film0164: ESCAPE ROOM (2019)

March 10 2020 09:56

ESCAPE ROOM
邦題「エスケープ・ルーム」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.12
国内映画レビューサイト偏差値:3.21
海外映画レビューサイト偏差値:2.98
だい評点:★★★★
USA=南アフリカ
2019年1月3日公開
監督:アダム・ロビテル
出演:テイラー・ラッセル、ローガン・ミラー etc
製作:コロンビア・ピクチャーズ
配給:ソニー・ピクチャーズ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
投資会社に勤める有能なビジネスマン・ジェイソンは大口顧客からの感謝の電話を受けていた。女子大生・ゾーイは教授から新しい経験をしろと諭されるが、友人からの誘いも断り数字パズルに没頭していた。しがないフリーター・ベンは、レジ係への異動を希望するも断られ、商店のバックルームでラベル貼りをしていた。やがて3人に謎の荷物が届き…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
リアル脱出ゲームクラスタとしてエスケープ系映画は大好物なんだけど、
アジト札幌はルーム型の更新遅いから、
せめて映画だけでもルーム型を味わいたい!
と思って通常上映ではなく、初の4DXでの観覧。
 
これが大正解。
 
何が起こるかわからない緊張感が4DXにより増幅された感じ。
リアル脱出ゲームというよりは、
フラッシュとかの脱出ゲームの緊張感に近いので、
本当の意味でのリアル脱出ゲームといった雰囲気。
 
 
注文をつけるなら、
本当はもっと論理的に謎解きをする場面が多いといいんだけど。
 
普段脱出やらない人だったら、
よかった、鍵が見つかった!
みたいな感じになるかもしれないけど、
脱出クラスタ的には、
 
ただの探索ゲーやんけ!!!!!!!
 
って印象不可避やん。
初期のフラッシュの脱出思い出すよなぁ。。
 
マイベスト脱出ゲームが『監獄脱出少女Lie』のワタクシとしては、
探索よりも、すっきりした謎が大事です。
そもそも、極寒部屋の鍵の取り出し方って何が正解なん?
トラウマ部屋の脱出の仕方も力業すぎるだろ…
 
最後の部屋だけやたら謎解き感あるけど、
いくらなんでも制限時間短すぎるわ。
賭博覇王伝・零の鏖の魔女でももう少し慈悲あるぞ。
生き残りのカキネ。
 
最後の部屋をもっとボリューム増し増しで、
10分ちょいかけてじわじわと壁が迫り来る感じ出せたら神映画になった。
 
スクラップもマダム・マーマレードなんて作ってないで、
純粋に命のかかったリアル脱出ゲームを映像化してくれれば良いのよ?
 
 
まあ、そんなこんなで脱出クラスタだからこそいろいろ言いたいことはあるけど、
エスケープ映画としては普通に万人が楽しめる出来では、ある。
ゲームマスターが出てきちゃったのだけは大減点だけどな。。。
目的がわからないくらいのほうが観た後の不気味さが余韻になっていいのにな。
そう考えるとやっぱり初代CUBEは神。
 
主催を倒しに行く、
みたいな展開を残しちゃうのってUSAの国民性かね。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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