film0165: 七人の侍 (1954)

March 10 2020 11:25

七人の侍
 
映画レビューサイト総合偏差値:4.28
国内映画レビューサイト偏差値:4.28
海外映画レビューサイト偏差値:4.30
だい評点:★★★
日本
1954年4月26日公開
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、志村喬 etc
製作:東宝
配給:東宝
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
山間のとある農村が野武士に襲撃され、略奪されていた。収穫した米も奪われ日々の糧にも事欠く中、百姓の利吉たちは爺さまと呼ばれる長老格・儀作に知恵を借りる。儀作は他の村で侍を雇って自衛した例があることを利吉たちに話すが…。
 
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
長年観よう観ようと思っていながら、
3時間半という長さになかなか腰が上がらずここまで来ましたが。
ついに。
ついに。
有給をいいことにチャレンジしてみましたよっと!
 
 
うん。
うん。
 
 
もっと早く観ておけば良かったやつやんけ~~!!!!!!
 
 
悪いことは言わない。
まだ観てないやつは観とけ。
 
 
古くさい?
難しそう?
長い?
 
うるせぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!(殴)
 
 
少年漫画やアニメのエッセンスの大元はここじゃ!
最近のヲタ向けアニメのほうがよっぽど難しわ!!
ドラマ1クール観るよりよっぽど短いわ!
 
観たくない言い訳ウダウダ探してねぇで!
さっさと!!
観とけ!!!!!!!
 
言い訳探して観てこなかった代表の俺が言うから間違いねんですわ。。。
 
 
もはやこの時代の映画何観ても出てくる志村喬が最初に出てきて、
まあ、志村喬が主役の話なんだな、と思ってて、
なんだかよくわからないうざいキャラが出てきて、
こいつマジうざくて観る気なくすんだけど、まさかこの後も出てくるの?
と思ってたら、これがまさかの三船敏郎で、
(出演作で唯一観た羅生門は苦手な作品だったせいで、三船敏郎の顔覚えてなかった)
 
水戸黄門的に、
最後に志村演じる勘兵衛が大活躍して勝つんだろ?
なんて途中まで思ってたわけですよ。
 
 
あのさ。
 
 
これ、ほぼ主役は久蔵じゃん!!!!!!!!!!
 
 
勘兵衛?
後半すっかり影薄いじゃん。勝四郎の尊敬は久蔵に移ったじゃん。
菊千代?
ギャーギャーうるさいだけじゃん。五郎兵衛はお前のせいで死んだんじゃ。
 
昔の人の価値観でどうなのかは知らん。
でもな。
現代の価値観に照らしたら、
圧倒的に久蔵による久蔵のための物語!!!
 
 
何て言うか、
久蔵の存在感と言動だけで3時間半観る価値ある。
っていうか、久蔵メインで6時間くらい観たいわ!!!
 
 
この物語を成り立たせてるのって、完全に久蔵であって、
だって、勘兵衛の役って、
頭の切れる百姓のリーダーや僧侶だとしても成り立つし、
菊千代なんて、向こう見ずな百姓や浮浪人でもいい。
 
でもな。
 
久蔵だけは侍じゃなきゃ成り立たんのや!!!
 
 
たぶん観た後に久蔵の名場面で真っ先に思い浮かぶのって、
種子島を奪いに単身乗り込んで帰ってくるシーンだと思うんだけど、
たしかに!
あれは!
久蔵の魅力を最もわかりやすい形で伝えたシーンだけど!!
でもな!
久蔵の本当のヤバい場面は!!
 
「言ってほしいのか?」
 
これしか!!!!
ないやろ!!!!!!!!
 
 
いいですかみなさん!
これだけ長い間七人の侍を観ない言い訳をしてきたワタクシが!
これだけ!
エクスクラメーションいっぱい付けて!!
久蔵を語る!!!
わかるだろ!!!!観とけ!!!!!
 
 
「だってぇ~、そう言いながら★3つじゃん?」
 
菊千代がウザかったので★1つ減らしたのと、
メインの数人以外の名前と顔が見分けれなかったから★1つ減らしただけじゃ!


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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