だいは、ここに、いるよ。

てぃーーーーーっす。

そう。
あれは。
12月の20日だったろうか。
 
基本的に歯医者が嫌いなものでねぇ。
虫歯はとりあえず放置プレイ。
 
で今までほとんど無問題だったわけだが。
ついに最近ちょい痛み出してたのよ。
 
 
んで。
会社帰り。
吉野屋にて。
 
んまいんまい♪
 
…
 
………！！！！！
 
 
来たね。
１分間くらい身動き一つできず。
目を瞑って激痛に耐える勇ましき俺。
 
それからというもの。
 
痛くてごはんが食べられない。
正直飲み物もきつい。
 
いや、普通に衰弱死コース。
 
 
一念発起。
翌日行きました。
実家の近くの伊藤歯科。
休日出勤で貯まりに貯まった代休をついに消化して会社を２時間早退。
これが精一杯。
今月で20時間近く無効になるんだけど、代休なんぞ取れる会社じゃない。
 
それはさておき。
 
 
D’s Ave.時代から俺の駄文を読んでる人なら御存知。
 
 
俺は歯医者で麻酔の効かない男。
 
 
麻酔が効かないってのぁ語弊があるか。
麻酔の効きがえらく遅く、
かつあっという間に効果の切れる男。
 
 
んなわけで歯医者が大嫌いなわけだが。
そう。
以前に。
麻酔が全く効いていない状態で２時間かけて抜歯＆神経かき取りをやった、伊藤歯科。
 
ってかねぇ、
ほら、虫歯の神経をかき取るわけだけども、
神経だぜ神経。
麻酔が効いていない状態ってのぁ、
要は普通の状態で神経をかき取られるわけよ。
死ぬって。
ホント。
あの時ほとんど失神だったもん。
これは怖い。
 
 
そんなわけで今回は先手を打つ。
「いやぁ、前の治療の時気付いたんすけど、
なんか麻酔が効きにくい体質っぽいんで、
ちょっと様子見ながら治療してもらえます？」
 
とりあえず了承を得、治療開始。
 
 
麻酔を歯茎に打つ、お決まりの開始。
痛いけども、まぁあの痛みに比べれば(萎)
 
んで。
麻酔の回りを待つため、そのまま５分放置。
 
 
 
 
ほい、治療開始。
ドリルで歯を砕くところから。
 
おろ。痛くない。
これは楽ちん。
 
奥のほうまでドリル到達。
 
…やっぱ痛い(涙)
 
んで、麻酔を追加してもらう。
 
 
治療再開。今度は痛くない。
「はーい削り終えましたー。次は奥の深さを測りまーす」
 
歯の奥になんか差し込んどる。
 
 
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い！！！！！！！！！！！
 
 
奥の方の神経、
麻酔で眠ってない。起きとる。
 
元気な神経になんかぶっ刺された俺、ダウン。
 
 
んで麻酔を追加。すでに常人を遙かに超える麻酔の量。
しばし放置。
。
。。
。。。
治療再開。
 
今度は痛くない。
かすかに感触があるものの、耐えられないほどではない。
んで、その処置を終え、
いよいよ神経をかき取りまーす。
最大の山場。
 
 
なんか器具で神経をかき取り開始。
うん。あんまり痛くない。
フンフンフーーーン♪
あんまり痛くない～♪
あんまり…痛くない～。
あんま…り……
 
いててててててててててててててててててててて！！！！
 
 
麻酔切れ。
それを先生に伝えるまでの数秒間は、
本当に、
本当に…
 
 
というわけで麻酔をさらに追加。
２度目のダウンを喫した俺はこの時点ですでに虫の息。
 
とりあえず今度はもう一度新鮮ほやほや。
麻酔打ち立てなのでなんとか痛み無く、
無事神経かき取り終了。
はい、セメント詰めまーす。
 
待つことしばし。
セメント固まって、今日の治療終了。
「はー、口ゆすいでくださーい」
 
息も絶え絶えな体を懸命に起こし口をゆすぐ俺様。
座ったまま先生の指示を聞く。
 
「だいたい１時間くらいして麻酔切れてきたら、最初はけっこう痛みますので、我慢できなかったら痛み止め飲んでね」
 
わかりました！
んで、
ふぅ。
と一息つき、
椅子から立ち上がり、コートを取る。
 
………？
 
いたたたたたたたたた痛いっつーの！！！！
 
俺を襲う猛烈な激痛。
１時間どころか、麻酔は今切れました先生。
 
神経取ったくせに。
えらく痛い。
急いで痛み止めをもらい胃へ放り込む。
 
だが！
錠剤の鎮痛剤なぞ、
そんなすぐは効かん。
 
もうね、
これは本当に痛い。
 
待合室で両拳を握りしめ懸命に己を保つ俺様。
３回目のダウンでTKO負け。
 
でもほら、何ヶ月か前に、
治療のため爪をはがした時。
あの域まで達しなかったからとりあえず耐えられた。
 
んで、家帰った頃に痛みは無くなりました。
 
 
ちなみに先生の説明によると、
どうやらやはりえらく麻酔が効きにくいとのこと。
おそらく、
麻酔は骨に浸透して効いていくのだが、
骨密度が高すぎて、浸透しないんじゃないかと。
「いいことなんだけど、治療は大変だねー、アハハ」
笑って言うな！！！！
 
そういえば、前回、麻酔切れ状態で抜歯に１時間以上かかった時、
「こんな根元が丈夫な歯、なかなかないよー。ほーらほーら」
と嬉しそうに抜いた歯を見せられたが(俺は死亡中)、
どうやらとにかく歯根が丈夫なようだ。
今後も歯の治療は死との戦い。
 
 
おしまい。

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