しあわせなはじまり。
ホントね、
ホントにね、
幸せ者だよなって思うよ。
誕生日にそのまま帰って、
適当に料理して、
適当に寝るだけなのもなんだかなぁ、
って思って。
でも何となく構えた感じなのも嫌だし、
気の置けないふれんずとただ一緒に楽しくお話できればそれで良かったから、
誕生日なのは黙って、一緒に飲みに行く人を前日に募ってみたりして。
ざきちゃんとよしのが来るって言うから、
わーい、この2人となら間違いなくホコホコ過ごせるな、って思って、
そしたら夜になって、ゆのさんから
「地震で多忙だったかわけいさんを癒す会を明日やるんですけど、だいさんも来ませんか?」
って連絡が来て、お互い少人数だから合流しよ、ってことになって。
んで今日さ、
仕事が終わって、
店に入って、
6人でワイワイくだらない話をしてさ、
1時間くらい経った頃にさ、
マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰もさ、
一言も何も言ってないじゃん!
「今朝になって、だいさんそういえば誕生日じゃん!って気付いたんです!だからね、みんなに急いで連絡してウフフ」
うれしい。
ただ大好きな人たちと一緒に過ごせればいいな、
って思ってただけなのに、
サプライズで、
プレゼントまでもらって、
こんなんずるいじゃん!泣くの当たり前じゃん!
みんなから見たら、下手したら一回り以上年上のおっさんがさ、
いつもろくでもなく笑って、
いつもろくでもなく楽しんで、
何の手本にもなってない、
何もしてあげられてない、
そんなしょーもない俺がさ、
こんなん、
こんなん、
幸せすぎてもう、何なんだろうな。
俺、何も持ってない人間だけど、
周りの人に恵まれてる運だけは、
同じ40歳男性の誰よりも持ってる自信はあるよ。
だって、
こんなに大好きな人たちが周りにものすごくたくさんいて、
そんな大好きな人たちとこうやって特別な日を過ごせる。
もうね、
全力で幸せを噛み締めて大事にしないとバチが当たるよ。
こんな40歳の始まりの日。
いい年になる予感しか無いじゃんこんなの!