film0184: DER LETZTE MANN (1924)
DER LETZTE MANN
邦題「最後の人」
映画レビューサイト総合偏差値:3.92
国内映画レビューサイト偏差値:3.86
海外映画レビューサイト偏差値:4.02
だい評点:★
ドイツ
1924年12月23日公開
監督:F・W・ムルナウ
出演:エミール・ヤニングス、マリー・デルシャフト etc
製作・配給:ウニヴェルサム・フィルム
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
ベルリンの大通りに立つ高級ホテルの老ドアマンが大雨の中でも来客の送迎や荷物の運搬に走り回っていた。しかし寄る年波には勝てず、大型のスーツケースの運搬でへとへとになってしまい、腰を下ろして休んでいるところを支配人に見つかってしまい…。
【だいレビュー(ネタバレ有)】
久々の~~、
サイレント!
美・サイレント!
美・サイレント!
山口百恵はうちの母の世代。
サイレント映画はやっぱり苦手だねー。
台詞がどうとかって話じゃなく、
どうしても言葉がない分、演技が大袈裟になりがちだし、
それに合わせて脚本もわかりやすさ重視になりがち。
それがいいって人もいるでしょう。
それはとってもわかるでしょう。
頭で理解はするでしょう。
俺は!
苦手!!
ただでさえ大袈裟な老ドアマンが、
ドアマン職にしがみつく様。
共感!
できぬ!!
この映画が評価高いのがよくわからないんだよなぁ。
共感できないどころか、
制服を盗んだり、
新ドアマンを物陰から眺めたり、
お前には!
プライドというものが無いのか!
なんかもう、嫌悪感しかない。
実態の自分じゃなく、制服にこだわって、
しかも遺産もらったらその制服へのこだわりすらなくなって、
はりぼてじゃん?
お前欲しいの、はりぼてじゃん?
ってなー。
俺がそういう類の欲を全く持ってない人間だから、
少しも理解できないんだよなぁ。
はりぼて誇るのカコワルイー
って思っちゃう。
イキに生きよぜベイベ。
ベイベ、って言ったけどさ、
老人ほど、イキに生きたら格好良いんだぜ。
それを捨てちゃ、
ダメだな。