東京遠征3日目・超詳細リポート

September 17 1999 23:50

◎9月15日(水)◎
 
8時半。今日はゆうきが学校の用事で千葉行きなので、とりあえず一人で池袋へ出て朝食を摂る。荷物が重いのであまり動き回りたくなく、一番最初に見つけたマックに入店。
道路に面していて、朝陽の射す窓際の明るい席に座る。一昨日神保町で買った本を読みながらの優雅なぶれっくふぁ~すと。
9時40分。「そろそろ行ったほうがいいかな・・」そう考え店を出る。待ち合わせ場所は中目黒。
 
早起きのせいか、地下鉄の中で何度も眠りそうになる。少し早めに着いたので近くのゲーセンに入って少し遊んでからタキオンに電話をかける。駅まで迎えに来てもらうことに。
で、たきょんと、鴨氏が迎えに来てくれました。鴨氏は深夜~早朝にかけてチャットでもかなり会ってはいるのだが、その時間帯はほとんどワタクシ、ロムってる状態なので、あまり話したことはなかったのだが、なんとも江戸っ子風な感じのきっぷのいい若者でありました。
 
今日は祝日なので、試合はデーゲーム。開場ぎりぎりにドームに行ったのだが、それが甘かった(痛)
おそろしいばかりの人、人、人・・・。ダイエーのマジックははや一桁まで減り、祝日のデーゲームとあれば予想できたことなのだが、少々甘く見てました(泣)チケットは結局売り切れで、ダフ屋から買うはめに。
まあなんやかんやで入ったら入ったで超満員。一番後ろの通路で立ってる客までギッシリでまさに立錐の余地もない状態。だが、真ん中らへんで人数以上に席が占領されているところを見つけ、無理言ってあけてもらう。
さすがにこれだけの人数がいると幸雄ジャンプも片岡ファイヤーも大迫力。円山球場では味わえないビンビンくる臨場感に思わずトランス状態。得点が入ると、隣の席のおっちゃんと抱き合って喜んだりなど、ファイターズファンの連帯感を感じるホームグラウンドならではの最高の楽しさ。
試合は、ニエベスがまたまた特大ホームランを打つなどヒヤリとしたが、先発の新人・伊藤の好投で勝利!これでこそわざわざ東京まで遠征に来た甲斐があったというもの。しかし、この日一番感動したのは、勝ったことではなかった。
試合後に各選手の応援歌を応援団とともに歌っていた。これは勝った試合の後に必ずやることでべつだん珍しいことではない。「かっとばせ~!上田!」「かっとばせ~!金子!」全選手の応援が終わり、本来ここで終わるところなのだが、次に応援団長がとった音頭は、「絶対優勝ホークス!」
それを聞いて、まだ残っているファイターズファンは、レフトスタンドのホークス応援団に向かって声の限りに叫ぶ。「絶対優勝ホークス!」
ホークス応援団もそれを聞いて指揮をとる。「がんばれがんばれファイターズ!」
お互いのエール交換が何度か繰り返された後、解散となった。俺はこの出来事にものすごく感動を覚えた。これまで15年も野球を見てきたが、試合直後にお互いのチームのエール交換をするなんて初めてだ。チームは違えど、同じ野球を愛する者同士の連帯感はこんなにまで爽やかな感動を与えてくれるのだ。この日の試合の内容はいつか忘れるだろうが、この出来事だけは、野球を見ていく限り、一生忘れることはないだろうと思う。
 
試合後、軽い足取りで再びたきょんらと合流しに行く。駅までたきょんに迎えに来てもらって行ったゲーセンには、たきょんはもちろん、鴨氏、顎っち、ジュンさんと勢揃いだった。
だが、そのうち、店内にいた学生服の女の子が顎っちと話し出した。「????」聞いてみるとのむまりだった。絶対一般客だと思ったのに(死)だって、想像してたのとちょっと違ったし(まさかあんなに背が高いとは)。
でも、のむまりはのむまりで「中学生かと思った~」って言うし。21歳にもなって中学生に見られるとは不覚(倒)
ちなみに、のむまりはチャットやカキコのときよりもさらに元気で、すごくかわいい女の子でした♪
 
で、たきょんの弟(これがまたデカい!)を加えて7人で近くのデニーズに行った。なんせ札幌にはデニーズがないもんで、とっても新鮮。鴨の鴨による鴨のための(?)塩・砂糖混入事件などもあり、楽しいオフ会となった。いやあ、ホントに面白かった(満足)
 
解散後、今日はゆうきがいないんで、どうしようか路頭に迷う。とりあえずどっかカプセルホテルでも探そうと思ったが、顎っちが泊めてくれるというので、好意に甘えることとする。
顎っち宅では、天気予報が台風の接近を伝える。マズイ。明日飛行機は飛ぶのか?
で、いろいろと話しつつ、いつのまにか睡魔に襲われるのであった。


Categories: 旅。

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