film0191: SPELLBOUND (1945)

April 08 2020 14:35

SPELLBOUND
邦題「白い恐怖」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.54
国内映画レビューサイト偏差値:3.44
海外映画レビューサイト偏差値:3.73
だい評点:★★
USA
1945年10月31日公開
監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック etc
製作:セルズニック・インターナショナル、ヴァンガード・フィルム
配給:ユナイテッド・アーティスツ
◎アカデミー作曲賞
◎NYFCC女優賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
精神科の女医コンスタンスは、精神不安定で男性に色目を使う患者に手を焼きながらも、診察を機械的に行っていた。彼女はかつて恋をしたこともない理論派医師であり、自分に言い寄る男たちの行動も理解できないでいた。ある日、勤める医院に新院長が着任することとなり…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
最近やたらヒッチを観てる気はするけど。
でもやっぱね、安定して面白いのよ。
ハラハラさせるストーリー作りの天才でしかない。
 
でもな。
 
 
簡単に惚れすぎやねん!!!!!
 
 
ヒッチの作品のお決まりとして、
いつもなんだかんだ結局惹かれ合って~。
ってのはあるけどさ、
 
秒やん秒!!!!
 
 
いや、これがもともと恋多き女、とかならわかるよ?
恋をしたことがなく、
キスしてくる男に「そのような感情は興味深い」なんて冷静に分析してたやつが。
 
秒で惚れるか!!!!
 
 
あまりの急な発情に、
視聴者置いてけぼり!!!!
 
いくら何でもさぁ、
急な逃避行に出て、その間仕事どうする気なの??
行動飛びすぎてて共感抱く間も無い!
 
 
前院長もさぁ、
職を追われたくないのか、エドワーズが嫌いなだけなのか、
そのへんの動機はっきりしないうえに、
 
行くスキー場なんてどうやって嗅ぎつけたんや!!!
 
しかも!
偶然にもエドワーズが崖に落ち、
偶然にもバランタインが記憶喪失になるという都合の良さ!
 
これはあかん、これはあかんぞヒッチ…。
 
 
あとね、邦題がだめ。
限界までだめ。
せっかく「SPELLBOUND」って原題が、
ダリのアートディレクションにぴったり合ってるのに、
白い!恐怖とな!!
邦題担当した人はマジで大反省してほしい。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo