誤嚥。

August 08 2018 21:41

喉元を過ぎれば、熱さも忘れるってさ、
先人たちはそう語り継いできたわけだから、
それはきっとそうなんだろう。
 
じゃあさ、
今はまだ喉元?それともようやく過ぎたとこ?
過ぎたのだとしたら、どれくらい経てば熱さを忘れるかな?
 
熱いかどうかもよくわからなくて、
なんだかとっても良くないのだけは自覚していて、
痛みも感じないくらい麻痺していて、
熱すぎて爛れた喉だけがそこにあるのだろう。
 
それならいっそこんな喉は掻き切っておくれよ。
とふと思ったけど、
きっと、ずっと先に、美味しいものを美味しいって、
そんな純粋な気持ちでもう一度味わうために、とっとこ。
 
 
喉元を過ぎれば熱さも忘れるってさ。
さあ。
忘れよう。


Categories: 思う。, 自分という存在。

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