film0179: VERA CRUZ (1954)

March 22 2020 11:26

VERA CRUZ
邦題「ヴェラクルス」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.44
国内映画レビューサイト偏差値:3.44
海外映画レビューサイト偏差値:3.44
だい評点:★★
USA
1954年12月25日公開
監督:ロバート・アルドリッチ
出演:ゲイリー・クーパー、バート・ランカスター etc
製作:ヘクト・ランカスター・プロダクション
配給:ユナイテッド・アーティスツ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
元南軍将校のベン・トレインは、傭兵となって金を稼ぐためにフランス干渉戦争で内乱状態にあったメヒコに流れ込んだ。その途上で馬の脚が折れてしまい、仕方なく歩いて旅を続けていたが、そこに2頭の馬を連れた男を見つけ、1頭を売ってほしいと交渉するが…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
まあ、何て言うか、
ベンとジョーの賞金稼ぎ同士の複雑な友情というか共感というか、
そういうのを描いた作品だけども。
 
ゲイリー・クーパーがキャラ合ってない!!!!!
 
クーパーに勢いがなさすぎて、
ベンのどこにジョーが共感を感じたのかさっぱりわからん!!!!
 
それでいて急に女には興味示すし、
なんかクーパーがベンというキャラを全然活かせてない感じしかしない。
 
逆にバート・ランカスターがハマりすぎぃぃぃぃ!!!!!
 
あのニヤニヤ感とか、
無法者のふてぶてしさの表現上手すぎやん。
地上より永遠にの時のキャラより全然良かった。
ヒール向きかな?
 
 
内容はわりとどうでもいい。
たいそうなテーマがあるわけでもないから、
ザ・娯楽作って感じ。
このプロットなら、登場人物一人一人の心の動きとかもっと深掘りできたと思うけどなー。
 
フランス干渉戦争を舞台にしたウェスタンって珍しい気がするから、
その新鮮さはめっちゃあった。
 
それにしても、
最近よく観るけどアーネスト・ボーグナインって小悪党みたいな雰囲気醸し出してていい役者よね。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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