film0190: THE LOST WEEKEND (1945)

April 08 2020 13:46

THE LOST WEEKEND
邦題「失われた週末」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.62
国内映画レビューサイト偏差値:3.49
海外映画レビューサイト偏差値:3.90
だい評点:★★
USA
1945年10月5日公開
監督:ビリー・ワイルダー
出演:レイ・ミランド、ジェーン・ワイマン etc
製作・配給:パラマウント
◎アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞
◎カンヌ映画祭パルム・ドール、男優賞
◎ゴールデングローブ作品賞、監督賞、男優賞
◎NBR男優賞
◎NYFCC作品賞、監督賞、男優賞
 
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
兄の家に居候している作家志望のドン・バーナムは、アルコール中毒からの脱却のためにと兄が計画した実家への週末旅行の荷造りを急いでいた。兄に見つからないように窓の外に吊り下げて隠したウィスキーを荷物に忍ばせるため、兄の目を逸らそうと策を巡らすものの…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
さすがビリー・ワイルダー!
さすが!さすがなんだよ!
目を離せないスピーディな展開。
不安を煽るような不穏なBGM。
ちょっと小粋な台詞の数々。
 
でもな。
でもな。
 
主人公がクソ人間すぎてイライラするぅぅぅう!!!!!
 
 
あのね、
兄弟や恋人にまで嘘をつく、
掃除婦の給料をくすねる、
酒を買ったのをばれないように小細工する、
心配して徹夜までしてる恋人を放置する、
女引っ掛けたうえにすっぽかす、
恋人の両親との約束もすっぽかす、
病院から隙を見て脱走する、
 
あげくの果てには、
無銭飲食のうえに隣の客のバッグを盗難。
恋人の想い出のコートまで勝手に質入れ。
 
 
キ ン グ ・ オ ブ ・ ク ズ
 
 
いいか。
90分もこんなクズ所業をずっと見続ける身にもなれやぁぁぁ!!!!
 
 
33歳にもなって、
「ぼく、ゆうめいなさっかになるのがゆめなんだ!」
で、
兄に養ってもらって、
恋人に鬼畜の如き所業。
 
人類の最底辺!!!!!
 
というか、
 
 
生物の最底辺!!!!!
 
 
兄が「いっそ死んでくれたらありがたい」って言うのに対し、
ヘレンが「なんてことを!」
って言うけどさ、
 
そりゃ思うだろ!
むしろ殺さないどころか面倒まで見てる兄よ。
もはや神と仏を超えた存在とまで言えるわ。
 
 
レビューとか読んでるとさ、
ドンの気持ちがわかって~、とか、
身につまされる~、とか書いてる人たまにいるけど、
 
この気持ちわかる人、マジやばくね?
 
 
前述したようなクソ所業、
わかるぅ~★
とか、
酒入ってるから仕方ないよネ★
とか思う人って、、
 
 
害 悪 な の で は
 
 
いやね、アル中になってしまった人が、
もう理性の無い毒々モンスターになるのはね、
わかるんです。わかってます。
 
だからこそね、
周囲はきちんと強制入院させて!!!!!
 
人権ガー、
とか、
本人の意思ガー、
とか。
 
 
ゾンビに意思があるのか!!!!!
 
 
人の肉を求めて彷徨うゾンビに、
ゾンビだから仕方ないよネ★
って言えるのか!言ってみろ!
 
もうね、病気なの。
理性を失ってるモンスターなの。
周囲が捕捉して治療しないとダメなの。
夢が~、
とかそんなんじゃ立ち直らないの。
 
 
周囲が甘々なんすよ。
言っとくけど、出版契約も無いようなやつは作家じゃなくてただの無職だぞ!


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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