film0202: THE SEVEN YEAR ITCH (1955)

April 25 2020 00:23

THE SEVEN YEAR ITCH
邦題「七年目の浮気」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.32
国内映画レビューサイト偏差値:3.26
海外映画レビューサイト偏差値:3.44
だい評点:★★
USA
1955年6月1日公開
監督:ビリー・ワイルダー
出演:トム・イーウェル、マリリン・モンロー etc
製作:チャールズ・K・フェルドマン・グループ
配給:20thセンチュリーFOX
◎ゴールデングローブ主演男優賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
マンハッタンの小さな出版社で働くリチャードは常人離れした想像力の持ち主で、その想像力を活かした過激な売り文句とカバーデザインで退屈な古典さえも売り上げを伸ばしてしまう敏腕編集者だ。マンハッタンでは妻子を休暇に送り出した夫たちが女性を追いかけ始める中、彼は浮つく気持ちをなんとか自制していたが…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
超有名な作品だから、観るまでは全く気にもかけてなかったんだけど、
観てみると、邦題にどうしてもわずかな違和感がある!
 
Itchってとこが大事なんだと思うんだけどなぁ。
リチャードの、
「自制しながらもついつい芽生える邪な感情」
っていう微妙な感じが肝なわけでしょ。
 
なんか、あれを「浮気」って断じちゃうのは違う気がする!
 
もちろん、
そもそも邪な感情を持つ時点でダメではあるんですけどね。。。
 
 
ストーリー自体は別にどうでもいいやつ!
有名な、スカートがぶわぁぁぁぁってなるシーン、
あぁ!この映画か!って思ったけど、
偶然なっちゃうのかと思ったら、意図的だった!
 
っていうか、
歯磨き粉の効果がどーのこーの言って、
簡単にキスしちゃダメでしょ。。。
なんかその辺の軽さが俺には合わなかったな。
 
リチャードの妄想力の強さゆえに、
いろいろ最悪の事態を想像して自制する、
っていう設定は良かった。
現代だったら妄想族って言われるやつ。
そう言えば、ヒップホップグループの妄走族ってどこ行ったんだろ。
 
 
でもね、
最強にキャラ立ってたのが、主人公でもマリリン・モンローでもなく、
どう見ても絶妙なキモさの髭の管理人なんだよなぁ。
 
どっかで見たことあるよね、
と思って調べたら、
第十七捕虜収容所のアニマルだった!
 
めちゃめちゃいい役者なのに、
Wikiで調べたら日本語版では同姓同名のプロレスラーの項に飛ばされたわ。
かなしい。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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