天秤で量れるものは、重さのあるものだけ。

August 04 2005 20:50

他人の幸せと自分の幸せが、相反する条件である場合での行動規範をどう考えるかという件について。
 
それが相反する条件の下に成り立つ場合、どちらかを優先せざるを得ないわけで。
相手を優先するか、自分を優先するか、
そこの選択が問われるのっぴきならない立場に追い込まれるわけだ。
そして、俺は、
恥ずかしながら、多くの場合相手の幸せを望むという選択をすることができない。
 
完全に相反する条件でなければ、相手の幸せがとても嬉しい気持ちになるものなのだけれども、
完全に相反する条件であれば、それはイコール自分の不幸に繋がるわけで、それを受け入れることができるほどまだ大人になれてなかったりする。
とはいえ、自分を優先してしまうと、相手の悲しむ顔に必然的に曝されるわけで、それはそれで非常に心苦しいものもあり。
でもそれは仕方の無いことで、それを否定するのは必然だと思うし、
といえ、それを無批判的に肯定するのは偽悪だと思う。
 
その辺りをどう考えるか、バランスの未だに取れていない俺は、まだまだ浮ついたスタンス。
自分のことすらわからない自分の、精一杯の抵抗をできるだろうか。
するしかない。


Categories: 考える。

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