カテゴリーアーカイブ: ふたり。

手を振る。

April 01 2006 23:35

僕らはみんな、何かに憧れて生きてきて、
でも、それはとてもむつかしいから、諦めたくもなるし、
でも、それはとてもむつかしいから、諦めたくはないし。
だから、君はあっち。僕はこっち。
諦めたことで不幸になる二人もいれば、
諦めなかったことで不幸になる二人もいる。



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朝の街で、何が見えたかな。

March 06 2006 23:10

なんだか懐かしいなぁ。
 
いろんな思い出が詰まっていて。
いい思い出も。悪い思い出も。
 
いつだかの1月だか2月の早朝のあの場所のことは、
少しずつ色褪せながらも、まだちゃんと覚えているし。
もちろんその前のいろんなことも。
 
今では、店もほとんど変わって、
記憶に残る風景のほとんどはもう無くて、
俺の中のあの頃の気持ちが、拠り所を無くして。
 
「まだ覚えている」なんて、
その言葉の意味を、まだきちんと消化できないのは何故。
もともとは全く同じ一つのものを指していたお互いの記憶が、
今では違った色を持って、違った空気感を持っているんだろうし。
 
手を伸ばしても、何もかもがもうずっと先に進んでいる。
記憶と現実をリンクしようなんて、そんなのは、
無意味で、
無力だ。



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「ぼくら」。

February 25 2006 23:11

世間的に許されないことと、
環境的に許されないことと、
自分的に許されないことは、
それぞれ少しずつズレがあるから、
そのズレてる部分をどうしたいのか、
それはしっかりと考えて欲しい。
世間的にも環境的にも許されないけど、
自分はきちんと納得してできること。
世間や環境に盲目的に合わせるんじゃなくて、
自分の中でそれが大切な自分の一部ならば、
世間や環境に対して上手に隠匿しながらの、
密やかな楽しみってのを、大事にして生きたい。
それは、これからも、変わらない。



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巡り逢わなかったひと。

February 09 2006 10:20

自分のいろんな率直な思いとか、そういうの。
状況が許さないことだって、もちろん、ある。
だから言ってみたいのさ。
「生まれ変わっても一緒にいよう」
じゃなくて、
「生まれ変わったら一緒にいよう」
なんて言葉、知ってたかい?



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運命論。

February 05 2006 03:06

運命というものがあるとして、
人は当たり前に、運命の人じゃない人とでも、恋に落ちて、抱き合って、
ほとんどの場合、一生一緒にいるのは、運命の人じゃない人。
運命の人は、運命の人じゃない人と比べて、
落ち着くとか、心地よいとか、すごく不思議な感覚で、
その人こそが運命であることを実感したりするけれども、
だからといって、運命の人と、必ずしも恋に落ちるとは限らない。
守らなければならないものとか、
逃げられないものとか、
いろいろあるから。
 
でも、二人はそれに気付いてるから、
とても、
せつない。



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最後に。

February 03 2006 01:20

再会して、いろいろ話して、そんで結局行き着いた俺の中の感情とか。
それは陰に陽に伝えたつもりではあるので、わかってるだろうけど。
でも、お互いにお互いの人生があるわけやし、そんなんは、それはそれ。
俺は俺で、すっげーいいコ(それでいてお前に似てないコ)を見っけて、
そんですっげー幸せになっから、お前もすっげー幸せになれ。
この件、以上。
えいや!って一歩踏み出したら、今いる場所はもう過去のこと。
振り返る必要も無い。
さぁ新しい一日。



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無作為ヘジテイト。

January 31 2006 21:54

欠陥だらけの俺の美意識に、また一つ新たな欠陥が加わって、
そんで俺の頭でポーレチケのように回りまわって、
どんどんダウンな方向に押し流してくわけだ。
 
じゃあ、どーすりゃよかったの、なんて、
しなかったらそれはそれで後悔、したらそれはそれでネガティヴ。
そんなんじゃ、どっちでも結局一緒なわけじゃん。
 
だったら、自分の中で、なんだかんだの理屈で正当化して、
自分勝手に考えて自分勝手にふるまってくしか無いわけで。
そしたら、意外と上手く回ったりして、なんて。
 
向こうのことも考えずに、そんなことを考える自分。
それが嫌で、結局は足を動かす気力も無くなってるし。
自分の理想を自分で崩すことに気付いてなかった。
 
寝転がって見えたのは、少なくとも幸せではなかった。



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見上げれば、雪。

January 29 2006 22:51

雪の降る街で思ったどうでもいいこと。
雪の降る街で出会う人。
雪の降る街で別れる人。
人それぞれ、笑ったり、泣いたり、いろいろある中で、
俺にとっては、雪の降る街には、別れたほうの記憶しかないなぁ。
でも、雪の降る街で、寒ぃー、なんて独りごちながら、ポケットに手突っ込んでさ、
街頭から落ちてきた雪に、冷てっ!なんて。そんな。
 
雪の降る街がどうしても嫌いになれないから、
あの日の記憶も、不思議と嫌いになれないまま、
今年もまた思い出す。



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