とあるうた(1)。

September 22 2006 01:01

G.RINA「ロケット」

僕はかつてロケットに乗ることを夢見ていた。
輝く宇宙に向かって!
大量の燃料を使って、友達や家族を見下ろして、
僕は夢をかなえる旅に出た。
 
しばらくすると、燃料はすぐに燃え尽きた。
そして僕のまわりには誰もいない。
真っ暗な果てしない空洞の中、
僕はこれといった答えも見つけることができずに孤独だった。
 
憧れってこんなものだったっけ?
僕は目を閉じて、
川べりで君と夜空を見上げていた頃を思い出す。
 
ようやく僕にとって、
豪華なロケットは必要でなくなったのかもしれない。
いつか僕は最もまばゆいものを心のなかで見つけるだろう。
 
(Lyric : G.RINA)

 
今、自分の見ているものは何?
自分が欲しているものは何?
自分が今いる場所は本当に自分が求めているものなのか。
それは絶えず確認していなければならない。
 
それは何故なら、
自分の思っている自分が、
実は本当は他人が規定した自分だからかもしれないからだ。


Categories: 考える。

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