film0181: THIS ISLAND EARTH (1955)

March 26 2020 11:38

THIS ISLAND EARTH
邦題「宇宙水爆戦」
 
映画レビューサイト総合偏差値:2.89
国内映画レビューサイト偏差値:2.96
海外映画レビューサイト偏差値:2.75
だい評点:★
USA
1955年6月1日公開
監督:ジョセフ・M・ニューマン
出演:レックス・リーズン、ジェフ・モロー etc
製作・配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
電子工学の研究者カル・ミーチャム教授は、出席した原子力の平和利用会議の内容について飛行場で新聞記者たちの囲み取材を受けていた。記者たちの質問を上手くあしらいながら自家用の小型飛行機に乗り込んだ教授だったが、飛行中に突如操縦不能となり…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
宇宙水爆戦っていうから、
地球と他の星の間でものすごい激しい戦闘が繰り広げられるのかと思ってたら。
 
知らん星が知らん星に一方的に攻撃されてるだけ!!!!!
 
途中までは面白かったんや、途中までは…。
何者から何の目的で送られてきたかわからない工学部品。
どう考えても罠でしかない研究所への招待。
明らかに頭の形がおかしいエクセターと助手。
過去に会った経験に知らんふりをする美人研究者。
正気を失っている様子の大部分の研究者たち。
 
ここまで揃ってて面白い話にならんほうがムリやろ!!!!
 
って思ってたら。
 
 
こいつら、無理を可能にしやがった!!!!!!!!!!
 
 
中盤で、
「はい、全部あんたを招き入れるためでした」
「ぼくらは宇宙人です」
「4人を除き研究者は全部脳波いじってます」
いちばんワクワクする部分全部一気に明かすのか!!!!!!!!
 
うん、まぁ、これからメタルーナ星に行って、
宇宙兵器を開発しながら、うまく目を盗んで逃げ出すドキドキ感のやつだな。
と思ってたら。
 
メタルーナ星、
滞  在  数  分
 
「行ったけど攻撃されまくってるから、ぼくたち、地球に帰ります!」
 
何のために行った?
そのシーン必要だった?
それ水爆じゃなくただの隕石では?
ねえ?
ねえ?
メリエスの月世界旅行から進化してない絵面しやがって!
 
 
まさに終盤の畳みかけるような
「これまでのプロット無駄だった感」!!
どうしてこうなった?
 
SF好きには、メタルーナ星で出てくるミュータントがなんかミュータント界の元祖でどーのこーの、っていうのを見ましたが。
別に特段SF好きじゃない俺には正 直 ど う で も い い
むしろお前何のために出てきたんやくらいの印象しかないわ。
 
 
地球に帰ったけど、二人がいない間に地球では…
みたいな最後のどんでん返しも期待したけど、
UFOから脱出した後の二人にすら触れることなくあっさり終了。
 
最後まで何も無しかよ!!!!


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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