film0204: 空の大怪獣 ラドン (1956)

April 27 2020 14:45

空の大怪獣 ラドン
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.33
国内映画レビューサイト偏差値:3.51
海外映画レビューサイト偏差値:2.99
だい評点:★★
日本
1956年12月26日公開
監督:本多猪四郎
出演:佐原健二、白川由美 etc
製作・配給:東宝
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
阿蘇の山間の炭鉱。炭鉱夫たちの交代の時間であったが、出発前に些細なことで由造と五郎が喧嘩をして、雰囲気の悪いまま交代の炭鉱夫たちは作業に出かけることとなった。しばらくして炭鉱内部から出水したと技師室に連絡が入り、技師の河村が炭鉱内に駆けつけるが、由造と五郎が行方不明になっているという…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
うーん、いろいろちょっとなぁ…って感じ。
 
いやね、スケールはでかい。
キングコングとかゴジラよりもでかい。
 
そりゃそうだろ、
退治のために阿蘇山噴火させるんだぜ!!!
驚愕!
今だったらわりとプロ市民からクレームつきそう。
 
でもね、
阿蘇が噴火したらあんなレベルじゃ済まないと思いますよ…
 
 
スケールはでかいんだけど、
それ以外はツッコミ所満載すぎてやばい!
 
あのヤゴの化け物みたいなやつ、
キュイキュイいう音、どこから出てるのん!?
ってかそもそも、ストーリー上、あんなに引っ張る必要あった??
中盤まであいつに苦しめられてたから、
あれがラドンなのかと思ってたぜ…
 
街のセットが明らかすぎるくらいチープなジオラマ感!
上空を浮遊するラドン、ワイヤー見えてるぞ!(隠す気ない)
めっちゃ不自然な森永ミルクキャラメルの広告塔アピール!
そして何よりも、
何で噴火してるとこでずっと上下動繰り返しとるん??
帰巣本能うんぬんじゃなく、普通逃げるだろ!!
 
 
むしろラドン出る前のヤゴ襲ってきてる時のほうが、
緊迫感もあって楽しめたという事実。
ラドンいらん子やん。
 
ヤゴの造形のキモさも含めて、寄ってこられたくない感がすごいからな。
 
 
ウルトラQ好きなので、
佐原健二が出てるだけで安定の特撮感出るわ。
回復が相当厳しい記憶喪失と診断されてるのに、
わりと簡単に治った(笑
 
この時代の邦画全体的にそうなんだけど、
台詞がめっちゃ聞き取りにくくて集中できないのはしゃーないのかね。
特に労働者役とか軽い訛りもあって聞きにくいんだよなぁ。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo