film0203: TO CATCH A THIEF (1955)

April 27 2020 01:48

TO CATCH A THIEF
邦題「泥棒成金」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.32
国内映画レビューサイト偏差値:3.17
海外映画レビューサイト偏差値:3.62
だい評点:★★
USA
1955年8月2日公開
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:ケイリー・グラント、グレイス・ケリー etc
製作・配給:パラマウント
◎アカデミー撮影賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
身軽に屋根を飛び歩く事から”キャット”と異名をとっていた宝石泥棒のジョン・ロビー。彼は、今はリヴィエラに別荘を持って悠々自適に堅気の生活を送っていた。そんな平穏な彼のもとに、”キャット”が再び活動を開始したというニュースが舞い込んできた。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
ヒッチ作品の悪いトコといいトコが両方綺麗に出た作品な気!
 
・いいトコ…常に捕まりそうで油断できないハラハラ感!味方だと思ってた奴が裏切り者なのが最後の最後で判明するプロット!
 
・悪いトコ…なんでいきなり恋に落ちとんねん!という段階踏まない御都合ロマンス!犯人が超簡単に自白!とりあえず腕力すごすぎ!
 
 
そして邦題!ダサい!
「成金」って何やねん。
ジョンがかつて泥棒稼業で財を成していい暮らししてるから、
ジョンのことを言ってる邦題なんだろうけど、
 
作品の内容にそこ全く関係ないやろ。。。。
 
こういう邦題付ける人って、
最初の5分しか観てないんじゃないか説さえ提唱できるわ。
 
 
ストーリーは特にこれといった特筆点はないけど、
だいたいの場合「めっちゃすごい冤罪から逃げながら真犯人を探す」
がヒッチによくあるやつだけど、
「冤罪が上塗りされ続けるのを防ぐ」っていうのはちょっとだけ新しい。
ちょっとだけだけど。
あと、保険屋が最大の協力者ってのは珍しくてすき。
 
盗品が出ない以上、
「手口が同じ」だけで逮捕できないんだから、
そもそも初動の段階で逃げんなよ!!
 
しか無かったのが、
最初からいまいち感情移入できなかった最大の原因。
なぜ逃げた?
 
 
ダニエル役の女のコ、
誰かに似てるのずっと思い出せなかったんだけど、
これ書きながらようやくわかったわ。
あれだ、
女子プロの里村芽衣子だわ。
 
やっぱりあの顔は身体能力高いのか。。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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