ニュースコメ66。
読売新聞より。
ナイフを持った男は、歩行者天国で通行人を次々と切りつけていった--。東京・秋葉原で8日白昼に起きた通り魔事件。猛スピードのトラックで人込みに突っ込んだ男は、奇声を上げながら刃物を振り回した。
お年寄りが血を流して倒れ込み、家族連れが悲鳴を上げて逃げまどう。買い物客でごった返す休日の電気街を悪夢が襲った。
「トラックから刃物を持った男が降りてきた。最初は普通に話していたのに、突然、自分がはねた人に馬乗りになった。大声でわめきながら腹や胸を何度も刺した」。事件を目撃したフリーターの男性(19)は恐怖に表情をこわばらせた。
加藤智大容疑者(25)のトラックが突っ込んできた交差点近くの電器店の男性店員(34)によると、トラックはほとんどスピードを緩めずに突っ込んできた。運転席から出てくると持っていたサバイバルナイフで何度も刺した後、自分がはねた別の男性にも馬乗りになって刺した。人が集まって止めようとすると、ナイフを振り回して抵抗した。
別の男性店員(33)は午後0時半ごろ、ドーンという音を聞いて、店舗6階の窓から見下ろすと、横断歩道と交差点の真ん中に2人の男性が倒れていた。警察官が倒れている男の人に駆け寄り、しゃがんで話しかけていると、白いジャケットを着た加藤容疑者が後ろから近寄り、いきなり腰のあたりを刺したという。
千葉県から遊びに来ていた大学院生(29)は「周りで『刃物を持った男がいる、逃げろ』という声が聞こえ、あわてて逃げた。しばらくして現場に戻ると、刃物を持った男の姿が見えて足がすくんだ」。
現場近くの電器店の店長(50)は、ナイフを持った加藤容疑者を追いかけてきた警察官が目の前で制圧するのを見た。ナイフを振り回す加藤容疑者に警察官が警棒で応戦し、しばらく渡り合った後、にらみ合いになった。警察官が拳銃を構えると、加藤容疑者は観念したように路上にナイフを捨てて、取り押さえられたという。
警察官らが飛びかかって加藤容疑者をシャッターに押さえ付けて、取り押さえた。加藤容疑者は額から血を流していて、両脇を抱えられながら、パトカーに連行されていった。
買い物に来ていた男性(35)は、逮捕現場の近くで男性と女性が倒れているのを見つけた。うつぶせに倒れていた女性は「大丈夫ですか」と呼びかけると、かすかにうなずくしぐさを見せたが、男性はまったく反応しなかった。
あちこちでコメが溢れている通り、
たしかに被害者は気の毒だが、
それはそれで、それを言ってももう何がどうなるわけでもないので。
それ以上に、現実的問題として、周囲にいた人のPTSDが心配だ。
全くスピードを緩めずに突っ込んできたトラックが人をはねまくるのを目撃し、
はねられてぐったりしている被害者に馬乗りになって何度もサバイバルナイフで刺しまくるのを目撃し、
警官を無言でサックリ刺すのを目撃し、
それで、繁華街の真ん中で、
血まみれで死んでる人を何人も見たらさ、
ほぼ100%PTSDになります。
エキスポのジェットコースターの首斬り事件もやはりその後のPTSDが問題になってるけどさ、
直接目撃者の人数でいえば、あの比じゃないでしょ。
人間は幸い、
「忘れる」
という、生きる上でいちばん大事な能力を完備してはおりますが、
恐怖というのは人間の記憶の中で最も忘れにくい種類だと申します。
目撃者の方々が、
今日のことを一刻も早く忘れられますように。
とりあえず被害者が顎っちやユキヲさんじゃなくてほっとした。
いやー、びっくりしたわ。
事件あったとき家にいたからよかったけど、ここにいたらどうなっちゃってたと思うとまじ怖いね。
同僚がちょうどこのとき秋葉にいたらしぃ、その人は無事だったからいいけど。
ほんと何時自分が被害者になるかしれたもんじゃぁないね。
>顎っち。
水道橋だったらもっと顎っちを心配してたところだ。
こういうのは気をつけてどうなるものでもないから、
ある意味運みたいなトコあるしなぁ…
少しでもリスクを減らすようにしてくしかないんだろうなぁ。
水道橋なら更に危険だね、秋葉よりも水道橋のほうが年間訪問率たかいしなぁ。
場所柄こういうの沸いてもおかしくないし。
かといってこんなのって雨の変わりに槍が降ってくるような確率みたいなもんだからそんなんで行動する機会/範囲を減らすのもばかばかしいしな。
こういうのに出会ったとき何とか逃げるか犯行を止められる勇気と技術がほしいね、カメラで撮影するような屑にはなりたくないと思う。
カメラで撮影とかいちばん中途半端だよなぁ。
どうにもできないなら逃げろって話だし、
逃げないだけのアレなら、立ち向かえって話だしさぁ。
漢がいないね、漢が。