マチャドの辞。

January 30 2005 22:55

「自己愛と献身-愛するという意味-」(講談社現代新書1124)
という本を読んだ。別にロマンティックな内容ではなく、精神分析的なアプローチの本だ。
著者が情熱の国・スペイン人(日本在住)だけに、日本人の同様の本と比べて暖かみがあるのが個人的には好感。
まぁ主に分けて3つのチャプターがあるわけだが、
①周囲の人間との関係し方の分類。
②同性間の友情。
③異性間の友情と、愛の区別。
の3つのうち、とにかく面白かったのは③。
最近いろいろ自分内哲学してた分野なんで、いろいろと納得だったり何だったり。
あいたたたた。。。っていう自己を顧みる部分や、
そうだよなぁ。っていう我が意を得たり!な部分など、
けっこう心に密接した内容なんで、
恋やらなんやらそういうのに興味ある人には絶対に読んでほしい一冊だな。
 
印象に残る内容をメモって引用しようと思ったけど、
後半部分になって大量に出てきたんで、きりが無いからやめる。
ただ、俺のポリシーを表現するマザー・テレサの名言が紹介されてたので孫引きしておく。
 
「痛みを感じるまで愛しなさい。痛みを越えるまで愛しなさい。」


Categories: カルチャーの嵐。

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