film0218: THE TEN COMMANDMENTS (1956)

May 07 2020 10:37

THE TEN COMMANDMENTS
邦題「十戒」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.64
国内映画レビューサイト偏差値:3.53
海外映画レビューサイト偏差値:3.85
だい評点:★★
USA
1956年10月5日公開
監督:セシル・B・デミル
出演:チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー etc
製作:モーション・ピクチャー
配給:パラマウント
◎アカデミー特殊効果賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
神は地上に生き物を創造し、人間にすべてのものを治めさせたが、人間は次第に横暴になり、強い者が弱い者を虐げるようになった。エジプトではイスラエルの子孫であるヘブライ人がファラオによって奴隷とされ苦しめられていたが、それを見かねた神によって、ヘブライ人のある家庭に救世主となる子が授けられた。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
もう泣く子も黙るレベルで誰もが知ってる有名史劇ですね、十戒。
映画の何たるかを全く知らない小中学生の頃から、
史劇といえばベン・ハーと十戒!
と擦り込まれるレベルで有名なのって、よく考えるとすごい。
 
なお、代表的な有名茂樹は細川茂樹。
 
 
旧約聖書は、序盤だけは読んだことあるんです。
あるんです。
 
でもな、モーセのくだりまで辿り着かんかったんや(涙
 
創世記は普遍的な神話物語として楽しめるんだけど、
出エジプト記に入ると、ユダヤの選民思想的になってきてつらいのな。。。
 
だからモーセの話ってある意味これが初めてなんですよねぇ。
 
まぁ、原典を読んでないからどこまで原典の内容なのかはよくわからないけど、
登場人物がみんなエキセントリックすぎるわ!
 
 
ぼくらえじぷと人。奴隷階級へぶらい人の神なんて信じないぞ~。
ヘブ神「救世主を遣わしたぞ」
ファラオ「やばい!新生児は皆殺し★」
 
がっつり信じとるやないかぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!
 
 
王妹&王娘「モーセ、あなたは実はヘブ人。でも隠してファラオになってOK」
モーセ「わー、ぼくはヘブ人なのか。同朋のために明日からぼくも奴隷になるね★」
 
ファラオになって徳政したほうがよっぽど同朋のため!!!!!!!
 
 
王妹「そう、それは貴方が流されてた時に纏ってた産着」
 
そんなもんさっさと捨てとけや!!!!!!
 
 
出エジ前のデーサン「ぐはは、ファラオの手から逃れられるわけがない」
紅海の前のデーサン「みんな、殺されるくらいならエジプトへ帰ろう」
モーセ失踪デーサン「みんな、殺されるくらいならエジプトへ帰ろう」(2回目)
モーセ下山デーサン「みんな、殺されるくらいならエジプトへ帰ろう」(3回目)
 
結局ずっとついてきてるっっっ!!!!!!!
 
 
っていうかさ、
ラムセスⅡなんてめっちゃ有能な英雄ファラオなのに、
あんな描かれ方は哀しみ深いな。
アブ・シンベルは俺の憧れ。
 
でも最近の定説だと、出エジプトの時のファラオって、
ラムセスの次の代なんじゃなかったっけ。
そうだったらこの映画はラムセスへの風評被害。
 
 
最初にも書いたけど、原典は読んだことないんだけどさ、
とりあえず3時間で出エジプト記を読んだ気にはなれる。
中学か高校のうちにちゃんと観とくべきだったな~。

 


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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