消火しようと奮闘、
さらに喉に火傷を負った挙句、交番に駆け込むなんて立派よね。
体制がどうの、設備がどうの言っても、
それ全部完璧になんて、無理なわけだし。
なんでもかんでも犯人捜しの世の論調。
報われない人がたくさん。