film0144: ジョーカーゲーム 脱出 (2013)

November 25 2019 11:53

ジョーカーゲーム 脱出
 
映画レビューサイト総合偏差値:2.50
国内映画レビューサイト偏差値:2.07
海外映画レビューサイト偏差値:3.37
だい評点:★
日本
2013年8月17日公開
監督:芦塚慎太郎
出演:鈴木裕乃、松野莉奈 etc
制作:スタジオブルー
配給:AMGエンタテインメント
 
【ネタバレが限りなく少ないあらすじ】
自分がババヌキに負けた理由を語る少女たち。
そのうちの一人・大野真希は、自分が矯正施設に収容されたことで会えなくなってしまった妹との思い出を夢で見ていた。目が覚めてまた矯正施設での一日が始まる…。
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
前作の続編で、作中で語られていた大野香奈の姉を主人公にした矯正施設でのデスゲーム。
敗北が直接死に繋がるため、前作よりも描写がグロいのがきつい。
一部レビューでは、前作よりもストーリーに必然性があるようなことを書いてる人もいるけど、むしろ逆な気がするけどなー。
前作は、「世間の戦いに勝ち抜けない敗北者→矯正施設に送って鍛錬させる」だからまだわかる。
今作は敗北=死って、国家権力で何人殺してんだよと。
失敗が死じゃないと緊張感が高まらないって仕掛けはわかるけど、でも逆に作り話感が強まっちゃって感情移入できないんだよなあ。
ただ、設定はともかく、終盤の畳みかけるような波瀾の展開は良かった。
誰が生き残るのかも、主人公以外は全くわからなくて、予定調和が少ないから最後まで楽しめたわ。
あと、前作と違って、愛名ミラ演じる林沙織1人だけしか可愛いコが1人もいないのがリアル感あって良かった(失礼な言い方)
前作は主人公以外は可愛いコが大半だったから、こんなクラスあるか~い!ってリアリティなかったからな…
ただ逆に、前作と違って演技が大根すぎてやばい。演技上手いなーと思った尾が愛名ミラ演じる林沙織1人だけだった。制作陣は何を考えてキャスティングしたのか問い詰めたくなるレベル。
終盤のストーリーの良さを演技力で全て台無しにしてる感があるのが返す返すも残念。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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