カテゴリーアーカイブ: 人はいつも。

他者の常識と自己の価値観との間に立ち聳える境界の壁に悩める者へ。

June 27 2004 23:03

結局は、他者に対する思いやりの気持ちと、自己に対する呵責の感情こそがその根源なのであって、その二つの要素の導き出す結果として、自己を曲げざるを得ない、ひいては自己を見失う所にまで行き着くのだと思う。
でもそれは同時に「他者への思いやり」という人間が最も誇るべき美徳を自分が備えていることに気付かなくてはいけない。
自己嫌悪に慣れすぎた心は、何らかの理由を頭の中で捻り出して「そんなことないし」なんて否定しちゃったりもするけど、でも、見る人が見ればわかる。わかるから。
そんな部分を持った人間ほど、他者との関係の中で傷つきやすく、また同時に、そんな自分に気付きにくい。
人間なんてみんな利己的なもので、自分の価値観だけを物差しにして、他者の価値観の存することすら忘れたりする。
そんな中で、他者の価値観の存在を痛いくらい気付いてるからこその「自分を曲げる」という無意識の行為。
 
いいのにさ。もっと自信過剰で。もっと攻撃的で。もっと傍若無人で。
それは決して悪いことなんじゃなくて、理解されにくいだけ。
だから。



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些細な事。

May 10 2004 23:19

まぁ、みんないろいろあるのね。あれだけ上手くいってるっぽかったのに、もぅ諦めるだなんて言っちゃってるしさ。何があったかは知らんけど、人それぞれの気持ちがすれ違ったり何だったり。
過ぎりゃ全部笑い話。
過ぎないうちも、笑い飛ばしときゃすぐ過ぎる。



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IT’S NOT FAR。

November 03 2003 23:32

自分への疑問を持ちながら、自分への疑問を持たずに生きる。
自分の中で消化できないことを、自分の中で消化できないという事実のもとに自分の中で消化することで、自分への疑問を持っている自分への疑問を捨て去ることができる。
 
月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり。
旅の恥はかき捨て。恥をかいても、転んでも、そんなの気にしてるのって実は自分だけだって。
だから、転ぶのを覚悟で、悪路を全力で走ってみる。
そのほうが、最後に行き着く場所はずっと高い所。
 
 

言葉にすりゃ簡単な百や二百の挫折を恐れんな
恥を恐れて自分隠し生きるのなら 胸張って Mi Say 恥かきな
行動開始 自意識過剰が全てを可能に出来るかも
ようは考えよう いっぱいの失敗は絶好の成功の元だもの

やれるだけやったりゃいいじゃない
やりゃ出来ますとも It’s Not Lie 何もかんも Mi Say It’s Not Far
駄目もとでやったりゃいいじゃない
やりゃ出来ますとも It’s Not Lie どんな夢も It’s Not Far
(CHOZEN LEE「IT’S NOT FAR」)



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結合素。

April 23 2002 01:30

他人に依存してもいい部分は、躊躇いもなく依存するべきであって。深く考えることじゃない。
人間の精神力にキャパがあるとすれば、無駄な所で無駄なプライドや、見栄や、間違った自立心でそのエナジーを使って、そのせいで夢や、目標や、そういうものに邁進するエナジーを失ってしまうとすれば、それは非常に勿体なく、それは非常につまらなく。
人間である以上、誰だって弱い所はあるわけで、自分の弱い所は弱さとして認めることこそ重要で。そしてその上で、その部分を支えたり。支えられたり。それに疑いを持っちゃいけない。そう思う。



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ゴメンネ。

October 14 2000 21:18

単純なことを複雑にするのはいつだって間違ったことだとは思わないけれど、そんな考え方が自分の視野を狭めていることだけには気付いて欲しいとは思う。

ゴメンネ 不安で縛って窮屈にさせて
だけどね 心から愛してたんだよ
(rough laugh「ゴメンネ」)



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誤謬。

October 04 2000 20:56

経験則に無い痛みに襲われたとき、精神を支える細胞は壊死していくに違いなく。
ましてそれがルーチン・ライフを送ってきた人間であればなおさらのことで。
免疫が飽和した人よりはまだましだと自分を誤魔化す愚かな行為。



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ハードボイルドの秋。

October 01 2000 21:48

10月。早い。
思い出すのは、小野小町のあの有名な歌。
 
はなのいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに
 
そんな気分。
0歳から数えて23回目の10月。どうなることやら。
 
 
まあ、気長に頑張っていこう。
誰かが言ったよね「時の過ぎゆくままに」なんて。
時は全てを変えていくのに、全ては時を変えれない。
そんな不可逆な理が、ちょっと恨めしいかも。



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