ディレッタント、世に憚る。

March 14 2012 15:46

今日、
すごく嫌なイベントが、ある。
 
 
課の新人歓迎会。
 
 
ワタシは、
決して社会性ゼロの人間ではないので、
仕事上、
ビジネスマンとして最低限必要な人間関係を構築することは、できます。
 
 
しかしだ。
 
これが飲み会ともなると話は別だ。
 
 
 
 
何を、
話せば
いい?
 
 
 
という、
コミュ障の悩みが尽きることは無い。
 
 
基本的にはいつも、
隅っこに席を陣取り、
ただ黙って飲み食いをしているのがスタイル。
 
俺自身はそれで全く問題は無いのだが、
 
問題なのは、
その結果ゆえに、
俺はものすごく暗い人だと会社では思われてるということだな。
 
 
 
ウチの課の上司は、
いわゆる太鼓持ちみたいなのが好きなので、
その讒言によって、
社長から何度かお叱りを受けたことがある。
 
「せっかく能力は高いのに、お前の性格じゃ能力を発揮できないだろ!もっと明るく積極的にコミュニケーションを取れ!」
 
3ヶ月に1回くらい社長室に呼び出されてこんなこと言われたりするわけですが。
 
 
 
 
いや、まぁ、根暗なのも事実ですけども。
 
でもさぁ、
共通の話題が全く無い人たちと、
どう話していいのかというのがわからない、
という俺のコミュ障のほうがデカいかなぁ。
 
 
 
どんな話題にも決して入っていかないので、
TVを一切見ない人、
音楽を一切聴かない人、
映画とかも一切見ない人、
グルメみたいのも一切興味無い人、
 
コンサドーレの試合を見に行ったり、
なんかあちこち旅に出てるだけの人?
 
なんかサッカーと旅行以外は全くの無趣味~
みたいな感じで思われてるけど。
 
 
どうすればいいかね?
 
 
 
もともとべしゃりもあんま得意なほうじゃないんで、
黙ってるなら黙ってるのが自分的には楽なんだけど、
 
いちおうね、
このままならお前、クビだぞ!
と、社長から解雇宣告も受けてるので(笑
 
次の仕事見つかる前にクビは困るからなぁ。
 
 
 
 
幸い、友人諸氏とは、共通の趣味や価値観のひとがたくさんいて、
ブギウギ専務の話だったり、
コンサドーレの話だったり、
各地の美味しい店の話だったり、
SUGIURUMNやMansfieldの話だったり、
ファイヤーエムブレムの話だったり、
西洋画の話だったり、
昔の少年誌の話だったり、
東欧映画の話だったり、
ボトムズやダンバインやバクシンガーの話だったり、
イカ天の話だったり、
好みのタイプの女のコの話だったり、
 
そーゆーの話したりとか、
けっこう楽しい時間を過ごさせていただいておりますけれども。
 
何故か、
会社には共通の趣味や価値観のひとが全くいないという事実。
 
この差はなんだ??
 
 
 
 
趣味人は趣味人のプライドとして、
「他人の趣味を否定しない」
という絶対律を持ってはおりますので、
自分のわからない他人の趣味の話も、
「へー、そうなんだー!」
と受け容れるようにできてるのですが、
 
趣味人じゃない人は、
趣味人の趣味に対して、
ものすごく及び腰というか、
おぞましいものを見るような態度でやってくるので、
趣味人は黙って生きるしか無いのですよ。
 
 
というのを、とっくに理解してるからこそ、
ゼノンが言うように、
「隠れて、生きよ」
を是としてきたわけですけれども、
 
 
隠れて、生きるな。
と言われると、どーしていいのやらと、
そして、僕は途方に暮れるわけです。
 
 
 
 
そんなこんなでね、
会社の飲み会とか、
あー!憂鬱だ!
としか。
 
お開きの後、
そのままいつものBARに一人でフラっと行って飲み直しですばい。
 
 
 
趣味人のみんなは、
どうやってんだろ?


Categories: 考える。

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