ニュースコメ54。

September 09 2007 12:27

スポニチより。
 

前代未聞のミスでメジャー制覇の夢が消えた――。女子ゴルフツアーの日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第3日は8日、広島県安芸高田市のリージャスクレストゴルフクラブ、グランドコースで行われたが、2位でスタートした大場美智恵(34)は70で回り、通算7アンダーでホールアウトした。しかし、同伴競技者の途中棄権でマーカーが交代したため、スコアカードに2人分の署名が必要であることに気付かず、1人の署名だけで提出してしまった。そのためスコアカードの記載不備で失格となり、首位と3打差3位のチャンスは一転、涙の終幕となってしまった。
 
 LPGA関係者でさえ「記憶にない」というミスは、同伴競技者の途中棄権から始まった。大場のマーカー(スコアカードを記載する人)である大塚有理子が9ホール終了後に首痛で棄権。大塚は同組の浅間生江にスコアカードを手渡し、後で浅間がサインできるようにわざわざマーカー確認署名欄の左側に寄せて自分の名前を書いた。ホールアウト後には当然、残りの10~18番のスコアを記載した浅間も署名する必要があったが、大塚の署名だけのスコアカードを受け取った大場は、そのまま提出してしまった。
 しかも、アテスト場(スコアカード提出場)にいたのはボランティア1人と今年のプロテストで合格したルーキー2人だけで、誰も間違いに気付かなかった。ミスが重なったとはいえ、ゴルフでは「スコアカードは自己責任」(森岡陽子競技委員長)が大前提。樋口久子会長も「ルールを知らなかったということ。最終的には個人の責任」と言い切った。
 
◆ルール ゴルフ規則6-6aには「複数のマーカーがスコアを記録した場合には、それぞれ受け持ちの部分に対して署名しなければならない」の記載がある。同bでは「競技者は、マーカーがスコアカードに署名していることを確かめ、競技者自身もスコアカードに署名し、できるだけ早くスコアカードを委員会に提出しなければならない」となっており、大場は両方の規則に違反したとして失格となった。また、アテスト場で「これでOKですか」と聞いても規則上の裁定を求めたことにはならず、委員会が誤って「OK」と答えたとしても救済の対象とはならない。
 
 
 首位と3打差の好位置で3日目を終えた大場は、笑顔でインタビューを受けていた。「あしたも、きょうまでと同じようなリズムで自分のゴルフをしたいです」。初のメジャー制覇への意気込みを示した直後、競技委員から”悲報”がもたらされた。スコアカードの記載不備により失格――。一転して天国から地獄に突き落とされた大場は、うつろな表情でロッカールームに駆け込むと、ショックのあまり泣きだした。
 
目を真っ赤にした大場は「しようがないです。(提出した際に)OKですと言われたから大丈夫なんだと100%思っていた」と言うのがやっと。浅間も「今は何も言えない」と涙ぐんだ。4月下旬から不整脈で1カ月休養するなど賞金ランク52位と低迷していた大場にとって、逃した魚はあまりにも大きかった。

 
昨日少し見てたけど、
大場すごくいいゴルフしてたのにな…
 
「メジャーツアーでこの位置まで来るの初めて♪」
って嬉々として話してたんだが…
 
いや、ルールを周知してなかった大場も悪いといえば悪いけど、
けっこうイレギュラーだからなぁ。
自分のマーカーが途中棄権することなんてしょっちゅうあることじゃないし。
アテストなんて普通に滞りなく済んで当たり前なんだし、
アプルーヴの時に、スコアの確認しかしないだろう普通。
 
だいたい、アテストなんて、
わざわざ「競技委員の前で行う」ことが義務づけられてるのに、
それで気付かないんだったら、なんのための競技委員だよ。
という話。
 
 
もともと不動好きだった俺だが、
当面の間大場を応援することにした。


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