film0221: ATTACK! (1956)

May 12 2020 14:43

ATTACK!
邦題「攻撃」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.84
国内映画レビューサイト偏差値:3.95
海外映画レビューサイト偏差値:3.62
だい評点:★★★
USA
1956年9月7日公開 (ヴェネツィア映画祭)
監督:ロバート・アルドリッチ
出演:ジャック・パランス、エディ・アルバート etc
製作:アソシエーツ&アルドリッチ・カンパニー
配給:ユナイテッド・アーティスツ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
1944年のベルギー戦線。アーヘンでドイツ軍と対峙する米軍最前線部隊では、コスタ中尉の率いる中隊が激しい銃撃にさらされていた。クーニー大尉の増援部隊が来ることになっていることから、トーチカへ決死の突撃を仕掛けるが、大尉は援軍を動かそうとせず…。
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
戦争映画史に残るNo.1クソ野郎現る。
 
コスタ中尉が、
部下を見殺しにした上官ブッコロ殺意だし、
撤退のため、誰かが倒れても無視して走れ!と命令しておきながら、
いちばん役立たずの部下が倒れたのを助けて自分が撃たれるし、
部下の仇を目の前にして、包囲された部下を先に助けに行くし、
限界まで最強の隊長すぎて、
クーニーのクズさが余計に際立つ!!
そりゃあ部下たちも、中尉のためなら死ねるって言うよなぁ。
 
 
同じクズでも、
バートレット大佐は仕事のできるクズだからみんな納得するけど、
クーニーみたいな無能クズはどう考えても戦時にはヤババ。
いや、もちろん平時でもヤババではあるんだけどさ。
 
劇中では臆病って言われ方してるけど、
あれ、臆病というよりパニック障害なんだよな。
 
臆病なだけなら、
増援部隊を送って、自分は後方にいれば問題ないけど、
それすらやらないってのは臆病とはまた話が違う。
 
緊急性の高い状況の変化に対し、
頭が真っ白になるタイプかな?
 
そのくせ、
「たぶんドイツ兵いないから大丈夫っしょ★」
とか、
楽観主義で事を進めるから、
結局緊急性の高い事態が発生しやすいとか、
無能オブ無能。
 
 
ハリーもさ、
余計なことしないで、
ジョーが来た時にさっさとクーニー殺させとけばさ、
最後に面倒なことにならなかったのに。
 
モラルはいろいろあるけど、
一人の無能な上官によって、
隊員は無駄にどんどん死んでいくのが約束されてる。
 
軍規ガー
軍規ガー
 
知らねぇよ!!
 
どの会社でも、
自分に害なす上司ブッコロで生きてきたからイライラしちゃう。
 
 
それにしてもロバート・ストラウスの存在感やばない?
前回の80日間でピーター・ローレがやばっくす!
って書いたけど、
ローレとストラウスは何に出ててもその場を持ってくの凄いよな!


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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