縁カウント。
この世で出逢う人と人には必ず何らかの縁があって。
でも、縁なんてものは、そのままではなんの力もなんの意味も持たない。
そこにどういう意味を持たせるかは、自分次第だ。
じゃあ俺は、いったい何人との縁に何らかの意味を持たせることができているのか、という部分。
この世で出逢う人と人には必ず何らかの縁があって。
でも、縁なんてものは、そのままではなんの力もなんの意味も持たない。
そこにどういう意味を持たせるかは、自分次第だ。
じゃあ俺は、いったい何人との縁に何らかの意味を持たせることができているのか、という部分。
誰かの誰かによる他の誰かのための生き方なんて、まっぴら。
俺が俺のために何かをして、それが他の誰かのためになんてなるわけねーし、
もしかしたら俺のためにすらならねーかもしれねーし。
そんで、うんぬん。
出会いの先にあるものは、多種多様。
それをどう感じ、どう受け容れる?
信じるしかできないから、それでいい。
今日、レジ上げなぞをしてる時にカヨちゃんと話したこと。
若い頃は友達の大事さってそんなに実感しないんだけど、大人になるとだんだん身に染みてわかってくるということ。
うーん同感。
つってもカヨちゃんはまだ23だけども。
そんで話したのは、
俺ってこういう性格だし、
友達少ないほうだと思ってたんだけど、
意外とそんなに少ないほうでは無いのかも。
多いほうでは決して無いけれど。
そしていつも救われてばかり。
感謝してます、まいふれんど。
この場を借りて。
いつか、その分だけちゃんと返せるようになるから。
若い頃はさ、夜中に電話して、話すことも尽きずに、受話器持ったまま二人とも寝ちゃったりとか。
それが、今は、そんな情熱は、きっと、持てない。
人間の心にキャパがあるとすれば、あの頃のそんなスペースは、今はいったい何が占めているのか。少しずつ、いろんなものに均等に割り振られたりしてるのかな。
大事なものを一つ得たら、大事なものを一つ失う。そんなことはわかってるんだけど。
あの頃のあんな気持ちが懐かしかったりもする。
風はまだ冷たかった
僕ら初めてキスをした
それでも、それだけで、ぬくもりがふたり包んでた
秘密を打ち明けるようにして身体重ねあった雨の日抱きしめあって、確かめあって、それが恋だった
言葉だけじゃ足りなかった
疑いあって、傷つけあって、それが恋だった
君はひとりで街を出た僕だけが街に残った
胸に詰まる若葉の青
あれから、ねぇあれから、この季節が来るたびに抱きしめあって、確かめあって、それが恋だった
満たされるものじゃなかった
疑いあって、傷つけあって、それが恋だった
あのまま時は止まったいとしさに声は枯れた
孤独が僕を放さない
今でも、これからも待ちきれなくて、待ちきれなくて、それが恋だった
誰かのためじゃなかった
それが恋だった
(谷口崇「それが恋だった」)
52度41分よりちょっと大きいくらい、左斜めによじれた俺の羞恥心。
それを限りなく収縮させて、そんでゼロの質量を持つようになったら、
霞んでいく自尊心や勇気は、青くゲル化するものなのだろうか。
忘れかけてた感情が溢れ出て、
そんで僕らは煉獄へ落ちるんだ。
一つ一つ忘れていく度に、
一つ一つ罪が消えていく気がしていた。
明日も、
明後日も、
希望と絶望に満ちている。
俺の肥大化した自意識は、俺の小さな歩幅よりもちっと速いスピードで、
俺の中のねじ曲がった散弾を迷惑なくらい拡散してさ。
そんで、どーしょもない自責とか卑下とかで、俺の欲望を極度に矮小化して、
結局何も無かったようにアハハ。なんて笑って終わるのな。
そんで、何も知らないあのコも、全部わかってるあのコも、
みんな何もなかったのと同じ振る舞いで、ウフフと笑う。
それは、
とっても、
欺瞞に満ち、
そして、
とっても、
純粋な、
ものなのです。
懐かしいあの景色を見た。
時間の流れが全て埋まった気がした。
もう二度と見ることはできないから、
俺の時間は今日で止まる。
たぶん、あの時の気持ちに、二度とは、なれない。
基本的には強い人間じゃないから。弱弱だから。
いつもは気ぃ張って、やっちゃるー!なんて思って、前だけ向いて一心不乱に走っていたって、
ふと周囲を見回した時に、誰もいない中に独り。
なんて寂しくなることは、ある。
咳をしても、欠伸をしても、泣いても悪態ついても、やっぱ独り。
それはしょーがないことなんだけど。
誰かのことが羨ましくなったり、嫉んだり、
そんなみっともねー思いに頭掻きむしったりして。
風速いくらの中で、あー誰かと一緒に支え合っていけりゃぁなぁ。
なんて、ないものねだりをすることもあるけど、
でもメソメソ泣くのはそんな引きずってられない。
今まで通り、俺は大丈夫!なんて思い込んで、自分励まして、つらいことも全部噛み殺して。
独りでもいられるような強い人間になるしかねーじゃん。
今はまだ対極だから、思い込みで、自転車のように前に行く勢いだけで、倒れないでいるのが精一杯。
そうやって、少しずつ、河を渡っていけるかな。っていう期待込みで。
自己の中で最も重要な場所に位置するべき存在の不在は、ひどく深刻で、ひどく空虚だけれど。
思ったことをすることは、とても簡単だけれど、
思ったことが叶うのは、とても難しい。
そんな隙間の中で、滑り落ちる手をこらえて爪を立てながら、
嘆いたり、もがいたりしてばかりなんだ。
すごく苦しいけど、
だからといって逃げてもいられない。
結局俺もそうで、いつだって誰かを守りたい症候群。
誰かを守っていないと落ち着かない。
他人にはなんだ真っ当な理屈で、もっと冷静になれよ、なんて諫めてみたりしても、
実際は俺自身もまだ、恋に恋したい心ってのぁ残ってるのさ。
100年ロマンチストだもの。
でもさ、だからこそ、譲れない部分があるから、もぅいーや、って思うし。
求める理想ばかり高くなりすぎた27ピースの中途半端な完成図。
余程な事がない限り、俺の琴線は微動だにしないのかも。
そんなジレンマ。
相反する俺の中の感情は、いつだって激動だ。